7月：演奏試験【永遠のトライスター Lv1 】
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「ふふっ。
試験でも落ち着いてできるなんて素敵です。
良い音楽を奏でられましたね」
「あ……今の聴いていてくださったんですね。
ありがとうございます」
本当は全然落ち着いてなんかなかったけど、
……本番でもちゃんと落ち着いてできるようにいっぱい練習しよう。
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「ねぇ、こっちにきて、ぎゅってさせて……。
僕の鼓動とあなたの鼓動が
ぴったりひとつに重なるように……」
「え……あ……あの……」
四ノ宮さんに、テストでパーフェクトを
出したことを報告したら、
すごく喜んでくれて……。
それは嬉しいのですが……。
あ…………。
ぎゅっと抱きしめられてしまいました。
嬉しいけど……ちょっと恥ずかしいです。 |
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8月：演奏試験【永遠のトライスター Lv2】 |
「わぁ、すごい！
これからも、一緒にいっぱい頑張って
夢を掴みましょう」
「はいっ！」
四ノ宮さん……。
さっきの演奏聴いていてくれたんだ。
上手くできてよかった。
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「あなたが愛しい。
ずっと、この手に抱いていたい。
あなたの「音」を奏でたい」
「わたしの音……？」
それが何かを尋ねる前に、
ぎゅっと抱きしめられてしまった。
他意はないのだとわかっているけれど……。
それでもやっぱりドキドキしてしまいます。 |
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9月：演奏試験【永遠のトライスター Lv3】 |
「今、僕たちはひとつになっていましたよね。
あなたの鼓動、貴男の吐息、あなたの魂すら
僕には全部感じられました」
「全部……ではないかもしれませんが
わたしも四ノ宮さんを感じました」
こんな風にずっと一緒に
「音」を紡ぎ出せたら嬉しいな。
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「こんなにあっさり最高の「音」を紡ぎだせるなんて、あなたは音楽の神様がくれた、
ただひとつの軌跡。僕の宝です」
「あ…ありがとうございます」
嬉しい。
嬉しいけど……。
宝は言いすぎかと……。
でも、ずっとそう思ってもらえるように
努力しますね。 |
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10月：リズムレッスン後期 |
「気に食わないことに変わりはないが……。
ちょっとだけ見直したぜ。
ただ、この程度で満足してんなよ」
砂月くん……。
テスト見に来てくれたんだ……。
認めてくれたのかな？
だとしたら嬉しいな。 |
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「ほう。
お前なかなかやるな。
みどころあるじゃないか…」
「ありがとうございます」
もっといっぱい頑張って
砂月くんに認めてもらおう。
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11月：学力テスト後期 |
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（眼鏡無し＆頬染め）
いい点数だったから砂月くんに報告しようと
思ったんだけど……。
（不愉快の表情に変化）
「そんな顔をするな……。
くそっ。俺はお前なんかに惑わされない。
絶対、お前……なんかに……」
「砂月……くん……」
やっぱりわたしのこと嫌いなのかな……。 |
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12月：作詞テスト後期 |
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「おめでとうっ！
ああっ、もうぎゅってしていい？
素晴らしい出来でした」
「えと……ちょっとだけなら
ぎゅってしても……いいです」
わたしがそう言ったら、
那月くんがとても優しく
わたしを抱きしめてくれた。 |
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1月：演奏試験【サザンクロス恋唄 Lv1】 |
「あなたと抱き合い、鼓動をひとつに合わせたら、
僕達はきっと『音』に溶け合える。
そう、思いませんか？」
「『音』に溶ける……。
本当にそうなれたら素敵ですね。
そんな演奏ができるようになりたいです」
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「あなたの耳は、どんな小さな囁きだって、
聞き逃さず、心へ届けてくれそうです。
そう……ですよね。僕だけの女神……」
「え……あ……はい……。
でも……女神様では……ないです。
そんなたいそうなものでは……」
わたしが照れると
那月くんが楽しそうに微笑んだ。 |
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2月：演奏試験【サザンクロス恋唄 Lv2】 |
「寂しさも、哀しさも、ともに分かち合って、
同じビートにのせることができたら、
僕達はまた溶け合えるのでしょうか」
「はい……。
どんなことも分かち合いたいと
そう思います」
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「……どうしてでしょう。すごいって思うのに
あなたを称えるための言葉が出てこない。
千のくちづけを交わせばわかるのでしょうか」
「千のくちづけ……ですか……」
それは……また。
ドキドキし過ぎて死んでしまいそうです。 |
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3月：演奏試験【サザンクロス恋唄 Lv3】 |
「あなたという素晴らしいパートナーに
出逢えたことを誇りに思います……。
さぁ、夢を叶えましょう」
「わたしも、那月くんとパートナーになったことを誇りに思います」 |
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（照れ顔）
「僕たちが出遭ったのは「運命」
紡ぎましょう夢を……明日を……。
永遠に続く僕たちの未来を…」
「はい」 |
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