クラナド 雑記 私はスペシャルDVDが付属している特典版を購入したのですが、DVDはゲームプレイ後に観たほうがいいと思います。 内容は声優さん( 渚、杏、椋、智代、風子、ことみ、春原、佑介、柊 )のトークでした。 ゲームの内容は、ひとことで述べるなら感動と恋愛の物語です。 登場キャラは多くて、ほとんどのキャラに感動系シナリオが存在するというのがスゴイ! 簡単に紹介すると、下記の人々との物語を楽しむことが出来ます。 ※渚の両親と芳野のシナリオは、隠し要素の『After Story』で楽しめます。 古河渚 ( メインヒロイン。芯が強いが穏やかな性格の少女 ) 藤林杏 ( 双子の姉。気性は荒いが面倒見がいい) 藤林椋 ( 双子の妹。控えめだけど実際は利己的だと思う ) 坂上智代 ( 生徒会長を目指す凛とした美少女 ) 息吹風子 ( 木彫りの贈物を配る、幼い姿と性格の美少女 ) 春原芽衣 ( 春原の妹。しっかり者で、兄を心配している ) 相楽美佐枝 ( 学生寮の若き寮母。さばさばした性格 ) 宮沢有紀寧 ( 包容力に富む。資料室で茶を出してくれる ) 一ノ瀬ことみ ( 本を愛している。無垢な不思議少女 ) 柊勝平 ( 中性的な外観と性格をしている ) 春原陽平 ( 主人公の悪友。気の毒なくらい、お笑い系 ) 幸村俊夫 ( 主人公の恩師でもある老紳士 ) 古河早苗 ( 渚の母。天然ボケだけど優しくて心根は思慮深い ) 古河秋生 ( 渚の父。破天荒で子どもっぽいけど頼りになる ) 芳野佑介 ( 飄々とした青年。詩人のような台詞を堂々と言う ) これだけのキャラのストーリーがあるので文章量は膨大ですし、シナリオ分岐条件が厳しいキャラもいるので、自力で全種エンディングを制覇するのは大変かもしれないけれど、たっぷりと遊べます。 感動系ばかりだと途中で疲れてくるんじゃないかと思っていたのですが、うーん。 正直、それは否定できないかな? なんというか 『無理やりハッピーエンドにしました!』 な匂いを感じる場面が多々あるのは、どうかと思うのです。 「この流れなのに、どうしてその結末になるの?」という疑問が先に立ってしまって、それまでの感動や動揺が台無しになったり。 そのおかげで、その後の別キャラ攻略プレイでは、どんなに相手が悲しげに振舞っていても、どうせ最期はハッピーでしょ? というような先入観が入ってしまって斜に構えたプレイ態度になったのもマズかったかも。むぅ。 いや、どのキャラも好きだから不幸になってほしいわけではないのですし、各種シナリオはどれも感動的でしたけれど。 あと、暗かったり感動だったりな文章だけではなくて、随所に散りばめられたギャグが! あらゆる不満を吹っ飛ばしてくれる勢いで笑かしてくれました。 ちょっとナンセンスというかシュールというか度が過ぎているというか、人によっては引いてしまうかもしれない内容も多いのですが、慣れてくると笑えるようになってきます。 特に、主人公の親友であり悪友でもある春原が面白すぎなのです。 ツッコミ速度は素早くてバイタリティーがあります。 シャレにならないくらい痛い目に遭いまくっても根に持ったりしない、いい奴です・・・ちょっと頭が弱くてアレな言動をやらかすこともありますが、根は善人だと思います。 そんな健気な春原に対して主人公は容赦なく、蹴飛ばされたところを蹴り返したり、悪戯したり、騙したりと、やりたい放題。 あぁ、春原よ、なぜ、そんな主人公と親友であり続けるんだい? 不憫な奴め。大好きだ(^・^)v エンディングも、春原との「ひいぃぃぃぃ」なシナリオに笑わせてもらいました。素敵すぎ。 途中で強制終了になっちゃったのが残念なくらいですよ。もっと眺めていたかったです。 ( 2006年 9月27日 ) |