ファイナルファンタジー 4〜8 雑記

※プレイを終えてから年月が経っていますので、心の思い出を語っています。記憶違いがあったらごめんなさい。


このシリーズで1番、思い出深いのは【W】でしょうか。
T〜Vもプレイしているはずなのですが、あまりにも古い記憶なので蘇ってきません。ソフト自体、もう手元にありませんし。

さて、このWで好きだったキャラはカインです。
主人公セシルの恋人、ローザに想いをよせることで心が蝕まれていき、敵に回ってしまうという心弱さがキュートです。

グラフィックもね。なんだか竜騎士らしくて格好いいというか、しゃがんでるときのポーズが可憐というか、愛しさが増す感じ。

一生懸命、ジャンプ攻撃してるのを見ると微笑ましく思いました。

そんな彼にはストーリー進行につれて何度も裏切られましたし、それほど強いわけでもないのですが、そこはそれ、愛の力で慈しみまくりです。

・・・愛を注いでいるわりには、彼が裏切る直前には装備を総て強奪することも忘れませんけどね。

とことん薄幸なカインに光あれ。と心の中だけでひっそり応援してみる。

Wにはカインを筆頭として魅力的なキャラがたくさんいます。

エッジの両親イベントと、バロムとボロムの石化イベントとかは涙が出ました。

哀しいシーンだというのに、実際にやってたのは『ぬすむ』でポーションを、せせこましく稼ぐって行為なので、その感動もイマイチ薄い気もしないではありませんが、好きなシーンだというのは本当です。ええ。

小ネタとかも笑えました。格闘家の妻が誇る『愛のフライパン』とか。

敵で思い出深いのは、迫り来る壁 ( HPが1になる技とか即死技とかを発動する嫌すぎる敵。ラスボスよりずっとずっとず〜っと強かった記憶があります ) との闘いでは、何度も挫折しそうになりました。

リディアイベントのボス、多面敵も苦労したかな。攻撃はたいしたことないんだけど回復魔法ケアルガの連発がキツイ。

跳ね返し魔法リフレクを活用しないと簡単には倒せないって気づくまで、ものすごく大変でした。

あとは終盤で出てくる金竜や銀竜で経験値を稼ぎまくったことでしょうか。

モンスター名とか超適当です。その他の記述も、古い記憶なので勘違いが混ざってるかもしれませんです。

ラストはハッピーエンドだったので救われた気持ちです。

ご都合主義だといわれようと気にするものですか。
プレイヤーが幸福な気持ちになれれば、それが総てでありベストなのだと私は思う。

カインだけ微妙に切なかったけど、そんな不幸さ加減が大好きです。
( というか金髪だったんだね、君。似合わな〜い、とか思っちゃダメ? )


【X】は、いまひとつ思い出が薄いです。

つまらなかったわけではないのですが多分、WとYが面白すぎたからだと思う。
記憶に残るイベントといえば、ファリスを守ったシルドラのシーンでしょうか。あれは泣いた(T.T)


【Y】も文句なしに名作! グラフィックも美しくて、やっぱり登場キャラたちが魅惑的なのですよ。

野生児ガウはモンスターを取り込むってシステムが斬新でした。仲間にするとき干し肉で捕獲するっていうのも笑えた。

普段は天真爛漫で純粋なガウだけに、この子の家族イベントが切なくて泣けました。
見なきゃ良かったと思わず後悔しちゃったくらい。
だけど本人は逞しく現実を受け止める強い子なので、そこがまたググッと胸を打ちます。

シャドウという忍びは仲間にしておくと彼の愛犬が戦闘に参加してくれたりして、可愛い。しかも主人より攻撃力が高い。素晴らしい!

でも脱出イベントでは、遅れてくるシャドウを待ちきれずに見殺しにしてしまったことがあります。ゴメン、本当にゴメン。
助けることが出来るなんて知らなかったよ!
それを知ってから、慌ててプレイやり直して救出するくらいには、お気に入りでした。

魔力が高くて頼りになるティナも好き。夢に向かって頑張っているロックも好き。

二枚目でリベラルな性格をしたエドガーは熱愛してる。チェーンソー攻撃はコミカルで笑えました。

あまりにも弱かったため戦闘からは外していたけど、カードを武器に戦うギャンブラー、セッツァーも気に入ってます。

イベントで特筆すべきなのは、オペラ劇場。
セリスが女優として歌い演じるのですが、音楽といい演出といい素晴らしかった。

思わず歌詞を覚えてしまった人も多かったんじゃないかなって思います。
記憶力が乏しい私でさえ、未だに歌詞をフルで憶えているほどなのでインパクトは最強。
あのシーンは私の心の中では伝説になってます。


【Z】は、記念すべき初のPS版であり初のポリゴン。

私は操作性の悪いゲームは嫌いなので、ハッキリ言って最初の印象は最悪でした。

まずキャラが思うように動いてくれない。

操作に慣れるまでに時間がかかるのでストレスが溜まりましたし、画面切り替えグルグルに酔って気分が悪くなったり。

これはもう長時間のプレイは無理かも。と思っていたのです。

が、少しは私にも順応力というものが存在していたようで、なんとか思うように動かせるようになってきたら、内容の面白ささも見えてきました。

白銀の髪を靡かせ、怜悧な美貌を誇るセフィロスに魅せられたというのも大きな要因かな。つくづく欲望に素直です、私。

クラウドの女装イベントに仰け反り、館をくまなく探索して謎解きをして、やっと仲間に出来たヴィンセントの可憐さと非力さに苦労を重ねたのも、いい思い出です。

扱いづらくたって好きキャラだからパーティーからは外す気はありませんけど。
いい装備を持たせてあげて、大事に大事に守ってあげながらプレイしたのが懐かしいです。

成長率の悪さは、やっぱり年中「私の罪」とか呟きながら泣き寝入りし続けていたせいで、その習性がしみついちゃってるからかな、と思っていたら。
思いっきりレベルをあげまくったら、そこそこ使い勝手のいいキャラに成長してくれました。

あと、ミニゲームの闘技場やチョコボレースにもかなり燃えました。

野生のチョコボを捕まえて交配させることにより、通常では進めない山を駈けられる山チョコボ、川を渡れる川チョコボを誕生させることができるっていう、おまけ要素も面白くてハマッてしまいます。

海チョコボを誕生させるために、本編をそっちのけで頑張っていたのもいい思い出になっています。

ラスボス戦も、耳に残る歌声と美麗な映像が圧巻でした。

最初に悪いイメージ持っていたのが申し訳なくなるくらい楽しかったので満足です。オススメ!


【[】は。ん〜全体的にインパクトのあるイベントが少なかったことが残念です。

あと、格闘系のような操作をしないと必殺技が出せないというシステムも個人的に痛恨の一撃。

だって私は3Dキャラを動かすだけで必死になってた不器用人間なのですよ。アクションとか格闘はダメダメです。論外。
得意な人には嬉しいシステムだったのかもしれませんね?

魔法を敵からドローしてストックするとかのシステムは凝っていて面白いと思いました。
面白いけど疲れる・・・たくさん必要だと思ったら必死に戦闘を繰り返さないとダメです。
ゲームバランスとしては、申し訳ないのですがシリーズ中では悪いほうではないかと思います。

ただ映像の美しさは溜息が出そうなほど素晴らしかった!


\以降は未プレイなのですが、そのうち機会があれば手を出してみようかな、と思っています。
( 2006年 7月27日 )

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