お ぱ ん

2009年11月29日(日)

ブログ引っ越します。 [日記]

このブログ、設置したのが昔すぎてどうやってカスタマイズしてたのか忘れてしまいました。
しばらくあれこれやってたのですが、なんかどうしても無理なので、新しいブログを設置しました。

新しいブログ
http://omopan.blogspot.com/

今後はこちらから更新します。
あ、いままでそんなにたくさん更新してませんでしたが、心を入れ替えてきっと更新すると思います。

なにとぞよろしくお願い致します。



ささこ

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2009年11月27日(金)

なぜ研究するのか。

とうとう明日。28日にコンテンツ文化史学会の大会があります。
場所は東大本郷キャンパス、開始は13時です。
http://www.contentshistory.org/


ところでなぜ研究するのでしょうか。

夫に対しては、この人はコンテンツを大事にしている、というのがよく伝わったので、他にもいろいろありますが、そこがよくて結婚しました。
でも研究者というものがよくわかってなかったので、一緒に生活してても、一生懸命だなーと思うくらいで、いまいち仕事の全体が掴めないんですが、先日質問したら、ロジカルにしてるんだよ、と言われました。

なぜロジカルにするんだろう。
それは説得する為かなと思った。

カルチャーにはハイカルチャーとメインカルチャーとサブカルチャーがある。
その中で学術的に研究され、国家的にも守られているのがハイカルチャーだと思う。
かつて、性的な目的の陰毛はダメだった。でも芸術目的の陰毛はオッケーだった。
有害図書は燃やされるけど、推薦図書は親にとりあげられない。
篠山紀信はどうなるかわかんないけどがんばれ。

なんでこんなにハイカルチャーが守られているかというと、それは歴史に裏づけされているからだと思う。
ではなぜ歴史があるかというと、歴史体系ができているからだと思う。
日本の美術がいまある程度ぬくぬくできてるのは岡倉天心のおかげかも。武士がいなくなり、御用絵師もなくなり、ハイカルチャーじゃなくなりそうだった日本美術も、なんとなく残ってるのは岡倉天心とかのおかげじゃないかしら、と思ってる。
少なくとも明治から学問があり、研究され、価値が検証されている。
美術は無駄だから規制しましょうなくしましょう、とは言われないじゃない。
はやい段階で外国から価値を輸入してきて長い間学問になってたから、不動の価値があるよなー思う。

ゲームやアニメ、マンガや特撮なんかはどうだろう。
コンテンツは素晴らしい。でも体系が確立できてない。価値を外から問われても、こうだーと言うにはまだ弱い。いま作ってる最中っすよ。そのうちの一つがコンテンツ文化史学会です。
と思ってる。

ヤフオクで値段が上がるのが、まんだらけでガラスケースの中に入るのが、そればかりが価値じゃないと思います。影響し影響されあう文化全体すべてに価値があるのだと思います。
オタクはコンテンツを愛します。愛してるコンテンツをどうしたら守っていけるでしょうか。それは価値の確立じゃないでしょうか。
そして、無価値だとも思ってる人たちを、ロジックで説得するのが体系なんじゃないでしょうか。

かつては写楽も当時ちっとも売れませんでした。北斎なんかは外国に送る荷物の包み紙に使われてました。
かつてのことだがモッタイナイ。なんとかならんのか。

まあ、私は研究者じゃないので正確にはわかりません。かなり適当なことを言ってると思います。でも近くで眺めながらこういうかんじなんじゃないかなと思ってます。
いや別に彼らはハイカルチャー目指してやってんじゃあないとは思うけど。

さらにあわせてなぜ学会か。

研究は個人でもできます。
なぜ学会にして、学会誌を出し、大会を開くのでしょうか。
元気玉みたいな理由です。

というわけで、お時間ご興味ある方は、大会にご参加ください。
当日急に時間が出来た!行っちゃおう!てな参加も大丈夫だよ! もちろん参加登録してくれたらさらに嬉しい…

コンテンツ文化史学会
http://www.contentshistory.org/

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2009年11月26日(木)

コンテンツ文化史学会誌2号 [日記]

画像(174x250)・拡大画像(418x599)

学会誌2号

来る!というか下記の28日に開催される大会で学会誌2号が出ます。
論文とともに、今回からインタビューを掲載していくことになりました。オーラル・ヒストリー!

目次はこちら
http://www.contentshistory.org/2009/11/14/575/


塩谷直義さま、飯田和敏さま、お忙しい中インタビューに応じて下さり、ありがとうございました。

ホッタラケの素晴らしいところは自由自在な画面構成にあると思います。3DCGの硬さを感じず、気持ちよく視聴しました。なぜかな、と思ったら、2Dに近い感覚で見れたからかも。
インタビューでは2Dと3Dのアニメの話、また、演出家にいたるまでなどなどをお話していただいてます。

飯田さんの最新作『ディシプリン*帝国の誕生』のインタビューというと、ネットではガジェット通信の記事ビジネス+ITの記事がアップされてます。それぞれ非常にいい記事でした。
学会誌に掲載されているものはまた少し違った角度からインタビューしています。デシプリンが作られていく変遷が見え、非常に有意義なインタビューとなっています。


ところで上の画像は表紙なんですが、描かれている絵は薄目で見ると「2」の形になってます。あとニッと2、ニャーと2がかかってます。

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アマチュア文化とコンテンツの未来

画像(180x250)・拡大画像(433x599)

大会

明後日の11月28日土曜日、コンテンツ文化史学会の大会が開催されます。
開場12:30〜で開始は13時から。
場所は東京大学本郷キャンパスです。
参加費は2000円(学生は1000円)。

・マンガや音楽。個人製作のビジネス・モデル。
・商業ゲームと同人ゲーム。
・ファッションてマンガやゲームに比べて発表の「場」が少ないかも。
・プロとアマチュアの違いって何?

などなど、こんなかんじの発表と討論があります。
2009年大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」発表要旨


お時間とご興味のある方はぜひご参加ください。
参加登録はこちら
また、当日の突然のご参加も大丈夫です。


以下転載
-----------
コンテンツ文化史学会では、来る11月28日(土)に第1回大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」を開催いたします。

21世紀に入り、コンテンツ制作に関わる環境はとりわけ利便性の面で劇的な変化を遂げ、同時にインターネットの本格的な普及はCGMへとつながり、その結果、従来と大きく異なったコンテンツの制作スタイルと価値観が確立しました。それは、21世紀の名作コンテンツの多くが、先進的な制作環境やCGMをいち早く活用したアマチュアクリエイタ―達によって生み出されてきたことが証明しているといえるのではないでしょうか。

本大会では、そのような現状に鑑み、アマチュアが創作する音楽、デジタルゲーム、ファッションなどに関して精力的な考察を行ってきた研究者による3本の報告と、さらにアマチュアのコンテンツクリエイタ―が自由に創作および交流を行う「場」を提供している関係者をパネラーとしてお迎えし、討論を実施いたします。

皆様の積極的なご参加を得て、ボーダレス化するコンテンツ創作活動の現状と未来を探っていきたいと思います。(文責:吉田正高)

■参加申込フォーム
http://www.contentshistory.org/event_entry/
当日参加につきましては申込の状況に応じアナウンスさせていただきますので、こまめに学会ウェブサイトをご確認くださいますよう、お願い申し上げます。

また例会終了後に簡単な懇親会を行ないます。こちらもぜひご出席ください。

■コンテンツ文化史学会2009年大会「アマチュア文化とコンテンツの未来」
日時:2009年11月28日(土)12時半開場、13時開始
場所:東京大学工学部新2号館9階93B
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_18_j.html
参加費:非会員2000円、非会員で学生は1000円、会員は無料
学生の方は受付で学生証のご提示をお願いします。

プログラム(予定)
13:00-13:15 趣旨説明
吉田正高(東北芸術工科大学)

13:15-13:55
樺島榮一郎(東京大学)「コンテンツ産業の歴史から見るアマチュア文化の成立要件」

(休憩)

14:05-14:45
七邊信重(東京工業大学)「同人ゲームにみる表現の多様化と人材育成」

14:45-15:25
中村仁(東京大学)「ファッションにおける自主創作と流通」

(休憩)

15:35-17:00 パネルディスカッション(以下、登壇者50音順)
有馬啓太郎(マンガ家、同人サークル「日本ワルワル同盟」主宰)
市川孝一(コミックマーケット準備会共同代表)
後藤匡(マイスペース株式会社マーケティング・ソリューション部エグゼクティブ・プロデューサー)
高山晃(株式会社ファンワークス代表取締役社長)
吉田博高(株式会社虎の穴代表取締役社長)

→発表要旨(一部)

■会場での入会受付
また当日のコンテンツ文化史学会への入会申込・入会金払込も承ります。会場にて年会費をお支払いいただくと、学会誌「コンテンツ文化史研究」創刊号および2号をその場でお渡しいたします。会費は一般会員6000円、学生会員5000円となっております。

■取材申込、お問い合わせ
原則として撮影禁止となっております。取材等をご希望の場合はコンテンツ文化史学会事務局まで直接お申し込み、またはお問い合わせください。

お問い合わせフォーム
http://www.contentshistory.org/contactus/
---------

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