2007年01月21日(日)
昆虫食のひるべに行ってきました。 [日記]
虫を食べてきましたー
あーなんか、まだ喉に足がひっかかってるかんじ。
虫は好きなのか嫌いなのかよくわからなくて、ただ少し怖いなと思ってて(動きが速いのが)、あと気持ち悪いかも?とかも思ってて、食べたらそういう気持ちが一新しちゃったりするのだろうか、と思いつつ行きました。
「昆虫料理研究会・内山昭一の昆虫食のひるべ2」
虫食会、猛烈怖かったので付き添ってもらいました。Nちゃん、土屋さん、それからスタッフにのりすけさん。土屋さんのご友人親子と絵描きのサトルさん。母も行きたがったのでうちの母。会場についたらうちの母がはやめに来て奥で調理を手伝ってました。本当に興味があったんだなー。
虫食、ビビってたので、口に入れても飲み込めるかなーと心配だったんですが、最初は食べやすい乾きものが出てきたのでなんとか平気でした。乾きカイコや乾きイナゴ。あと佃煮各種。
どの虫がどの味か忘れたんですが、噛むと、ヨモギっぽい香りのするのやナッツっぽい香り、草や木の実ってかんじで、基本的に森の香りでした。
次にチゲ鍋。
チゲ鍋はサクサン(蛾の幼虫)という虫が色も黒いしモロ虫ってかんじでうげーって思ったんですが、土屋さんが皮をむいてくれたら食べれました。ありがとう。中は蟹味噌っぽい触感で、味は淡白。
あとスズメ蜂の子が白身魚の欠片のようでした。プチッて感触さえなければ。あのプチッてかんじは嫌だったなぁ…。でも味は淡白で全然無理なく食べれました。
次はチヂミ。
チヂミはチヂミ。虫がどうのというよりチヂミ。
おつまみでツチイナゴの素揚げ。
からっと揚げてあってこれはとってもよかったです。
酒のつまみで出てきたらサクサク食べちゃう。揚げエビってかんじでした。
かまきり豆腐。
豆腐の上にじゃこみたいに素揚げしたカマキリの赤ちゃんが乗ってました。かわいかったです。
カイコさなぎ納豆。
納豆でした。
虫キムチ。
キムチでした。
タガメペースト入りちくわ。
これはダメ!えづきました。辛いんだけどトロピカルな洋梨の香りと柑橘の香りが飲み込めないほど苦しかった!でも飲み込みました。タガメは苦手です。
お土産にムシおからクッキー。こちらはまだ食べてません。
それにしてもお土産まで頂けるなんて、しかも会費が千円なんて実に良心的。素晴らしすぎます。
基本的に虫は淡白な味で、触感もそんなにツラいものは多くはなくて、出されれば食べられるものなんだなということがわかりました。
あと大概の虫は揚げたり茹でたりと火を通せば食べられるそうです。ただツチハンミョウというのは毒虫だから食べちゃダメだそうです。えーとそれから、生で食べられるのは蜂の子。
〜まとめ〜
結局虫が嫌いなのか好きなのかよくわからないままだったんですが、いざという時食べられる蛋白質が身近に生息しているということを学びました。
あと、虫はびっくりするほど変わった味ではなく、淡白なものだということも学びました。 だから虫食は突拍子もないこと(ゲテモノ)ではなく、普通食と言ってもいいほどごくごく自然な味の食材なんだなぁということがわかりました。
どんな味がするのかがわかったのでとても満足しました。
お付き合いくださった方々、ほんっとーに、ありがとうございました。
一人じゃ行けませんでした。ほんとにほんとにありがとう。
そして主催の内山さん、スタッフさん、御馳走さまでした。
やっぱりまだ怖いんですが、でも採れ立ても気になります。採取→調理の会も気になります。ああ、食べてみたい、けど怖い。気持ちが揺れる。
Posted by こさ ささこ