おもパン
omopan



繭子とささこ
mayu-ra and sasappe
【japan,21,9,2000】
油彩,iMac,15.81×18.31cm







《繭子とささこ》は題名の通り繭子さんと出掛けたささこの一日を印象を捉えて描いた後期印象派の流れを汲む油彩である。
そもそも印象派とは何かというと、1860年代からフランスではじまった印象主義の絵画を言うのだが、ここでは割愛させていただくというかたんにそれ風にしてるだけなのであれです、ちょっと前の言い方で言うとナンチャッテ印象派です。なんちゃってー。
そんなわけで印象派タッチ絵日記です。絵画といえば解説がつきものです。せっかくですので解説っぽいものをつけてみましょう。何か素晴らしい発見があるかもしれません。ああしかし、自分で描いた絵に自分で解説をつけるこの空しさはなんだろう。というか、自分ダイスキーって風ですね。ダイスキーってほどでもないが、自分そこそこスキー。何をやっても文句いわれないから。自分、自分、自分だけーが友達さー一人だってへいちゃらさー強がりなんかじゃなーいよー・・・そんなわたしもたまには人に会っているのです、という絵日記。


では、右の絵を御覧下さい。
1〜9まで番号がついてますね。それを順番に説明していきたいと思います。

(1)スワン…白鳥を模したボートの一種です。内蔵されたペダルを漕ぐと前に進むようにできています。一見前にしか進まぬように見えますが、バックもできるすぐれものです。お友達、親子で乗るのに最適です。

(2)ボート…カップルが乗っています。主に男が漕いでいましたが、女が漕ぐのもいいでしょう。ただしどちらが漕ぐにしても目立たぬように動かねばなりません。接吻なぞもってのほか。

(3)鴨…パンなどを食べます。パンに挟むのもよろしいかと。子鴨もいました。カップルに目を光らす私を尻目に繭子さんは鴨にばかり注意を引かれていました。既婚者の余裕が伺えます。

(4)レアチーズケーキ…コーヒーのお供に。その上の茶色いのはタイヤキ(シャウエッセンソーセージ入り)。あんこ以外は邪道とおっしゃる向きもございましょうが、タイヤキ自体がそもそも邪道なのかもしれません。食べるのは、頭からでも尻尾からでもお好きな方を。(5)はソフトクリーム(6)は喫茶店でストロベリーミルクティーを飲む。

(7)繭子さんの胸は大きくてすごく柔らかい。(8)ささこはこんなかんじではございません。自分をキャラ立ちさせて臆面もなくこんな風に描く女は被害妄想の強いタイプ。世間は悪で自分は正義。いつでもあたしは間違ってなどいない。そんな内心が伺えます。そもそも世間とはなんだ、というあたりから考えよう。基本は個人対個人なのです。グループ化させている限り前には進みません。

(9)パンツ…5枚で580円。吸い込みがよさそうです。

これは先週の木曜日が題材。次は金・土・日の就労日を題材に。

9/27