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姉との生活
日時: 2008/08/28 08:27
名前: 夜花

姉との生活

プロローグ

俺には血の繋がらない姉がいる。姉ちゃんは俺が3歳のころに家にやってきた。姉ちゃんの本当の親は事故で亡くなったらしく遠い親戚であるうちにひきとられたのだ。
初めの頃はおとなしくしていたがすぐに俺とも打ち解けて仲良くするようになった。
俺が高校生になったとき親が仕事の都合で海外に行ってしまい俺と姉ちゃん二人でくらすようになった。
親が海外に行ってから2ヶ月ほどたったとき、それは起こった。

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Re: 姉との生活 ( No.2 )
日時: 2008/12/05 04:52
名前: 紅いきつね

あれは多分夜中の3時位だったと思う。
直前まで自分の部屋で海外サッカーの試合を見ていたから間違えないと思う。贔屓のチームがひどい負け方をしたんでふてくされてベッドに潜り込んだのを覚えている。
明日というか今日は土曜だからぬっくり寝れるぞと思った時だった。俺の部屋に誰かが入ってくる気配がした。うちには今俺以外に姉ちゃんしかいないはずだから、消去法で言えば入ってきたのは姉ちゃんという事になる。
最近は殆どないが、姉ちゃんが中学生に入る位までは怖い夢を見たとかそういう理由で来ることがたまにあった。
だから半分寝ながらもこんなん久しぶりだなあと思いながら声をかけた。
「智姉ちゃんどした?また怖い夢でも・・・」
次の瞬間、布団を被っていてもわかる位の強烈な光が当てられた。光というのは後々わかった事で、そのときは一体何事かと驚いただけで正体はさっぱりわからなかった。
うわっと叫びながら跳ね起きたとき、痛い位に強烈なライトが俺に向けられ、暗闇に慣れた目は全く何も見えなくなり、パニックになった俺が走り出そうとすると何かが足に引っかかりそのまま床に倒れこんだ。
かなり強く鼻をぶつけてしまい、激痛で泣きそうになっている俺の腕をこともあろうに何者かが後ろにねじり上げた上に手錠のようなものをがちゃりとかけやがった。
「何しやがる」
やっとの事で苦情を言うと今度は乱暴に立ち上がらさせられた。鼻と目と腕が痛い。
「何だお前話せこのやろっ」
大声で叫ぶと今度は猿轡をかませられて強制的に黙る羽目になった。しかも「静かにしろ、近所迷惑だ」とわけのわからん注意までされてしまう。近所を心配する前に俺に迷惑かけるなっつーの。
Re: 姉との生活 ( No.3 )
日時: 2008/12/05 05:03
名前: 紅いきつね

感触から言うと俺の両側にはかなりがっちりした体型の男がいて、両腕をがっちり押さえ込んでいるようだ。
「歩け」
また誰かが俺に命令しやがる。抵抗のしようがないので仕方なく歩くことにした。
しかしこいつらは何者だろうか。泥棒やら強盗にしちゃ様子が変だ。そういえば姉ちゃんはどうしただろうか。俺と同じように捕まっているのか・・・。
うちはさほど広くない一戸建てで、俺の部屋は2階にあり、もう一部屋は姉ちゃん、そして物置という構成になっている。どうすんのかなと思っていたらまるで荷物を抱えるように両側のやつらが俺を持ち上げ、宙に浮いた状態で階段を降りたようだ。そして行き着いた先はリビング。我が家に唯一のソファーに放り投げられるように座らされた。
「勇くん大丈夫!?」
心地よい声は姉ちゃんだ。両手は自由らしく俺の右腕を抱えるようにくっついてくる。密かにオナニーネタにしている姉ちゃんの形のいいおっぱいの感触がダイレクトに伝わり、しかもノーブラらしく乳首の感触まで出血大サービス。一瞬自分の置かれた状況を忘れ神に感謝してしまった。
Re: 姉との生活 ( No.4 )
日時: 2008/12/10 19:33
名前: 紅いきつね

ようやく目がまともに見えるようになってくると、自分の置かれている状況がわかってきた。
まあ判ったからと言って嬉しいわけではないのだが、何も判らないよりはマシというものだろう。
「へ?」
俺は思わず間抜けな声をあげてしまった。というのもいつも俺達がくつろいでいるリビングには真っ黒な服を着て、軍隊がつけるようなごついヘルメットと防弾チョッキを身に着けた絵に描いたような軍人が5人もいたからだ。全員が目の部分だけくりぬいたマスクのようなものをしているので顔はわからないが、見える瞳が青いので白人なのだろう。
一人を除き短機関銃を構えていてそれは全て俺に向けられていた。極めて日常的な光景に極めて非日常的な物体が置かれていると妙におかしい。
一旦おかしいと思い始めると何もかもおかしくなってしまうわけで、俺は笑い出さないように必死で我慢しなければならなかった。でもそんな自分が更におかしくなってしまってもう苦しくてたまらない。
「君が渡良瀬勇君か」
一人だけ短機関銃を持っていない男が口を開いた。
微妙にイントネーションがおかしい日本語だが、まず流暢と言えるだろう。でも今の俺には爆発的にツボに入ってしまう。
「ぶほっ」
変な声を出してしまい、それがまたおかしくて身体をくの字にしてくっくっくと必死に我慢する。
「勇くん!?」
何か怖がっているとでも思ったのか姉ちゃんが背中に手を当ててくれた。暖かい手のひらの感触がようやく俺をo落ち着かせてくれて、お笑い地獄からようやく抜け出せたようだ。
Re: 姉との生活 ( No.5 )
日時: 2008/12/11 03:12
名前: 紅いきつね

「・・・話をしても構わんかね?」
手ぶらなのがボス格なのだろう。俺に向かって話しかけてくる。ちょっと声がいらついているような感じだが、夜中に突如人の家に侵入してきて睡眠を邪魔しているのだからそれくらいは我慢しやがれ。そこでようやく猿轡が外された。
「・・・どうぞ」
俺の右腕にしがみついたままの姉ちゃんの腕に力が込められるのがわかった。俺は後ろ手に手錠をかけられたままなので何もできないのがちょっと悔しい。
「君は自分が何者なのか、そしてどういう立場なのかわかるかね?」
「・・・渡良瀬勇16歳、都立城西高校1年2位組所属。今現在不法侵入してきた謎の武装集団に取り囲まれている最中」
ボス格の目がすっと細くなるのがわかる。ちょっと怖い。
「ふむ、思ったより度胸もあるな。さすがだ。」
「俺達をどうするつもり?できれば姉ちゃんだけでも助けて欲しいんですけど」
「それはできない」
即答しやがった。でもすぐ殺す気はないようだ。だってそうなら寝てるままズドンとやればいいんだもん。わざわざこんな面倒な事はしなくてもいいだろう。
「まず名乗っておこう。私はロメリア王国親衛旅団のシュバルツ中佐だ。」
「それはどうもご丁寧に。で、その中佐さんが日本までどのようなご用件で?うちはごく普通の一般家庭であって国際紛争とかには縁がねえよ」
「ふむ、説明にはかなり時間がかかる。場所を移すとしよう」
「はあ?」
シュバルツ中佐とやらが手をさっと振ると、いきなり轟音と共にうちのたいして広くもない庭へあからさまに軍用っぽいヘリコプターが降下してくる。明け方だっちゅうのにこれこそ近所迷惑だっつうの!
もちろんヘリが着陸できるほど広い庭なはずもないので途中でホバリングしている。ヘリが発生させる突風で庭にある様々な物がどっかへ飛んで行く。gお近所の皆様、アホ共が早朝から大変ご迷惑をおかけ致しまして申し訳ございません。俺のせいじゃないからね。
「失礼致します、姫殿下」
俺と姉ちゃんは引き離されるとそれぞれリビングにいたやつらに抱きかかえられ、ヘリから降ろされたロープで引き上げられた。
人生初体験のヘリ搭乗が誘拐だなんてまったくもって俺の運命はどうなっているのやら。
Re: 姉との生活 ( No.6 )
日時: 2008/12/10 21:53
名前: 紅いきつね

初めて乗ったヘリの中は想像以上にやかましく、かつ広かった。姉ちゃんと並んで座らされ、向かいにはずらりと覆面姿の軍人が座っている。全く私語を発しないところからみて、奴らはきっとロボットに違いない。あのシュバルツ中佐が操縦していやがるんだきっと。
「私達どうなっちゃうのかな・・・」
姉ちゃんが俺の耳に口を寄せて話してきた。そうでもしないとやかましくて会話が成り立たない。
「・・・わかんねえけど、俺が絶対守るから」
俺も姉ちゃんの耳にそうささやく。すごく嬉しそうな顔をして俺の腕にぎゅっとしがみついてくる。そういや俺達は寝たときそのままの格好だ。幸い春先でそんな寒くはないけど、さすがにかわいいピンクのパジャマの姉ちゃんはともかく、Tシャツにトランクスという俺の格好はこの状況ではいかにも間抜けだ。それにさっきから姉ちゃんのおっぱいが当っているせいで息子が異様に元気になっている。まいったな、姉ちゃんにばれないといいけど。
何となく視線を感じて顔を上げると、覆面で表情は見えないけどアンタ絶対ニヤニヤしているねという感じのシュバルツ中佐と目が合った。
そういえばこの人さっき姉ちゃんに向かって「姫殿下」とか言ってたな。何のこっちゃ。
そもそも模範的一般家庭である我が家に軍の特殊部隊っぽのが突入してくること自体俺の理解を超えているわけなのだが、こんなことはハリウッド映画の中だけにして欲しい。何せ実際こういう状況に陥ってもブルース何某とかは助けに来てくれないし。
そんな馬鹿なことを考えているといい香りがふわっと匂う。これは姉ちゃんの髪の匂いだな。
俺達は本当の兄弟ではないけれど、本当の兄弟以上に仲良く成長してきた。
姉ちゃんは姉ちゃんの癖に頼りなくて、よく近所のクソガキから虐められては泣いていたっけ。その度に俺が助けに行って、泣きじゃくる姉ちゃんの手を引いて家に帰ったものだ。
Re: 姉との生活 ( No.7 )
日時: 2008/12/11 01:46
名前: 紅いきつね

それに姉ちゃんはすごく怖がりで、でもその癖ホラー映画が大好きで、見た後は怖くて寝れないからと必ず俺の部屋に来て一緒のベッドで寝たものだ。その時、ぎゅっとしがみついてくる姉ちゃんの髪からはいつもすごくいい匂いがしていた。それは今も変わらない匂い。
姉ちゃんの事を俺の友達は「正統派美少女」と呼ぶ。これには全く同意する。ちょっと髪は茶色がかっているが、これは事故で亡くなった本当の両親のどちらかが外国人であったからという話だ。でもうちの親はその辺の事をあまり話してくれないので詳しくはわからない。
まあ身内の贔屓目なくその辺のアイドルなんて顔負けするほど整った顔立ちは、多少なりとも俺の一族の血が混じっているとは思えないほどだ。バーンと張ったおっぱいと、きゅっとくびれた腰、そしてそれだけでご飯3杯はいけそうな素晴らしい尻というパーフェクトなスタイルでよく芸能プロダクションのスカウトを受けるそうだ。
もっとも姉ちゃんはそういうことには一切興味がなく、いつでも俺のそばにいてくれる。
渡良瀬勇と渡良瀬智子はいつでも一緒にいるのが当たり前になっているのだ。姉ちゃんと離れる生活なんて想像もできない。多分、姉ちゃんも同じだと思う。


Re: 姉との生活 ( No.8 )
日時: 2008/12/10 22:57
名前: 紅いきつね

そんな事を考えているうちにヘリががくんと高度を下げていくのがわかった。
姉ちゃんが不安そうに俺の顔を見る。
俺は大丈夫だよと頷いてみせ、シュバルツ中佐を睨みつける。中佐は外人っぽく肩をすくめて立ち上がり、俺の隣に座った。
「間もなく到着だ。暴れないと約束するなら手錠は外してあげよう」どうでもいいが耳に息があたって気持ち悪い。
俺が無言で頷くと、言葉どおり手錠を外してくれた。意外といい奴なのかもしれない。
Re: 姉との生活 ( No.9 )
日時: 2008/12/11 00:39
名前: 紅いきつね

時間がどれくらい過ぎたのかはわからないが、外は薄らと明るくなってきているようだ。俺達の位置からは空しか見えないので一体どの辺りを飛んでいるのかはわからない。
「日本はいいな」
どういう感情を持ったのかわからないが、中佐がまた俺の耳にささやく。頼むから止めてくれ。
ヘリはゆっくり高度を落とし、どこかに着陸したようだ。がつん、という感じのショックが身体に伝わる。
エンジンが止まり、ようやくヘリの中が静かになった。シュバルツ中佐が俺の姿を哀れんだのかツナギを放ってよこす。慌てて着てみるが外人サイズなのかやたらぶかぶかだ。袖と裾を折り返して何とか様になる感じ。
「我がロメリア海軍空母ケンプフェルへようこそ!」
中佐が芝居がかった仕草と台詞でヘリのドアを開く。呆れた事にそこは本当に空母の上で、外には海軍のぱりっとした制服を着た1ダースほどの兵隊が整列していて一斉に敬礼しやがった。
「さあ、降りて」
ピンクのパジャマとぶかぶかのつなぎというそこはかとなくその場の雰囲気に似合わない格好の俺達はおっかなびっくりヘリから降りた。そこで気がついたが俺達は裸足だ。振り返って中佐を睨むとまた肩をすくめやがった。
「○×△◇※!」
白いぱりっとした制服にやたらごてごてと勲章のようなものとかくっつけたおっさんが敬礼して俺達に向かって何やら話しかける。つか日本語話せ。
「姫殿下にご乗艦頂き乗組員一同光栄に思います」
後ろから中佐が通訳してくれる。だからその姫殿下って何なのかそれから先に説明しやがれ。
「それは艦内で説明する。まずは朝食でもどうかね?」
「つかマジに家に戻してくださいお願いします」
「そうしてあげたいのは山々なのだが・・・」そういう気がない奴に限ってそう言うものだ。「実を言うとあのままでは君達は確実に暗殺されていただろう。」
だから感謝しろよ、そんな感じで胸を張る中佐。だめだ、宇宙人と会話してるような気がしてきた。
「真夜中に人を拉致した奴が言う台詞かよ・・・」
「※$%#◇△○!」
勲章ゴテゴテ野郎がまた何か言う。
「とにかく艦内に入ろうではないか。大丈夫、王立国防軍の名誉にかけて君達に危害を加えない事を約束する」
・・・どこにあるかもわからん国の軍隊に約束されてもなあ・・・
でも今選択の余地はない。仕方なく俺達は中佐に促され勲章ゴテゴテ野郎の後に続いたのであった。
Re: 姉との生活 ( No.10 )
日時: 2008/12/11 01:41
名前: 紅いきつね

ロメリア王国
地形:ヨーロッパ南部に位置し、ピレネー山脈の一角の海抜500メートル高原地帯。といっても高原は国土の3分の1であり、大部分を山と森林と湖、沿岸部が占める。
面積:約20万平方メートル
人口:40万人
気候:夏涼しく、冬暖かい
産業:観光が主産業だが、牧畜、ワイン、記念切手の発行。またスイスと並び手作りの時計が有名であったが、現在は後継者が育たず衰退気味である。
小国ながら数世紀にわたり単一の王政を維持。国土が山脈と海に挟まれていることと、歴代王家の外交手腕がずば抜けて優れていたからだ、とも言われている。
現在の国王はフリードリヒ3世。だが79歳と高齢であり、時期国王は誰になるかという事が国民最大の関心ごとである。

「・・・という事だがお解かり頂けたかな?」
俺達はケンプフェルとかいう空母のブリーフィングルームだかなんだかでシュバルツ中佐の説明を受けていた。
「・・・で?」
「・・・で、とは?」
「だから、そのロメリアとかいう素敵な国と俺達がこんなところまで拉致されたのにどんな関係があるかとお聞きしているのですよ」
「ふむ」
中佐は姉ちゃんに視線を向けた。
「これには姉君の出生に深い関わりがあるのだよ」
いきなり振られて姉ちゃんは「え?」という表情を浮かべた。きっと夜中に叩き起こされて眠いんだろうなあ。8時間は寝ないと駄目な人だから。
「あなたのお母上はロメリア王家の血筋なのです」
「はい?」
思わず二人でハモってしまう。
「それも直系の血筋です。フリードリヒ3世陛下にはお子様が2人いらっしゃいました。本来ならば次期国王にはご嫡男であらせられるコンラート殿下がなられる筈でしたが、公務中の航空機事故によりお亡くなりになっております。もうお一人があなたのお母上であるカーテローゼ様なのです。」
あまりの事に俺はぽかーんとなってしまった。
「カーテローゼ様は我が国を旅行中であった日本人男性と偶然出会い、王位継承権を捨て結婚する決意をなさいました。そしてお生まれになったのがあなたなのです」
「えーと、その、つまりどういう事なんでしょうか」
「つまりですね、今現在ロメリア王国王位継承権のトップにいらっしゃるのがあなたということですな」

Re: 姉との生活 ( No.11 )
日時: 2008/12/11 03:01
名前: 紅いきつね

おういけいしょうけん
俺の人生に全く縁のない単語だ。
とおもったらほかでもないねえちゃんがそのおういけいしょうけんのとっぷらしい。おもわずひらがなになっちゃうよ。
「我が国は確かに小国ではありますがさすがに一国の国王ですから、なりたがる方は多いわけですな。コンラート殿下がご存命のうちはどうしようもないわけですがお亡くなりになってさあチャンスだ!と思ったら実は姫殿下がいらっしゃったというわけで裏では大騒ぎになっております。ですので中には姫殿下に消えていただければ万時うまくいくと考える輩もおるわけでして。」
「・・・だから姉ちゃんを殺しちゃえと?」
「端的に言えばそうなるな。実を言えば姫殿下の暗殺計画が複数同時進行しえいるとの情報もある。だから今回はいささか強引な手段を使って保護したわけだ」
「いささかじゃねえだろ」
「えと、でも私生まれたときから日本人ですし、日本語しか話せませんし、あ、でも英語はちょっといけるんですけどね。と言いますかそもそも王位なんて興味ないんですけど・・・」
「お気持ちは充分お察し致します。」中佐はいかにもとってつけたような苦悩の表情を浮かべる。胡散くせえ。「ですがもし姫殿下が王位を放棄なさいますと、王家の血筋は絶えてしまう事になるのです。t中世以来の歴史を持つ我が国にとってそれは非常に問題なのです。」
「つかさ、いきなり姉ちゃんが行っても王様も国民も納得しないんじゃねえの?血筋が大切ってなら特に日本人の血も混じってるし」
「その点は問題ない。情報部が姫殿下のお姿をおはようからおやすみまであんなとこもこんなとこもばっちり隠し撮りして国王陛下にご報告してある。姫殿下はカーテローゼ様のお若い頃によく似ておられるし、陛下も何はともあれお会いしたいと仰せになっておられる。国民も日本人の血が入っていてもカーテローゼ様のお子様なら歓迎するだろう。」
何というか話が大きい割には大雑把過ぎる。それでいいのか本当に。
「で、俺は何で?」
「それはだな、君は姫殿下のケンプファーだからだ」
「・・・なんじゃそりゃ」
「王族には一人必ず常に付き添う護衛役がついているのだ。それを我が国ではケンプファーと言う。姫殿下のお写真にはかなりの確立で君が写っていたので陛下がこれが姫のケンプファーなのだろうとおっしゃったのだ」
「・・・頭痛くなってきたよ」俺はこめかみを軽くマッサージしながらため息をついた。
「あれ、そう言えば王様が姉ちゃんに会いたがってるって言ったよな?」
「うむ、いかにも」
「まさかこの船、もう向かってるわけじゃないよね?」
「いや、すでに我が国に向けて全力で航海中だ」
頼むから俺達の都合ってやつも考慮してくれよ・・・

Re: 姉との生活 ( No.12 )
日時: 2008/12/11 20:30
名前: 紅いきつね

俺は船旅というものをした事がない。
というか旅行自体あまり行った事がないのだが、どうも退屈だ。一応個室を与えられたものの、テレビもなければパソコンもない。軍艦なんだからしょうがないのだろうけども、無理やり連れてきておいてこの待遇はないんじゃないのか、おい。
もう夜になっていて、壁にある小さな窓からは何も見えない。深遠の闇が広がるだけだ。
やる事もないので異様に硬いマットレスが置かれたベッドで横になってグレー一色の天井を見上げていた。姉ちゃんは王族なのだという理由でもっといい部屋に連れていかれたようだ。
横になったまま、部屋に備え付けられている小さい机に置かれた拳銃に目をやった。
「君は姫殿下をお守りするのだからこれを持っていた方がいいだろう」とシュバルツ中佐から渡されたものだ。
ごつい軍用拳銃で、シゲだかシグだかそんな感じの名前らしい。基本的な使い方は教わったものの、射撃訓練なんぞさせてもらえなかったのでまあちょっと物騒なお守りという感じだ。
俺は起き上がるとそっと拳銃を持ち上げた。ずっしりとした重さが手に伝わり、また天井の光を鈍く反射するその鉄の塊が俺を何となくぞっとさせた。
このちっぽけなモノを使えば簡単に人が殺せてしまうのだ。俺にそんな事ができるのだろうか・・・それが例え姉ちゃんを守る為だとしてもだ。
ため息をついて机に拳銃を置いた時だった。
部屋のドアが控えめにノックされた。多分そうだ、という確信に近い予感がして俺は慌ててドアを開く。薄暗い廊下には今にも消えそうな姉ちゃんが立っていた。
Re: 姉との生活 ( No.13 )
日時: 2008/12/13 20:19
名前: 紅いきつね

「・・・入ってもいい?」
小さな声で姉ちゃんは言った。
「うん」
俺が促すと姉ちゃんは無言で部屋に入ってくる。シャワーでも浴びたのだろうか、いつもと違う匂いがふわっと匂った。
「ねえ、勇君。わたし本当にお姫様なのかな」
ちょこんとベッドに腰掛けた姉ちゃんは本当にこのまま消えてしまいそうなほど儚げだった。こんな姿を見るのは初めてだ。いつも元気でにこにこしていたというのに。
「わかんね。でも冗談とかじゃなさそうだな」
俺は姉ちゃんの隣にちょっと間を空けて座る。今の姉ちゃんは中佐に貸してもらった紺色の海軍の作業着だかなんだかを着ているのだが、サイズが大きいのか胸元がばっくりと開いていて、ちょっと俯くとおっぱいが見えてしまいそうだ。
「笑っちゃうよね・・・お姫様だなんて。」
姉ちゃんが少し俺の方へ寄ってくる。やばい、息子が元気になってきた。
「でも姉ちゃん綺麗だから・・・似合うと思う」
さすがに面と向かって言うのは照れくさいので視線を外してそう答えた。実際似合うと思うし。
お城のバルコニーから純白のドレスを着て全てを包むような微笑で国民の歓声に答える姉ちゃんの姿が容易に想像できる。
「ほんと?」
「嘘ついてどうすんだよ」
「それじゃあ勇君はわたしがお姫様になっちゃってもいいの?」
「・・・」
本音を言えばいいはずがない。
でも今ここでそれを答えてどうなるのだろう。俺にとって姉ちゃんは必要な存在だけど、俺以上に姉ちゃんを必要としているのが今のロメリアという国なのだろう。天秤にかけるには重さが違いすぎる。
「答えてくれないんだね」
黙ってしまった俺をちょっと睨んで姉ちゃんは立ち上がった。それでも俺は何と答えていいのかわからない。
「ねえ、ピストル撃つの?」
机の上にある拳銃が目に入ったらしい。俺の方へは視線を向けないままそう言った。
「わかんね。でも姉ちゃんを守る為なら撃てると思う」
「それで人を殺しちゃうかもしれないんだよ。それでも?」
「・・・死ぬほど後悔するかもしれないけど、でも姉ちゃんを守りたい」
「ケンプファーだから?」
「そんなの関係ねえよ。姉ちゃんは俺の一番大切な人だから守りたいんだ」
「ねえ、立って」
俺は言われた通り立ち上がった。
俺の方に向き直った姉ちゃんはぼろぼろと泣いていた。
「キスして」
え?
泣きながら姉ちゃんは俺をじっと見ていた。
「で、でも俺達兄弟だし」
しどろもどろ、まさにそんな感じで俺は視線を左右に動かす。赤く染まった頬と、ちょっと開かれた唇がたまらなく可愛らしい。想像では何度も行った場面だが、さすがに現実に起こるとは思わなかった。
「ううん、そんなの関係ない。勇君はわたしのこと嫌いなの?」
「嫌いなはず・・・ねえだろ・・・」
「じゃあキスして」
そう言って姉ちゃんは目を閉じる。
ここまでされたら後には引けない。俺は覚悟を決めて姉ちゃんの両肩に手を置き、そっと引き寄せた。
そのまま姉ちゃんのしっとりとした唇にキスをする。舌を伸ばすとおずおずという感じで姉ちゃんも舌を絡めてくる。
そのまま俺はほっそりとした腰に腕を回し抱きしめる。姉ちゃんも俺の首に抱きつき身体が密着する。夢中になって舌を絡めているうちに俺の息子は完全に勃起してしまった。本能に従い、姉ちゃんの身体に押し付けてしまう。
どれくらいそうしていただろうか。
さすがに息苦しくなって唇を離すと、至近距離に姉ちゃんの綺麗な顔がある。
「勇君キスうまくない?」
「へ?・・・いや俺初めてだけど」
「本当に?なら嬉しいな・・・わたしも初めてだよ」
Re: 姉との生活 ( No.14 )
日時: 2008/12/13 21:40
名前: 紅いきつね

どきん
心臓が大きく脈打ったような気がした。
姉ちゃんが俺に体重を預けてくる。そのまま素直に二人抱き合ったままベッドに倒れこんだ。
「わたしたち兄弟だけど兄弟じゃないんだよね」
「何で?」
「だって兄弟だったらこんなことしないでしょ」
クスクスと笑う。
「そうだな」
俺も何だか面白くなってしまって同じように笑った。
「勇君元気だね」
俺の息子の事らしい。
「だって姉ちゃんが」
「わたしのせい?」
「ん・・・そうかも」
「そうなんだ」
そう言って軽くキスすると姉ちゃんは俺から離れる。そしてベッドの下にしゃがむとすらっとした指で俺の息子に服の上から触れた。たったそれだけの事なのに俺は電流を流されたような快感を感じてしまう。
「ね、姉ちゃん・・・」
「黙ってて」
ズボンのベルトを外し、チャックを下げ、ズボンごとトランクスも下げられてしまった。我ながら元気な息子がぶるんと現れる。
「わあ・・・」
顔を赤らめて息がかかるほど近い位置から姉ちゃんが見つめる。これはちょっと恥ずかしいかも。
「気持ちよくなって」
そう言うと息子に唇を触れさせる。
そして舌を伸ばして竿を舐め始めた。裏筋につーっと舌を這わせ、竿の根元を右手で上下させながら左手が優しく袋を揉む。はっきり言ってやばいくらい気持ちいい。一気に射精感が押し寄せてくる。
「ね、姉ちゃん・・・もう駄目だ」
我ながら情けないが仕方ない。
姉ちゃんはそのまま竿を口に含み上下させる。俺の目を見ながらいいよと言ったようだった。
「で、出るっ」
今まで経験した事がないほどの強烈な快感と共に俺は姉ちゃんの口の中に射精していた。喉が動き、そのまま精液を飲み込んでいる。
精液を飲み込んだ後も残りを全て吸いだすように姉ちゃんは舌を這わせていた。まさかあの姉ちゃんがこんなことをするなんて・・・。
快感の余韻に浸りながら俺はそんな事を考えていた。
かおるからの連絡 ( No.15 )
日時: 2008/12/14 15:35
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

ここまでを小説ページにアップしました。
Re: 姉との生活 ( No.16 )
日時: 2008/12/14 21:54
名前: 紅いきつね

全てを飲み干すと姉ちゃんは俺の顔を見上げてちょっと恥ずかしそうに微笑んだ。
「気持ちよかった?」
「・・・うん。でも姉ちゃんこんなのどこで」
「えへへ、勇君の秘蔵コレクションで勉強したの。」
「げっ」
男子諸君にはわかってもらえると思うが家族に秘蔵のエロコレクションが知られてしまった時ほど恥ずかしい事はない。
「わたし、いつかは勇君とこうなるって思ってたからどんな風にしたら喜んでもらえるかなって。一人でするときも勇君の顔ばっかり考えてた」
顔を真っ赤にしてそう言う姉ちゃん。嬉しいけど素直に喜べないのはなんでだろね。
「ね、次はわたしを・・・」
姉ちゃんがそう言いながらシャツのボタンを外そうとした時だった。

ドンドン!

部屋をいささか乱暴にノックしやがった奴がいた。
びっくりして俺と姉ちゃんは離れた。畜生、人のおセックスを邪魔する奴は亀に蹴られて死んでしまえ。
「誰?」
ドアを開けるとそこには軍艦に乗っている連中とは違う濃緑色の制服をびしっと着た女が立っていた。俺よりはちょっと低いが女にしては長身と言えるそいつは、きらきら光りそうなブロンドの髪を雑に後ろにまとめていた。
化粧も必要ないような透き通る白い肌と相まって一瞬人形なのかと思うような美人だ。タイトスカートから伸びるきゅっと引き締まった足もなかなかいい。
「あ、フリーデリケさん・・・」
姉ちゃんがちょっとばつの悪そうな顔で名前を呟く。
「親衛旅団フリーデリケ・フォン・ベッテンドルフ中尉であります。」
フリーデリケと呼ばれたその女は無表情に俺にそう名乗った。シュバルツ中佐ほどではないが流暢な日本語だ。
「姫殿下のお姿が見えないのでお迎えに上がりました。さ、もう夜も更けて参りましたのでお戻り下さい」
「あのね、フリードリケさんはわたしのお世話係なんだよ。ごめんなさい、すぐ戻ります」
どうやら姉ちゃんは自分の部屋を抜け出してきたらしい。それで世話係のフリードリケが探しに来たという事か。それにしちゃタイミングよすぎないか?
促され、姉ちゃんは俺におやすみと言って部屋を出て行く。
「貴殿は姫殿下のケンプファーなのですから注意して行動する事を望みます。」
じろっと俺を睨むフリードリケ。げ、もしかしてばれてる?
「・・・はい」
仕方なく俺は素直にそう答えた。うう、俺の初体験がぱあだ。
二人を見送ると今度は一人でベッドに横になった。
はあ、何だかなあ。
Re: 姉との生活 ( No.17 )
日時: 2008/12/14 21:37
名前: 紅いきつね

悶々とした一夜を過ごし、朝になった。
今現在どのあたりにいるのかは全くわからないが、そういえば俺達のパスポートとかそういうオフィシャルな手続きは一体どうなっているのだろう。まさか密出国か。
この部屋には狭いながらもシャワーが備え付けられていて、俺は寝不足のぼけた頭を熱いお湯を浴びてしゃきっとさせた。実は軍艦に乗っているにしてはとてつもなくスペシャルな待遇である事を俺は後で知るのだが。
部屋の中でまっぱで髪を拭いているとノックもなしにいきなりドアが乱暴に開く。
「おはようございます、ベッテンドルフ中尉であります。お迎えに上がりました」
夕べのお人形さん・・・もといフリーデリケが現れる。
「へ?」
生まれた姿のまま、しかも真正面にフリーデリケの方を向いていた俺はとてつもなく間抜けな姿だ。しかも朝だけに息子は無駄に元気になっている。
「貴殿は姫殿下だけではなく小官にまで獣欲をお向けになるのですか?」
形の言い眉をちょっとしかめてその癖視線はばっちり息子に向けつつそんな事を言いやがる。獣欲なんてお向けでねえよ。ただの自然現象だっつうに。
「うわっ一体何ですかノックもなしに」
「お食事の用意ができましたので。姫殿下に貴殿をお連れするように命じられました。」
「わかりましたよ。着替えるんで外に出て貰えます?」
「小官がおりますと何か不都合がお有りですか?」
「いや大有りですって。着替え難いし」
フリーデリケは何も答えず、そして廊下に出るわけでもなくじっと俺の顔を見つめた。
「夕べの事ですが」
「・・・えっと、何の事でしょう」一応すっとぼけてみる。
「姫殿下のご意思であったとは言え、あのような場面では貴殿から拒否して頂かねば困ります。我が国に到着するまで、いえ、国王陛下に謁見されるまで姫殿下には清らかな身体でいて頂かねば困るのです。」
「そりゃまたどういう・・・」
「貴殿はそんなに溜まっているのですか?」
「ぶはっ」
綺麗な顔をしててもクソまじめな感じがするフリーデリケからそんな単語が飛び出すとは思わなかった。
「早めに済ませましょう。姫殿下もお待ちですし」
そんな事を言うと開けっ放しになっていたドアを閉める。一体何を済ませるの?
フリーデリケはいきなりタイトスカートを捲し上げる。白い高級そうな光沢のあるパンティが目に入った。
「え!?いきなり何を」
慌てて視線を逸らす。
「勿論貴殿の獣欲を納めるのです」
「勿論ってあんた・・・っ!?」
フリーデリケはいつの間にかパンティを脱いでいた。程よい肉付きの下半身が丸見えだ。
「早く、済ませましょう」
先ほどまでの無表情とは打って変わって白い頬を赤く上気させそんな事を言う。ちょっと声が震えているようなのは気のせいか。


Re: 姉との生活 ( No.18 )
日時: 2008/12/14 21:41
名前: 紅いきつね

かっちりとした軍服のスカートだけ捲り上げる美女、というのもなかなかそそるモノがある。
「・・・これはあんたの意思なんですか?」
「姫殿下の純潔をお守りしなければならないのです。ですから・・・もし姫殿下がまた貴殿をお誘いになってもお断り下さい。そうして頂けるなら小官を好きにして構いません」
なるほど、そういう事か。
こいつには姉ちゃんといいところを邪魔されたのだし、ここは好きに獣欲とやらを処理させてもらおう。俺はいつになくサディスティックな気分になっていた。
「・・・じゃあケツを向けて壁に手を付け」
フリーデリケは素直に言われたようにする。真っ白くまるで陶磁器のように滑らかな尻が俺に向けられた。
「ちげえよ。もっとケツを突き出すんだよ」
「・・・はい」
羞恥の為か白い肌をピンクに染めて尻を突き出す。マ○コもアナルも丸見えだ。
「ケツの穴まで丸見えだぞ。恥ずかしくないのか」
「そ、それは貴殿が・・・」
「違うだろ?俺に見て欲しくてたまらないんだろうが」
息を淫裂に吹きかけると身体がびくっと震え、粘膜質の液体がにじみ出てくる。
「そ・・・そんなこと・・・ありません」
「じゃあこれはなんだ」
人差し指の腹で触れるか触れないかという程度に触ってやるとフリーデリケはねだるかのように尻を震わせる。「ああ・・・」ため息を付く様に声を出し切ないような、それでいて怒ったような顔で俺の方に視線を向けてくる。
そのまますでに勃起しているクリトリスに触れてやると、脱力してそのまましゃがみこんでしまった。
「おいおい、この程度で力尽きてどうすんだ?」
「も、申し訳ありません」
「申し訳ありませんじゃねえよ。しょうがねえなあ、入れてやるからおねだりしてみな」
「あ、あの、お願いします。貴殿の物を小官に・・・」
「はあ?さっぱりわかんねえよ。」
「ですから・・・」顔を更に真っ赤にしてフリーデリケは搾り出すように言う。「わ、わたしのあそこに入れて欲しいのです」
「あそこじゃわかんねえなあ」俺は秘蔵エロコレクションの中で陵辱調教系のエロ本に書かれていた台詞を思い出しながら言った。「早くしないと姉ちゃん来ちゃうぜ」
「何と言えばいいのですか」
「そうか、日本語で何て言っていいのかわかんねええのか。特別に教えてやる、お前のここはオ○ンコで俺の息子はチ○ポだ。ほら言ってみろ」
「・・・あ、あの、わたしのオ○ンコに貴方のチ○ポを入れて頂きたいのです。お願いします。」
任務とは言ってもやはり恥ずかしいのだろう。フリーデリケは消えそうな声でやっと言った。
「ようし、今回はこれで許してやる。四つんばいになって尻を上げろ」
「こ、こうでありますか?」
尻が俺に突き出され、丸見えの亀裂からは愛液が溢れていた。さすがに俺も我慢できなくなってごくりと唾を飲み込み息子を中に突入させる。
「ああっ」
フリーデリケがひときわ大きな声を上げた。俺も初めての女の膣の感触に酔いしれる。
ゆっくり動き出すと背筋を電流のような快感が流れていく。これがセックスというものか。オナニーで想像していたものとはまるで違うものだ。
「ああっはあ・・・あうっ」
軍人らしく贅肉がない引き締まったフリーデリケの腰に手を当てて抽送を始める。俺の腹とフリーデリケの尻肉が当たりペチペチと音がする。
「ふっ、あん、そんなに激しく・・・しないで・・・下さい・・・」
「うるせえ」
ばちんと尻を叩くと、膣がきゅっと締められる。こいつ、もしかしてマゾっ気があるのか?
「気持ちいいって言ってみろ」
「気持ち・・・いいです・・・」
「勤務中に犯されて喜んでる変態軍人だな。この淫乱女」
「いやっ・・・言わないで・・・でも気持ちいいです・・・フリケは犯されて喜ぶ変態女なんですっ」
こいつ・・・さっきまでの無表情さとは全然違う。これが本性なのか、それとも俺を喜ばす為に演技しているのか。どちらにしてもいいおもちゃができたものだ。
「ああっもっと、もっと、いやあっ」
腰を振りながら両手で制服の上からおっぱいを鷲つかみにして揉みしだく。ボリュームたっぷりで柔らかく、それでいて弾力がある素晴らしい感触だ。
「もっと乱暴にぎゅっとして下さいっああっ」
さらに喘ぎ声が大きくなる。服の上からでも乳首が硬くなってくるのがわかった。乳首の先をぎゅっとつまんでやる。
「ああっいいっいいですっイクっイっちゃいますっ」
俺もそろそろ出そうだ。
「俺もイクぞ。」
ゾクゾクとした快感がせり上がってくる。
「あうっ中に出して下さいっ」
「ようし、中に出してやるぞっ」
「ああっ!!」
俺は激しい快感と共に膣に射精した。全部放出し終わりゆっくり息子を抜くと、大量の愛液と共に俺の白濁液が逆流してくる。
フリーデリケはそのまま脱力してしまう。
たくし上げられたスカートと、素晴らしい曲線を描く尻と、膣から出る精液がたまらなくエロティックに見えた。
Re: 姉との生活 ( No.19 )
日時: 2008/12/14 22:49
名前: 紅いきつね

「それでは参りましょう」
さっきまで足腰立たないような状態だった癖にあっという間に復活しやがった。どうなってんだ、この女。
スカートを戻し、髪を整えて俺にまた表情な顔を向ける。「ご満足頂けましたか?」
そりゃまあ満足不満足で言えば大満足だよ。でもこの変わり様はちょっとご不満ではあるね。
「それから・・・」フリーデリケはちょっと視線を外して言う。「これから小官の事はフリケとお呼び下さると・・・嬉しいです」ほんのり頬が赤くなっている。こいつツンデレか?
まあこれはこれでぐっとくる。
「わかったよ、フリケ」
「ありがとうございます、勇」
これも奴の作戦なのだろう。まあ少なくても向こうに着くまで退屈はしなさそうだ。それは感謝しておこう。
廊下に出るなりまた元の無表情に戻ったフリケに案内され、俺は食事に向かった。本来の乗組員であれば大食堂のようなものがあるのだが、俺達はそこではなく別の場所で食事をする事になる。
俺の前を歩くフリケの形の言い尻が歩く度に揺れるのを俺はにやにやしながら見てしまう。さっきは裸を見る事が出来なかったが、次回はおっぱいも見れるだろう。そんな事を考えていると自然の息子は元気になる。
「・・・何を見ているのですか?」
フリケが振り向く事無く言う。
「お前の尻だよ」
「・・・」
何も言わないが、顔は赤くなっているに違いない。
「そうだ、お前パンツ脱げよ」
「!?ゆ、勇っいきなり何ですか??」
顔を真っ赤にしてフリケが振り向く。
「言った通りだよ。お前これからパンツもブラジャーも付けるの禁止な」
にやにやしながら言ってやると、口をぱくぱくさせてやがる。ざまーみろ。
「まあ今はパンツだけで勘弁してやるよ。早くしな」
フリケは何か言いかけたが諦めたらしい。通路を見渡し誰も居ない事を確認すると素早くパンティーを脱いだ。
そのままポケットに仕舞おうとするのを取り上げじっくり観察する。
「ゆ、勇っ。返して下さいっ」
「おっと、これは何だ?」
パンティーの内側には思った通り、愛液が大量に染込んでいた。指で触ると粘膜質の液体が糸を引いている。
「み、見ないで下さい・・・早く仕舞って・・・」
顔を真っ赤にして自分の愛液を凝視するフリケ。
「だからこれは何なのか聞いてるんだよ。勤務中にお漏らしか?」
「ち、違います・・・」
「あ〜あ。指がこんなになっちまった。綺麗にしろよ」
愛液のべっとり付いた指を唇に当てると、フリケはおずおずと舌で舐め始めた。まるでフェラチオをするように。
空いている手をスカートの中に入れると案の定そこは大洪水だった。やはりこの女はマゾっ気がある。
「国に着くまでに俺の奴隷に調教してやるよ」
耳元で囁いてやるとフリケは身体をぶるっと震わせた。それが怒りによるものなのか、それとも喜びによるものなのかは俺には判りかねたけれど。
かおるからの連絡 ( No.20 )
日時: 2008/12/19 19:27
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

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