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『娼品』梓
日時: 2009/03/25 23:04
名前: matsu

初めての作品です。
温かく見守っていただければ光栄です。

※スカトロ描写があります。苦手な人は注意してください

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Re: 『娼品』梓 ( No.1 )
日時: 2009/03/25 00:04
名前: matsu

私は今、とあるオフィスの応接間にいる。この会社の説明と、ある契約を結ぶためだ。

「それでは宮本梓さん、私があなたの担当となる藤田と申します。さっそくですが、説明に入らせていただきますね」
「はい」
「私どもの会社は性的な仕事をする『娼品』を開発しております。あなたはその『娼品』となるべく、これから一ヶ月間、開発担当の人間によって開発されていただきます。そしてわが社の『娼品』として適格であると私どもが判断した場合にのみ、さらに一年間の契約を結んでわが社の『娼品』となっていただきます。と、これがわが社についての簡単な説明ですが、何か疑問点はありますか?」
「いいえ、ありません」

 こんないかがわしいところになんか、ふつうは絶対に来ない。それなのになぜ私がこんなところにいるのかと言うと、簡単に言ってしまえば身売りだ。私の親が起こした企業が倒産しかかっていた折に、この会社の人間が来てこう言ったのだ。「もしお嬢さんがわが社の『娼品』として開発されるのであれば、わが社からあなたの会社へ援助をして差し上げましょう。さらに『娼品』として働いていくならば、稼いだお金のうちの何割かをさらに援助に上乗せしましょう」と。当然親は反対したが、結局は私の説得に負けて認めてくれた。

「それでは、契約に入らせてもらいます。詳しいことは契約書に書いてありますが、簡単にご説明しますね。あなたがこの契約を結んだ場合、その瞬間からあなたは人間として扱われなくなります。つまりあなたが有するあらゆる人権を放棄して、完全に『生きている道具』となっていただきます。といっても、当然わが社の『娼品』となりうるものですから、身体的に欠損させるようなことはありませんので安心してください。」

私は説明を聞きながら契約書を読んでいた。そこに書いてある内容を簡単に説明するとこうだ。

・完全に「モノ」として扱われる
・一ヶ月間外部との連絡を取ることも、外出することも許されない
・もし健康に異常をきたした場合は療養のために開発は中断されるが、中断した日数分開発期間が延長される
・開発期間終了時に適格と見なされれば『娼品』として契約できるが、不適格である場合はそこで開発をやめて日常に戻るか、開発を継続するかを選択できる。継続した場合は親の会社への援助も継続されるが、やめた場合にはそれまでに援助した分と開発にかかった費用などを請求される

といったところだろうか。私は契約書を読み終えると、渡されたボールペンでサインして捺印した。するとさらにもう一枚書類を渡された。

「それは宣誓書です。これからビデオを撮りますので、その宣誓書の全文を読み上げてサインと捺印をしてください。それをもって正式に契約となります」

 私は毅然とした態度で、男が構えたカメラに向かって誓約書を読み上げた。

「宣誓書。私、宮本梓は自身が有するあらゆる権利を放棄し、貴社の『娼品』として一ヶ月間開発されることを宣誓し、この宣誓書にサインします」

 読み終えた私は、契約書のときと同じようにサインをした。そしてその宣誓書をカメラに向けて開示した。

「結構です。では、これからあなたは人間ではなくなります。しかし、まだ『娼品』でもありません。あなたは現在『娼品』未満ですので、余計な飾りはまだ不要です。ここで身につけているものを全て脱いでください」
「はい」

当然恥ずかしくないわけがないが、私は恥ずかしがるそぶりも見せずに、身につけているものを全て脱いだ。今まで誰にも見せたことのない裸身が白日の下にさらされた。

「少しは恥ずかしがるかと思いましたが、大変結構です。それではついてきてください。これからあなたの詳細なデータを計測します」

 そうして私は医務室に連れて行かれることになった。行く途中で何人か会社の人に会うことがあったが、私は自分の体を隠すことなく堂々と挨拶をした。会社の人は口々に「もう計測は終わったのか」と聞いてきたが、藤田さんがまだだと言うと少しがっかりした様子で去って行った。
Re: 『娼品』梓 ( No.2 )
日時: 2009/03/25 00:06
名前: matsu

医務室に入ると、すでに様々な道具が用意されていた。

「それでは私が計測しますので、藤田さん、記録をお願いします。まず身長と体重から……」

 そうして一時間後、私に関するあらゆるデータが計測された。

「では、データを確認しますね。身長161cm、体重50.2kg、トップ87cm、アンダー65cm、ウェスト54cm、ヒップ86cm。次に乳首直径0.6mm、勃起時1.2cm、乳輪直径2.3cm。
クリトリス直径0.8cm、勃起時1.8cm。膣の奥行8.3cm、膣口径4.3cm、膣圧平常値21mmHg、最高値43mmHg、よって膣圧22mmHg。肛門直径1.3cm、肛門の皺10〜12本、肛門内圧69.27mmHg。オナニー経験あり、男性経験は六回ほどでフェラチオの経験はあるが、アナルセックスやSMなどの経験はなし。主要な性感帯の感度はいたって普通。健康に関しては身体的にも精神的にも問題なし。こんなところですか。まあ、割と平均的ですね」
「……」

 私はさすがに恥ずかしくなって、顔を赤面させて俯いた。現時点での私の詳細なデータを知るためとはいえ、肛門の皺まで数えられるなんて……。

「さて、計測も終わりましたし、そろそろあなたが一か月を過ごす部屋に行きましょうか」
「……はい」

 私は気を取り直して藤田さんの後をついて行った。途中で一人の社員に会った。その社員は藤田さんに「もう計測は終わったのか」と聞き、藤田さんも終わったと答えた。この会話に何の意味があるのかと考えていると、突然その社員が私の胸を鷲掴みにしてきた。私は突然のことに驚いて短い悲鳴をあげ、咄嗟にその手を外そうと抵抗しようとしてしまったが

「何を抵抗しようとしているんですか?」

 という藤田さんの一言で、私は自分の立場を思い出し、抵抗しようとした手を素直に下ろした。

「それでいいんです。あなたはもうわが社の『モノ』なのですから、ただの『モノ』が人間に反抗していいはずがないでしょう。計測前にそうされなかったのは、正確なデータがとりにくくなるという理由だからですよ」

 そう、私はただの「モノ」なのだ。私は自分の立場を否応なく思い知らされ、ただされるがままに社員の猥褻行為に身を委ねていた。

「あっ、んっ……はあっ、んっ……」
「なかなか大きいな。ちょっとデータみせてくれるか? ……ふむ、もう少しでEカップか」

先ほど計測したデータを見ながら、社員の男は私の胸を揉みしだき、乳首を指でこねくり回した。そうしてしばらく私の胸を弄んだあと、股間のほうに手を伸ばし、オマ○コを触ったり、クリトリスを摘みあげたりしてきた。

「あっ……! はあっ、くぅ……」
「感度もそれなりにいいな。まぁ、さっき計測したばかりだから、すぐに濡れるのも当然か。だがちょっとやりづらいから、もう少し脚を開いてくれないか?」

 私はその言葉に黙って従い、脚を肩幅に開いた。すると男は無遠慮に、私のオマ○コを二本の指で激しくほじくった。私はいきなりのことに驚いて、思わず声をあげてしまった。

「ああっ! はっ、あっ、あんっ!」
「おお、中はトロトロに熱くて、しかもきゅうきゅうと締め付けてきている。なかなかいい反応だな」

 男はひとしきりオマ○コを楽しむと、今度はそのまま私の肛門に指を挿れてきた。指で腸壁をすりすりと擦りながら、男は満足そうに言った。

「ああ……肛門の締め付けも悪くない。……まぁ、この様子からすると、あまり慣れてはいないようだが」
「あっ……くぅ、ふぁ……」
「データを見る限りは総じて平均的だが、素材としては悪くないみたいだな。ちゃんとした『娼品』になるかはこいつしだいだがな」

 そう言うと男は肛門から指を抜いて、私の体から離れた。そのままどこかへ歩き去っていく男の後ろ姿を見送りつつ、私は乱れた呼吸を整えていた。荒い呼吸をつづける私に、藤田さんはこう言った。

「これがわが社の『モノ』になるということです。自分の立場が分かりましたか?」
「はい……」
「それでは早く部屋へ行きましょう。ぐずぐずしていたら、また今のように弄ばれますよ」

私は黙って立ち上がり、藤田さんの後について地下に降りた。部屋――「開発室」は地下にあるらしく、私が使う「第十六開発室」のほかにも結構な数の部屋があるみたいだ。おそらくほかの部屋でも開発が行われているのだろうが、完全防音のために何も聞こえないようになっている。私は藤田さんに導かれるがまま部屋に入った。

「ここが今日から一ヶ月間あなたが過ごす部屋です」
「うわぁ……」
Re: 『娼品』梓 ( No.3 )
日時: 2009/03/25 00:09
名前: matsu

 私は部屋に入るなり思わず声を上げた。部屋の中にはベッドや三角木馬、拘束台、天井にはなぜか滑車も取り付けられている。透明な棚の中には大小様々なバイブやディルドー、何に使うのか分からないものまでしまってある。

「こちらがトイレとバスルームです」

 そう言われて目を向けると、そこには全面ガラス張りのトイレとお風呂があった。トイレは和式の水洗便所みたいだが金隠しがなく、さらには前後左右にカメラが仕掛けられている。それはお風呂も同じだった。聞くところによると、お風呂のガラスは湯気で曇らない特殊なガラスでできていて、しかもお風呂の使用中は換気扇が回るため、極力湯気で体が隠れないようになっているらしい。

「開発中はこうしてあらゆる場面のあなたを撮影しますが、これはあなたの監視と健康状態の把握のためのものでもあります。この映像が一般社会に出まわることはありませんので安心してください。ここで撮影された映像は、あなたが『娼品』となった場合にメイキング映像として保存され、顧客の方へのプロモーションビデオとして利用されるだけですし、もしあなたが『娼品』にならずに開発を断念した場合には即刻処分されますから」

 私は少しだけほっとして、改めて室内を見回した。すると机の上に電話を見つけた。

「あの……外部との連絡は禁止だと言っていたのに、なぜ電話があるんですか?」
「ああ……それは内線電話ですよ。もし何かあった際にそれを掛けて貰えれば、私のところに直でつながりますので」
「分かりました。……それと、キッチンとかがないみたいですが、食事はどうするんですか?」
「食事に関してはこちらが用意します。栄養とカロリーをよく考えてシェフが作りますので、味はもちろん太る心配もありませんよ。他に質問はありますか」
「いいえ、今のところはありません」
「でしたら今から早速開発を始めたいと思いますが、よろしいですか」
「……はい、よろしくお願いします」
「それでは今後の方針を説明しますので、とりあえずベッドに座ってください」

 私は言われるままベッドに腰かけた。藤田さんはと言うと棚から様々な道具を取り出している。そしてそれらを持って私の隣に座った。

「我々の開発は、基本的には何か一つに特化させるものではなく、あくまでオールマイティに色々なことを出来るようにするのが目的です。オマ○コでのセックスやフェラチオ・パイズリといったことはもちろん、アナルセックスやSMプレイにも順応してもらいます。さらにはSMの一環ではありますが、スカトロプレイや獣姦などもしてもらいますのでそのつもりで」
「え……? そ、その……スカトロとか獣姦って……?」
「知りませんでしたか? スカトロと言うのは糞尿、つまりうんこやおしっこを出したり、さらには体にかけたり食べたりするプレイのことです。獣姦は犬とか豚とかとセックスすることです。どちらも趣味としては当然アブノーマルですが、その手の好事家の方たちは好んで『娼品』にそういうことをさせたがるんです。ですから開発期間中にそういうことに慣れておかないと、いざそういうことをさせる段になって拒絶されたとクレームが来ては、わが社の信用が落ちますからね」
「は、はい……分かりました……」

 私はあまりに異常な内容に青ざめていた。しかし、それでもお構いなしに藤田さんは説明を続けていく。

「それに関連して、そうしたハードなプレイにも耐えられるように、オマ○コやアナルには十分に拡張を施しておかなければなりません。そこでここにあるバイブやディルドーなどを使って段階的に拡げていくんです」

 そう言いながら、藤田さんはいくつかのバイブやディルドーを私に見せた。さほど大きくないものから大体通常サイズと思われるもの、そして結構太いものまで様々だった。

「最終的には、私の握りこぶしがオマ○コにもアナルにも楽に挿れられるようになってもらいます。ですがただひたすらに拡げればいいというものでもありません。いくら拡張されていても締め付けや感度に問題があるようなら、やはりお客様は満足しません。もちろん私もその点には注意しながら開発していきますが、もしそれらの点に問題が発生した場合には、今は言えませんが特殊な手段を講じさせてもらいます」
Re: 『娼品』梓 ( No.4 )
日時: 2009/03/25 11:28
名前: matsu

 藤田さんはそこで言葉を区切ると、私の目の前に移動した。そして私をまっすぐに見据えながらこう言った。

「以上が今後の簡単な方針となります。どんなに辛くても苦しくても、痛かろうが嫌だろうが、わが社の保有する『モノ』であるあなたにはただ黙って受け入れることしか許されておらず、拒否権は一切ありません。それを理解したのであれば、今すぐこの脚を大きく開きなさい。今日の開発を始めます」
「……はい」

 私は言われたとおりに脚を大きくМ字に開き、藤田さんの眼前に秘所をさらけ出した。藤田さんは私のオマ○コに二本ほど指を入れ、感触を確かめるように浅いところでクニクニと動かしたり、縦横に拡げたりした。そしてオマ○コから指を抜くと、さっき計測したデータを見ながらバイブを選び始めた。

「そうですね……膣口径が4.3cmですから、4.5cmのやつを挿れましょうか。梓さん、ご自分でオマ○コを目一杯拡げてください」
「……分かりました」

 私は脚の外側から手をまわして、両側からオマ○コに指を挿れ、できる限り大きく左右に拡げた。藤田さんはバイブの先端を膣口にあてがうと、そのままゆっくりと私の中に挿れ始めた。

「うぅっ……ふ、太い……」
「このぐらい我慢してくださいね。この程度、まだ序の口なんですから」

 私が太いバイブが挿入される感覚にうめき声をあげると、藤田さんはそれを厳しくとがめた。私がうめき声をあげている時でも、藤田さんは構わず私の中にバイブを挿れていった。

「あっ……はあっ、はっ、はっ……」
「もう少しですよ……よし、全部入りました。では、今度はアナルバイブを挿れますので、四つん這いになってください。あ、オマ○コに挿れたバイブが抜けないように、ちゃんと手で押さえててくださいね。アナルを自分で拡げる必要はありませんから」

私は無言で指示に従った。肛門がよく見えるように、ベッドの上に四つん這いになってお尻を突き出し、両手でオマ○コのバイブが抜けないように押さえた。藤田さんは何やらバイブにローションを塗っているようだ。

「ええと……肛門直径が1.3cmだから、1.5cmでしょうかね。アナルは初めてということですので、今回は挿れやすいようにローションを塗ってあげます。……それでは、アナルの力を抜いてください」

 私は言われた通りに肛門の力を抜いた。すると肛門に藤田さんの指が入ってきた。どうやら、私の肛門にもローションを塗っているようだ。ひとしきり塗り終えると、今度は肛門にアナルバイブをあてがい、先ほどオマ○コに挿れたように、ゆっくりと挿れ始めた。

「ぐぐっ……はっ、はっ、はあっ……」
「肛門を閉めないでくださいね。むしろ、うんこをひり出す時のような感じでお願いします」
「くうっ……は、はいぃ……」

 私はアドバイス通り、うんこを出す時のように肛門を開いた。すると、驚くほどすんなりとバイブは私の直腸に納まった。私は息を整えながら、前後の強烈な異物感を少しでも受け入れようとしていた。

「さて、とりあえずこのまま十二時間、そのバイブを挿れたままにしていてもらいます。ですが、何かの拍子に抜けてしまうこともあるでしょう。ですので、あなたにはこれを装着してもらいます」
Re: 『娼品』梓 ( No.5 )
日時: 2009/03/25 11:28
名前: matsu

 そう言って藤田さんが取り出したのは、金属でできたパンツのようなものだった。当然それが何か知らない私は、それを凝視しながら首を傾げていた。

「これは貞操帯といいまして、古くは男が妻や恋人の貞操を守るために使ったといいます。まぁ、そんな蘊蓄は置いときまして、これを装着することでバイブが自然に抜けないように、またはあなたがバイブを抜かないようにすることができるのです。……それでは装着しますので、バイブを押さえたまま立ってください」

 私が立ち上がって肩幅に脚を開くと、藤田さんは私に貞操帯を装着し始めた。前から腰部を覆うように着けて、腰の後ろのほうで南京錠で鍵をかけた。結構ギチギチに締まっているので、確かに自然に抜けることも、自分で抜くこともできないようだと思った。ここで私は、ふと気になったことを質問した。

「あの……これって、トイレのときはどうするんですか?」
「トイレですか? おしっこはそのまま出してかまいませんよ。ただ、うんこはできるだけ我慢してもらいます。ですが、どうしても我慢できないというときは、内線電話でお知らせください」
「……分かりました」
「では十二時間後に開発を再開しますので、それまでゆっくりと休んで……あっと、忘れるところでした。これをしないといけませんね」

 藤田さんはそう言いながら、取り出したスイッチを押した。すると、私のオマ○コとアナルに挿れられたバイブが動き出した。私は突然の刺激に、股間を押さえてうずくまった。

「ああぁんっ!!」
「これを動かさないことには始まりませんからね。それでは、十二時間後に」

藤田さんは、そのまま私を置いて開発室を出て行った。私はバイブから与えられる快感に、ただただ喘ぎ悶えていた。


十二時間後、私は間断なく押し寄せる快感の波に翻弄させられ続け、ぐったりと力なくベッドの上に横たわっていた。バイブは十二時間後に止まるように設定されていたのか、今は全く動いていない。汗と愛液と、そしてあまりの快感に失禁してしまったおしっことで濡れた気持ち悪いベッドに横になりながら、私は激しい動悸と呼吸を整えていた。そこに突然、藤田さんが入ってきた。

「十二時間経ちましたが、お加減はどうですか? ……って、おやおや、ずいぶんとぐったりしていますが、大丈夫ですか?」
「はあ……はあ……」
「どうやら、かなりお疲れのようですね。本来なら、この程度で音を上げてもらっては困るのですが……まぁ、最初ですから大目に見ましょう」
「はあ、はあ……あ、ありがとう……ござい、ます……」
「一時間だけ休憩をとりましょう。その間はバイブ入れたままにしてもらいますけどね。休憩が終わったら、今度は奉仕技術の開発です」
「……はい」

 私は少しだけ感謝をしながら、ベッドに身を横たえた。途中、藤田さんが手配したのか、ベッドのシーツが取り換えられた。休憩を始めて三十分経った頃だろうか、私はとうとう我慢できなくなり、藤田さんにお願いをした。

「……あの、藤田さん。貞操帯を外して……くれませんか?」
「どうしました?」
「えっと、その……ト、トイレがしたくて……」
「おしっこならそのまますればいい、と言ったでしょう?」

 私はこのとき思った。藤田さんは、分かっててこんなことを言っているのだと。ならばきっと、はっきり言わないとさせてもらえないのだろう。私はこみあげてくる恥ずかしさをこらえて、再度はっきりとお願いをした。

「う、うんちを我慢できなくなったので……貞操帯を、外してください……」
「……そう、それでいいんです。ちゃんとお願いできるようにならなくてはいけません」

 そう言いながら、藤田さんは貞操帯を外し、オマ○コのバイブだけ抜き取った。アナルバイブを抜かないのは、抜いた瞬間にうんちが漏れ出てくるかもしれないからだ。私はアナルバイブを押し込んだままガラス張りのトイレに入り、金隠しのない和式便器の上に跨った。

「ああそうだ……あなたはそのカメラに、カメラの向こうのお客様方に排泄する様子を見ていただくわけですから、ちゃんと見ていただくようにお願いしてくださいね」
「はい……わ、私が汚い肛門からうんちをひり出すところを……どうぞ、ご覧ください……」

 私はそう言って、栓代わりにしていたアナルバイブを、ゆっくりと抜き取っていった。

(続く)
Re: 『娼品』梓 ( No.6 )
日時: 2009/03/25 23:01
名前: matsu

(ブッ、ブププッ! ムリュッ、ムププププ……!)
「あぁぁぁぁぁっ! でてるぅ! あぁぁっ、うんちぃ……! うんち、でてるぅ……!」

 アナルバイブを引き抜くと同時に、私の肛門からうんちがあふれ出してきた。長いこと直腸を刺激されていたからなのか、半固形のどろどろとした緩いうんちだった。

(ムリュリュ……ムプッ、プブブッブリュリュ……!)
「お……あぁぁ……うんちぃ。いっぱいでてるよぉ……」

 ひり出されるうんちは留まるところを知らなかった。私は大量にひり出されるうんちと、それを克明に撮影されているというこの状況に激しい羞恥を覚え、顔を真っ赤に染めた。

(ブムプププッ、ブッムリュリュ……ブポッ!)
「はあっ……! はぁ、はぁ……ふぅ……」

 やがて排泄は終り、私は念入りにお尻を拭いてトイレに流し、トイレから出ようとした。すると私の前に藤田さんが立ちはだかり、風呂場に入るように命令した。

「残念ながら、まだ不十分です。肛門の周りだけ拭いても、まだ直腸にうんこが残っているかもしれないでしょう。それなのにそのままバイブを挿れると、バイブが汚れてしまいますからね。ですから、これを使って直腸も掃除をするんです」

 そう言って藤田さんが取り出したのは、細い毛のついたトイレブラシのようなものだった。藤田さんは私を風呂場に四つん這いに屈ませると、私の肛門に指を挿れ、がばっと左右に拡げた。さっきまでアナルバイブが挿れられていたせいか、私の肛門は簡単に広がった。そして藤田さんは直腸にそのブラシを挿れ、私の直腸を擦り始めた。

「あ、あっ……はっ、あっ」

 ブラシの細い毛が私の直腸を擦るたび、えもいわれぬ感覚が全身に駆け巡った。こそばゆいような、しかしどこか気持ちいいような、そんな感じだった。

「このブラシは、直腸の掃除のためにわが社が独自に開発したものです。ブラシに付いた細い毛が直腸内に残ったうんちをからめ捕り、残らず掻き出すんですよ。……さあ、終わりましたよ」
「はあ、はあ……はい」
「こうしたわが社独自の道具の開発にも、あなたがた『娼品』は関わっているのですよ。と言っても、お客様に買ってもらえない売れ残りの『娼品』や、お客様から苦情とともに返品されてきた『娼品』が、ですけどね。当然そこでもあなたがたはモノとして扱われますので、多少の無理をさせることもあります。特に返品されてきた『娼品』は、お仕置きと再開発の意味も込めてなかなかにハードな道具の開発に従事させられることになります。あなたもそういう目に遭いたくなければ、ちゃんと開発を受けて、立派な『娼品』になってくださいね」
「は……はい……」

 私は立ち上がって風呂場から出た。出る時にブラシをちらっと見たが、思いの外うんちが付着していた。今は藤田さんが水で洗い流しているが、あのブラシでお尻の中を掃除されうんちを掻き出されたのだと思うと、途端に恥ずかしくなった。私はなるべく藤田さんのほうを見ないように、オマ○コとアナルにバイブを挿入し始めた。バイブを挿れ終えたころに藤田さんが戻ってきて、私に再度貞操帯を装着した。

「今回は私がしてあげましたが、今度からは自分でやってくださいね。少しやりすぎかなと思えるぐらいでちょうどいいですから」
「……わ、分かりました」

 藤田さんはそこでいったん言葉を切り、私に向きなおった。

「それではさっき言った通り、今度は奉仕技術の開発をしましょう。……ところで、確かフェラチオの経験はあると言ってましたよね」
「はい……」
「それでは今回はフェラチオの技術がどの程度かを確かめるということと……そうですね、パイズリもしてもらいましょうか。パイズリは知ってますよね?」
「……はい」
「それじゃあ……始めましょうか」

 藤田さんは私の前に立つと、おもむろにズボンとパンツを脱いだ。すると私の眼前に半勃ちのオチン○ンが出てきた。半勃ちではあるが結構長く、おおよそ12cmぐらいはあろうかというほどだった。

「……大きい……」
「ありがとうございます。……では、フェラチオしてください」

 私は藤田さんの前にひざまづいてオチン○ンを握り、亀頭を舐め始めた。
かおるからの連絡 ( No.7 )
日時: 2009/03/26 19:31
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

ここまでを小説ページにアップしました。
Re: 『娼品』梓 ( No.8 )
日時: 2009/03/27 04:13
名前: matsu

「ちゅ……ぴちゅ、ちゅ……」

 私は藤田さんのオチン○ンの亀頭を舌で舐め、右手で陰嚢をすりすりと転がした。するとオチン○ンがぴくぴくと反応して、半勃ち状態だったオチン○ンはすぐさま完全に勃起した。半勃ちのときでもそれなりに長かったが、完全に勃起した今の長さは、ゆうに15cmは超えているだろう。その大きさに内心驚きつつ、私は亀頭を咥え込んだ。

「あむっ……ちゅっ、じゅっ……ちゅるっ」

 亀頭を舌の上で転がしたあと、ゆっくりと竿を口の中に納めていく。さすがに全部は咥えられないが、苦しくならないぎりぎりのところまで飲み込んでいき、そのまま口をオマ○コに見立ててオチン○ンをピストンさせる。

「んっ、んっ、んっ……じゅるっ、ちゅっ、じゅっ……」
「おお、いいですよ。なかなか上手です」
「んっ、ぴちゅっ……ありがとう、ございます……んっ、ちゅっ……」

 私はいったん口を離し、今度は裏スジを舐め上げたり、竿を甘噛みしたりした。そのたびにオチン○ンがピクンピクンするのが、なぜだかたまらなく愛おしく感じる。

「フェラチオの技術は分かりました。まだ教えることはありますが、十分に及第点です。次はパイズリをしてみてください」
「はい。……んしょ、と」

 私は自分の乳房を両手で持ち上げ、オチン○ンを挟み込んだ。正直パイズリに関しては「おっぱいでオチン○ンを挟んで気持ちよくさせる」程度のことしか知らなかったが、藤田さんの反応を見る限り、間違ってはいないようだ。

「んっ、んっ、んっ……初めてですけど、どうですか……?」
「少しぎこちないですが、大体こんな感じです。あとは、同時に亀頭を舐めるとなおいいですね」
「こ、こうですか……? ちゅ、ぴちゅっ……」
「あぁ……大変結構です。……それでは今から射精をしますので、全部飲み込んでください」
「は、はい……あむっ」
(ビュブゥッ……! ビュッ、ビュルルッ……ビュゥッ、ビュビュッ、ビュルルルッッ……!!)

 私が亀頭を咥えると同時に、藤田さんは私の口の中に射精した。その量が予想外に多かったことに驚いたが、なんとか全部飲みきることができた。全部飲みきった証拠として、口を開けて精液が残っていないことを示すと、藤田さんは感心したように頷いていた。

「ほぉ……まさか、全部飲み干せるとは思っていませんでした」
「私も……まさかあんなに出るなんて思いませんでしたよ。……あっ、そうだ、忘れてました」

 私はあることを思い出して、再び藤田さんのオチン○ンを咥えた。そして私は尿道に残っている精液を吸い出すために、じゅるじゅると音をたてて啜り始めた。

「すごいですね……お掃除フェラまでできるんですか」

 精液を吸い出し終えた私は、藤田さんの言葉に応えた。

「はい……以前付き合っていた彼氏に、やってみてくれないか、と言われて一度だけやったことがあるんです。そのとき喜んでくれたのを思い出したので……」
「これなら、今日のところは十分に合格ですよ。これから一週間はひたすら奉仕技術を開発していこうかと思ったんですが、この分なら予定より早く消化できそうですね」

 そう言いながら藤田さんはパンツとズボンを穿き、私の隣に座った。

「とりあえず、今日のところはこれでおしまいです。それで明日の開発ですが……あなたの物覚えの良さを見込んで、予定を前倒しして奉仕技術を一気に開発していこうかと思います。何か質問はありますか?」
「えっと……具体的には、何をするんですか?」
「そうですね……フェラチオ技術ではディープスロートやイラマチオに慣れてもらいます。それからシックスナインや足コキなんかもしてもらって、あとはアニリングスや素股も覚えてもらいますよ」

 私は分からない行為が二つ三つあったので、それについて聞いてみることにした。

「あの……イラマチオと足コキ、アニリングスがどんなものか知らないんですが……」
「ああ……それについては、明日お話します。なに、大丈夫ですよ。明日完全にモノにできなくても、奉仕技術の開発は一ヶ月間継続でやっていきますから」
「は、はあ……そう、ですか」
「では、他に何か質問は?」
「さっき予定を前倒しして、って言ってましたが、どんな予定が組まれてるんですか?」

 藤田さんは少し話しにくそうに顔を伏せたが、やがて口を開いた。
Re: 『娼品』梓 ( No.9 )
日時: 2009/03/29 01:41
名前: matsu

「えっとですね……簡単に説明しますね。まず最初の一週間は奉仕技術を一通り開発しながら、拡張と快感に慣れて貰うんです。そして次の一週間でさらに性交技術と軽いSM技術を開発します。この二週間が終わると、今度は中間報告というのがあるんです。この中間報告というのは、最終的にあなたが『娼品』として認定されるための試験を人事部で受けることになるんですが、その人事部で現在の開発の進み具合を試験してもらって、開発期間の延長をするかどうか査定するんです。」

 藤田さんはそこでいったん言葉を切り、一息ついてからまた話し始めた。

「ただし開発期間が延長されても、あなたの親の会社への援助は続けられますのでご安心ください。それで何事もなく中間報告が終わったと仮定して、三週間目はさらなるSM技術の開発と、多人数での性交に慣れてもらいます。そして四週間目で今までの総括をするというわけです。そうして立派な『娼品』となるべく、人事部で中間報告よりもさらに厳しい試験を受けてもらい、合格して晴れてわが社の『娼品』として登録されるのです」

 ここまで割と早口で説明されたが、要するに段階的にハードなプレイを強要されるということだろう。

「以上で簡単な説明を終わりますが、何か質問はありますか?」
「いえ、今は特にありません。説明していただいて、ありがとうございました」
「それでは今日はこれで終わりますが、そのバイブと貞操帯は明日の開発の時まで着けていてくださいね」

 そう言って藤田さんは、机の上にリモコンと鍵を置いた。

「もしあなたがバイブを使って楽しみたいというのであれば、このリモコンで操作してください。あと、トイレと入浴のときのみはずすことを許可します。この鍵をつかって外してください」
「はい、分かりました」
「それから、そこのクローゼットにバスローブなんかも入ってますので、着たければ着ていただいて構いません。……それでは、私はこれで」
「はい、お疲れさまでした」

 そうして藤田さんは、軽く礼をして部屋を出て行った。手持無沙汰になった私は、改めてこの部屋を物色してみようと思い、とりあえずクローゼットを開けてみた。中にはさっき説明されたようにバスローブが何着かと、メイド服やバニースーツといったコスプレ衣装、棚の中にはさまざまなサイズのブラジャーが入っていた。

(何でブラジャーなんてあるんだろう……)

 しばらく考えてみて、はたと気が付いた。多分だが、これは胸の形が悪くならないようにするためのものだろう。私は『娼品』になるのだから、おっぱいの形が悪いのはマイナスイメージになるのだろう。
 続いて私は部屋を見回してみた。すると部屋の角に鏡台が置いてあるのを見つけた。鏡台の上には化粧品と一枚の紙が置いてあった。その紙には「肌をきれいに保つには」などといったことが書かれてあった。これもまた『娼品』には必要なのだろう、ありがたく使わせてもらうことにした。

(くきゅうぅぅ〜〜)

 おなかが鳴る音を聞いて、そう言えば何も食べてないな、ということを思い出した。考えてみれば十二時間もずっとバイブに弄ばれていたのだから、おなかが空くのも当然だ。私は内線電話で藤田さんを呼び出した。

「どうかしましたか?」
「あの……おなかが空いたので、ご飯を持ってきてもらえませんか?」
「ああ、そういえば十二時間もずっと悶えていたんですから、何も食べてませんでしたね。すいません、今届けさせますので少しお待ちください」

 二十分ほどすると料理が運ばれてきた。さすが専属のシェフがいるだけあって、とても美味しかった。私はおなかが空いていたこともあり、料理をぺろりと平らげた。

「さて……と、ご飯も食べたし、シャワーでも浴びて寝ようかな」

 私はそう思い立って、机の上に置いてあった鍵で貞操帯を外し、オマ○コとアナルのバイブを抜き取った。そうして風呂場に入り、シャワーから熱いお湯を出す。当然この入浴の様子も撮影されているのだが、あまりの気持ちよさにこのときだけは日常に戻れたような気がした。

「ふぅ……」

私は一通り体を洗い終えると、風呂場から出て一番にバイブを入れて貞操帯を装着した。トイレと風呂のとき以外はつけているように言われたからだ。それが終わると私は髪を乾かし、バスローブを着てそのまま床に就いた。とにもかくにも疲れていた私は、そのまま泥のように眠った。
かおるからの連絡 ( No.10 )
日時: 2009/03/29 10:10
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

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