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染められる…
日時: 2009/07/25 03:53
名前: 黒鉄

「差出人が書いてない…誰からなんだろ?」
 部活動から帰ってきて、夕刊を取り出そうといつものようにポストを開けた由香は、自分宛になっている白い封筒を手にして、少し戸惑ったように眉をひそめた。
 初夏の太陽は、夕刻前とはいえまだ十分強く、むっとした熱気のこもる家に入ると、急いで自分の部屋に上がり、エアコンをかける。共働きの両親はまだ帰ってくる時刻ではなく、しばらくは由香ひとりきりだ。
「今日も暑かったなぁ。ふう…。」
 白い半袖のセーラー服と濃紺色のひだスカートを脱ぐと、きちんとハンガーにかけて壁につるす。真面目な性格そのままに、下着姿になった14歳の由香は、そのままシャワーを浴びに浴室に行き、軽く汗を流した。
「ああ、さっぱりした。お母さんは水道代がかかるってうるさいけど、やっぱり汗を流すと気持ちいい。」
 着替えの白いTシャツと短パン姿で再び部屋に戻ってきた由香の目に、さきほど机の上に置いたあの差出人不明の封筒が飛び込んできた。誰からの手紙だろう…?またさきほどの疑問が心に湧いてくるが、開けて見ればすぐにわかるのよね、と思い、ベッドに腰をかけて封筒を開く。中には、びっしりと活字が書かれた上質紙が数枚入っていた。なにこれ…?と思いながら、活字を目で追っていく。そこに書かれていたのは、由香自身のプロフィール。駒田第3中学校2年3組川原由香、14歳、住所、電話番号…そしてその後には…
「い、いやあっ!」思わず嫌悪の声を上げて、持っていた紙を床にばらまいてしまう。ちらっと見たその写真、文章と共に印刷されていたそれは、由香自身が体操服を着て、大きく股を開いていた。下半身にはショーツしかはいておらず、股間の盛り上がりが卑猥に強調されるように写されていた。
「な、なんで?私、こんないやらしいポーズして、写真に写ったことなんてないのに?」 アイコラという言葉すら知らない由香。自分のいやらしい写真に赤面して、混乱した頭であれこれ考えると、それが本物ではなく、どうやら誰かが合成したものだということは、すぐに察しがついた。床に落ちたその写真を、落ち着きを取り戻そうと息を整えながらもう一度よく見てみる。にっこりと笑った自分の顔…どこかで盗撮されたらしいその愛らしい笑顔と、いやらしく両足を大きく開いた下半身はまったくそぐわないものではあるが、合成としては悔しいほど上手くできており、知らない者がそれを見れば、本当にこの少女がとったポーズだと思われても、おかしくない出来映えだ。
「ひどい…誰が…誰がこんな物を…。」
 じっとその写真を見つめるうちに、恥ずかしさが消えていくと同時に、怒りがこみ上げてくる。勝手に自分の写真を使って、こんないかがわしい写真を作って…。真面目で潔癖な性格の由香には、決して許せないことだ。警察に通報して…と思いかけたところで、残りの手紙にたくさん打たれている活字が目に入ってきた。あとの紙には一体何が書かれているんだろう?通報するなら、ちゃんとそれを知っておかないと…。
 唇をかみしめながら、さっき放り出した手紙を、もう一度手に取る。そして、写真に続く文章を読み出した。1分と立たないうちに、その文章を読む由香の顔がみるみるうちに真っ赤になっていき、手紙を持った手は小さく震えてきた。

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Re: 染められる… ( No.3 )
日時: 2009/07/27 03:17
名前: 黒鉄

「今日、君宛に届いた封書の中に入っていた作品さ。ちゃんと見てくれたんだろう?」
「あなたが何をおっしゃっているのか、さっぱりわかりません。確かに私宛に、差出人のない封書が届いてましたけど、まだ中は確かめていません。それに、あなたみたいな誰かわからない人から届いたということがわかったら、なおさらそれを確認する気にもなりませんから。」
 由香は、相手につけいる隙を与えまいと、いつもの強い自制心で落ち着いた声を出そうと努めながら、先ほどまで自分を悩ませていたあの作品を、全く知らないということで通そうとした。そう、相手には私があれを見た事なんて、わかりっこないんだわ。あんなもの、なかったことにしておけば…。
「ふうん、そうなんだ。でもさ、さっきから君がしていたこと、ちゃんと窓から見えていたんだよ。いつもは真面目な君でも、興奮すれば結構大胆になれるんだなあって、感心していたところさ。あんなことをする前に、ちゃんと窓のカーテンを閉めておくべきだったね?」
 くっくっと喉の奥で笑いを漏らす男の声が耳元で聞こえると、由香の顔から血の気が引いていく。う、うそ…カーテンはちゃんと閉めていたはずなのに…すき間から、私のしていたことが見えていた…?こんな…上半身裸の姿まで男の人に見られたの…?。ぐるぐると不安が頭を渦巻き、それまで強いて出していた冷静な口調を保つことなど、もはやできなくなってしまう。ぶるぶる震える手で受話器を握りしめ、何も言えなくなって黙り込んだ由香の耳元で、その男は語りかけてくる。
「おや、黙っちゃったね。さっきまでの強気なお嬢ちゃんはどこへ行ったんだい?優等生の君には、あの作品は刺激が強すぎたかな?じゃあ、嘘をついたのがばれたってわかったら、これからはもっと素直になってもらおうか。今どんな格好をしているのか、正直に言ってご覧?」
 見られた…私のこんな姿を…あんな下劣なものを読んで、上半身裸で鏡の前に立ち、乳首の立っているのを確認してしまった私の姿を…そういう思いが頭を何度も何度も巡る。駄目だ…誤魔化しても無駄なんだ…目の前が真っ暗になりそうな絶望感に押しつぶされそうになりながら、小さな掠れた声をかろうじて絞り出す由香。
「私…私の今の姿は…上半身には……なにもつけていません…下は…ショートパンツを…はいています。」
 やっとの思いでそれだけを口にした由香に、男から更なる要求が容赦なく突きつけられる。
「うん、よく言えたね。じゃあ、そんな格好でさっきまで君が何をしていたのか、言葉にして説明してもらえるかな?」
「そ、そんな…お願いです、許して下さい。私が何をしていたのか、カーテンのすき間から見ていて知っているんでしょう?それなのに、何故私にそんなことを言わせたいんですか…?」
 自分で説明するなんて、そんなことできるわけない…あのいやらしい作品を読んで、乳首を立たせてしまったのを、自分の目で確かめてみた、なんて…。由香は必死の思いで受話器の向こうにいる、身元不明の男に懇願した。
「わかってないなあ、お嬢ちゃんは。俺が知っていることをあえてその口で言わせたいんだよ。その可愛い声でね。ほら、ちゃんと言わないと、さっきカーテンのすき間から撮った君のその姿を、どこかのサイトに投稿してもいいんだよ?」
 自分の姿を投稿、と言われて、がっくりと肩を落とす由香。こんな格好を晒されて、もしそれが自分を知っている人の目に入ったら…。
「わ、私は…あ、あなたの作品を読んで…ち…乳首が…立ってしまったのを…鏡で確かめて…いました…うっ…ううっ…。」
Re: 染められる… ( No.4 )
日時: 2009/07/27 15:57
名前: 黒鉄

「うん、いい感じだ。じゃあ、今君が言ったことを、聞かせてあげようかな」
 そう言った男の声に続いて、由香自身の情けない声が受話器から流れてくる。
[私…私の今の姿は………乳首が…立ってしまったのを…鏡で確かめて……]
 とても鮮明に受話器から流れ出る自分の声を聞きながら、由香は自らが更に深い蟻地獄へとはまってしまっていくのを感じていた。こんな告白を…録音されるなんて……潤んだ瞳から、涙が一粒、また一粒と頬を伝い落ちていく。
「どう、ちゃんと録音されてただろう、君のショッキングな告白が。それじゃ次の告白といこうか。鏡で確かめて、それからどうしたの?」
「次って…もうそれ以上は私、何も……」
 それ以上言うことなど、もう何もない。あなたもちゃんと見ていたんだから、そんなことわかるでしょう?と思った瞬間、由香は思わず、あっ!と声をあげてしまった。男の策略にまんまとはまってしまったということに、たった今気づいたのだ。この男は、カーテンの隙間から私を見ていたわけじゃないんだ、私を欺していただけなんだ、と。さっきまでの男の言葉をひとつずつ思い返してみても、何一つとして、由香が実際に何をしていたのか、どんな状態なのかを語った言葉はなかった…。
「どうやらようやく気づいたようだね、お嬢ちゃん。そう、俺は君の家の中を覗いたりなんてしてないさ。君が勝手にそう思い込むように、口先だけの話を語ったら、世間知らずの君は完全に俺の話を信じてくれたってわけだ。まあ、まだ14歳なんだから無理もないけどね。でも、おかげで君の素敵な告白がちゃんと録音できたよ」
 軽い口調でぺらぺらと語る男…その声を聞きながら、欺された怒りと憤りが由香の中で爆発し、受話器に向かってきつい口調で叫んだ。
「この…この人でなし!私が中学生だからって、馬鹿にしていたんですか!人の心を弄んで、一体何が楽しいんですかっ!」
 わなわなと怒りに体を震わせる由香。しかし、その燃えさかる怒りも、男の次の言葉を聞くと、冷水を浴びせられたように、一瞬でおさまってしまう。
「人でなしねえ。確かに俺はお嬢ちゃんを弄んでいるけど、その人でなしの作った作品を読んで乳首を立たせたのはお嬢ちゃん自身だろう?本当に真面目な女子中学生なら、あんな作品、一目見ただけでゴミ箱へ捨てて終わりだよね?つまり、いつもは真面目ちゃんの振りをしているけど、本当はエッチでいやらしい女の子なわけだよ、君は。嘘だと思うんなら、さっきの録音、もう一度聞かせてあげようか?」
 男のその言葉に反論することもできず、由香はただ唇を引き結んで、黙ってしまうしかなかった。自分の隙のせいで、とんでもない告白をしてしまったのは、もはや消しようのない事実なのだから。
「へへ、また黙っちゃったね。それにしても、俺の作品にそんなに感じてくれてたってわかって嬉しいよ。どうせオナニーもまだろくに知らないんだろう?これから色んな事をたっぷりと経験させてあげるから、楽しみにしておきなよ。次回までに、俺の送ったオナニーレッスンを参考にして、ちゃんとオナニーを練習しておくんだよ?」
「な、何を……そんなこと…するわけないし、する義理もないわっ!」
「うんうん、そうやって無駄な抵抗をするのがまた可愛いね。でも、俺にはこれがあるんだぜ?今晩、君のご両親が帰ってきたら聞かせてあげようか?可愛い娘の、恥ずかしい告白をさ」
 自分に対してオナニーを練習しておけ、という要求を簡単に言ってのける男に対し、せめてもの抵抗を試みた由香だが、憤慨したその抗議の声の直後に、自らのあの告白をまたも受話器を通して聞かされ、しかも親にそれを聞かせるぞ、と言われると、もう男に逆らう気持ちも完全に潰されてしまった。
「ほら、ちゃんと俺に約束しろよ。川原由香は、これから毎晩、あなたの作品を使ってオナニーを練習しておきます、って」
「ひ、ひどい…ぐすっ……か、川原…由香は……これから毎晩…あなたの…作品…ううっ…使って…お、お……オナニーを…練習…しておき…ます……うっ…うっ…」
Re: 染められる… ( No.5 )
日時: 2009/07/28 08:07
名前: 黒鉄

 あれから数日、由香は夜が来るたびにあの忌まわしい約束を意識しないではいられなかったが、どうしてもそれを実行する気にはなれなかった。あの男はそのうちきっと自分にまた接触してくるはず……そう思うだけで怖くて、毎日が陰鬱だったが、それも日がたつにつれて次第に薄れていき、1週間もする頃には、もしかしたら、あれっきりの悪戯だったのかも、と楽観的に考えられるようにもなってきた。そうこうしているうちに、1学期の終業式も終わり、長い夏休みが始まった。
「ふう、今日も暑いなあ……」
 夏休みが始まって3日目、いつものように朝の8時から勉強を始めた由香は、自分の部屋で問題集に取り組んでいた。同級生の多くは塾の夏季講習に通っていたが、由香はこれまで自分でしっかり勉強に取り組めば、塾なんて行かなくてもちゃんと学校の勉強についていけると思っていたし、実際、そうやって真面目に勉強したおかげで、成績は常に学年トップを維持していた。
 ピンポーン…玄関の呼び鈴が鳴らされ、誰か訪問者が来たことを告げる。両親はとっくに働きに出ていたので、家に一人残っている由香がはーい、今行きます、と明るい返事をして階下の玄関に小走りに出て行くと、玄関には誰もいず、廊下の板張りの床に小さな箱が置かれていた。
「なんだろう……宅配便の人が置いていったのかしら…?でも、宅配便なら、サインをもらわずに帰るわけないし……」
 小首をかしげながら廊下に置かれた小さな箱の上に書かれた文字を見た途端、由香の心臓は止まりそうになった。そこには、あの封書と同じように、由香宛のものであることを告げる宛名が書かれているだけだったのだ。これ…あの時と同じだわ……。
 震える手でその小さな箱を取り上げ、部屋へと戻っていくと、その箱を机の上に置いて、しばらくじっと見つめた。こんなもの…開けずに捨てればいいのよ。そう、あの時はつい見てしまったけど、このままどこかに捨ててしまって……。
 何度も同じ結論に達しながらも、体が固まったように椅子に座って、その箱を見つめたまま、しばらく時が経過した。やっぱり捨てよう!そう思って立ち上がろうとした瞬間、目の前の箱の中から、ヴーヴーと唸りが微かに聞こえてきた。
「な、何?中に入っているのは…携帯電話?」
 由香自身は携帯をまだ持っていない。友達の多くが持っている中、中学生の間は携帯は持たせない、という両親の方針で、どうしても買ってもらえないのだ。友人の携帯がバイブレーションする時の音と同じその振動を耳にすると、箱の中身が何かはすぐにわかった。そして、その着信を示す振動が、早くその携帯を手に取れ、と由香に命じているのも…。 それでも由香がまだ箱を開けるのを躊躇していると、バイブ音がしつこく何度も鳴る。もしこのままこれを無視してどこかに捨てたら……あの時の男が怒って、前回私を脅したようなことを実際に実行するかも……そう思うと、あの時感じていた陰鬱な気持ちが再び由香の心に暗い影を投げかけ、やがて根負けするように由香はその箱を開けてしまった。中に入っていた携帯電話の執拗な呼び出しに、あのおぞましい男の執念を感じて、携帯を持ち、通話のボタンを押してしまう。
「もしもし、やけに出るのが遅かったじゃないか。さっきからずっと呼び出してるのはわかっていただろう?」
 携帯から流れ出て来た声は、やはりあの男のものだった。二度と聞きたくないと願っていた男の声。やっぱり私を諦めてくれたわけではなかったんだ……不安と緊張に押しつぶされそうになりながら、由香は小さな声で答えた。
「ご、ごめんなさい……あ、あの…まだ私につきまとうんですか?お願いです、私、もういやなんです!ほおって置いてくれませんか?」
「はあ?何寝言いってるんだ、お嬢ちゃん。これからの長い夏休み、たっぷりと楽しんでいかなくてどうするんだよ。もうあれから2週間ほどたったよな。ちゃんと約束は守ってるかい?」
 約束、という言葉に、ドキッ!として携帯を落としそうになる由香。結局、あれから一度もあの約束は果たしていない……。
「あ、あの約束は…その…す、済みません…勉強とか色々と忙しくって……」
「ふうん、つまり俺との約束は守る気になれなかったってわけだ。俺も舐められたもんだな。中学2年生の小娘にそんなに軽く見られるとはなあ」
Re: 染められる… ( No.6 )
日時: 2009/07/28 08:08
名前: 黒鉄

 男の声音がガラリと変わり、低い不機嫌な声になった。怒っている……その声を聞いた由香は、びくっと身をすくめるようにしてその声を聞いた。
「わかった。お前がそうやって俺との約束を反故にするんなら、俺もやってやるよ。ほら、これをこれから、お前のオヤジの職場に電話して聞かせてやろう。どんな顔して聞くか、見てみたいもんだよなあ?」
 そう言った男の声に続いて、あの時の忌まわしい由香自身の声が、携帯から流れてくる。[か、川原…由香は……これから毎晩…あなたの…作品…ううっ…使って…お、お……オナニーを…練習…しておき…ます……]
「ひっ…!!や、止めて!お願いです、止めて下さい!私が…私が悪かったです…約束を守らなかった私が……ごめんなさい、許して下さいっ」
 必死に謝る由香に対して、男の声音が変わり、勝ち誇ったような声がそれに応える。
「ふん、本当に悪かったと思っているんだな?それじゃ、勉強をさぼった報いとして、これからサボったぶんだけ復習してもらおうか。いいな?」
「わかり……ました。で、でも…復習って…何を……?」
「復習っていったら、その言葉通りさ。俺の作品を読めよ。ほら、箱の中に無線式のヘッドセットが入ってるだろう?それを耳に装着して読め。ああ、そうだ。気分を出すために、俺の作品通りの服に着替えてくれよな」
 作品通りに着替え?2週間前にその読んだその作品の内容は、まだ鮮烈に由香の頭に残っている。たしか…学校の制服で…しかも、下着はつけてないって……由香自身、とても気に入っている学校の制服を、男の欲望のために使われる、と考えただけでも虫酸が走る思いだが、今は男の怒りをまた招かないように、精一杯のことをしないと……そう考えると、由香はわかりました…とつぶやくように言って、男の言う通り、室内着を脱ぎ、下着までも全て脱いで、クローゼットに直した夏服を身につけていった。
 素肌に直に着る白のセーラー服の感触は、自分がなにかとても無防備にされたように感じてしまう。着替えた後に椅子に座り、ヘッドセットをつけて、声を出す。
「言われた通りにしました……下着をつけずに…制服を着ています」
「本当か?お前は、俺にばれないと思ったら、結構嘘をつく女だっていうことはわかっているからな。それじゃ、確かめてやるとするか。携帯をテレビ電話モードにしな。やり方は、箱の中にメモで入れてあるぜ」
 テレビ電話……自分の姿を、行為をこの男に見られる……打ちのめされたような気分でメモ帳を見ながら、由香は机の上に置いた携帯をテレビ電話モードにして、そのカメラのレンズを自分に向けた。
「ああ、いいねえ。よく見えてるよ。可愛いお嬢ちゃんの姿がな。白のセーラー服が、似合ってるじゃねえか。それじゃ、下着をつけてないってことを、俺にちゃんと証明してみせな」
「……わかり…ました…」
 下着をつけてないことを証明、それは、制服をめくってみせろ、という命令だとわかっている。血を吐くような思いで返事を口にすると、ぶるぶると震える手でセーラー服の裾をつまみ、上へと持ち上げていく。少しでも見せるのを遅らせようという動きが、余計に由香の羞恥心の強さを男に伝え、それが逆に男を喜ばせているなんてことは、由香には知る由もない。
「おっ、いいねえ。ほら、ヘソが見えてきた。ほら、もっと上へ大きくめくれよ。ほおら、もう少しで乳が見えてくるぜ。おっ!見えてきた、見えてきた!へえ、中2のくせにもう結構いい乳してるじゃねえか。ほら、乳首まで見せてみろよ?」
 男のその声を聞きながら、由香は物心ついて初めて、自らの胸を異性に見られる恥ずかしさに、全身をピンク色に上気させながら、乳首が露出するまでセーラー服をめくり上げさせられた。レンズの向こうには、今この瞬間に、自分の胸をたっぷりと鑑賞しているいやらしい男がいる……。
Re: 染められる… ( No.7 )
日時: 2009/07/29 00:27
名前: 黒鉄

「どれ、それじゃまずはお嬢ちゃんのバストサイズの測定といこうか。なかなか形のいい乳してるし、大きさもまずまずだよな。メジャーあててみろよ」
 そう言われて、居間においてある母の道具箱からメジャーを取ってきた由香は、メジャーを自らの胸の周りに巡らして、乳首の上にそれをあてがった。ひんやりとした感触が、胸の先端を刺激する。
「80……いえ、81センチです」
「ふうん、中2にしちゃ、小さ過ぎず、大き過ぎずのまずまずといった所だな。形はなかなか綺麗なもんじゃないか。ふっくらとした白い膨らみに、色素のまだ薄い乳輪が小さくまとまってて、いい感じだな。乳首が若干陥没気味なのが少し減点か」
 自分の女としてのシンボルを、興味本位で鑑賞する男の言葉に嫌悪感を抱きながらも、それを隠すことも許されず、じっと耐えている由香。普段から気にしている乳首の事も言われて、赤くなっていた顔に更に赤みが増していく。
「それじゃ、そろそろ復習に入ろうか。俺の作品の2ページの3行目から読めよ」
 そう言われて、机の引き出しの奥に隠していた封書の中身をめくり、指示された部分を声に出して読み始めた。
「由香は、自分の胸の膨らみに…そのほっそりとした指を軽く食い込ませながら…ゆっくりとそれを……も、揉み…揉みしだいた。甘い疼きがその…膨らみから発せられると、その先端の…乳首……を…指先でいじり回したい……衝動に駆られてくる…」
 他人が勝手に創作したものとはいえ、自分自身のいけない行為を描いたその文章を読まされる由香の声は、次第に上擦ったものになっていく。恥ずかしさに徐々に興奮が入り交じってくるのを、男の耳は敏感に察知していた。こいつ、やっぱり相当のマゾの素質がある女だ。当たりだな。
「じゃあ、今読んだ通りに実際にオナニーしてみろ。書いてある通りなんだから、簡単だろう?」
 男にそう言われて、由香の顔が泣きそうに歪み…レンズにチラチラと視線を送りながら、無言で許してくれ、という合図を送るが、男からの返答はない。男から許しの言葉は決して出ない、というのがわかると、視線を下に落とした由香は、のろのろと手をその剥き出しの乳房へと這わせていく。やがて、描写通りのほっそりとした指が、由香自身の胸をゆっくりと揉み出した。自分の胸をそんな風に扱うことなど経験のない由香にとって、人に見られながらのその行為は、筆舌に尽くしがたいものであった。
「うっ…ぐすっ…ひっく……ひっく…こんなこと…ひどい……」
 手を機械的に動かしても、まだ愛撫の経験のない乳房は、男の描写のようには甘い疼きを生み出してなどくれず、芯に硬さの残る乳房をぎこちなくこね回す間、鈍い痛みを覚えるのみであった。こんなことをして、本当に気持ち良くなるものなの?全然気持ち良くなんかないわ……。そうよ…これが真実の私なんだ…あんな作品なんて……。
「どうやら気持ち良くもなんともないみたいだな?ま、生まれて初めて胸を弄り回してみても、どうせそんなもんだろう。でも、おまえの気分次第では、それも変わってくるんだぜ。わかるか、由香?」
 これまでその男に名前を呼び捨てにされたことはなく、初めてそう呼ばれて、由香はビクッと体を揺らした。
Re: 染められる… ( No.8 )
日時: 2009/07/29 00:28
名前: 黒鉄

「わかりません……私の気分次第で変わるって、どういうことなのか……」
「お前はな、隠れマゾなんだよ。優等生タイプに多いパターンだ。ほら、俺の言う通りに言ってみろ。由香は見られると感じるいやらしい女子中学生です、どうぞ由香の浅ましいオナニー姿をご覧下さい、だ」
「な……っ…そ、そんなこと……」
 男の言葉を聞いて思わず絶句してしまう由香。例え男に強制されて言わされるとしても、自分をそこまで下劣な女として言わねばならないなんて…。
「言えよ。もう引き返すことは出来ないって、自分でもわかってきているだろう?」
 電話での会話を録音した男が、今のこの胸を由香自ら露出させた状態を記録していないわけがない…私はどんどん深みに嵌っていってる…もう、引き返せない…男の言う通りなのが由香にもわかり、がっくりと頭を垂れながら、由香はその言葉を口にした。
「ゆ、由香は…見られると…か、感じる…いやらしい女子中学生…です……どうぞ…由香の浅まし…い……お、お…オナニー姿を…ご覧、下さい……」
 そう言って再び自らの胸の膨らみをゆっくりと揉みほぐす。指の間で、自らの乳房が形を変えてしまうのを、冷たいレンズの向こうで見られている…そう思った時、胸の疼きが何かこれまでとは違う、妖しいものに変わっていくように思えてくる。
「ん……んっ…な、何も変わらないの……何も…ふうっ……変わらな…い……っ…」
 自らに言い聞かせるような言葉をつぶやきながらも、切れ長の瞳を閉じて、少しずつ被虐の世界に浸っていく由香の姿を見て、男が更なる要求をしてくる。
「ほら、お前の乳首が、もっと構ってくれって揺れてるぜ。指でつまんで、根本からしごくように軽く刺激してみろよ」
「そんな……乳首を…摘んでなんて……あっ!?ん、んんっ…っ……こ、ここ、すごく……はあっ…や、いやぁ…!」
 男の言葉に従って、由香の親指と中指の先が、乳首を挟み込むように軽くキュッ!とその先端部を摘むと、鋭い疼きが走り、由香の体が大きく揺れた。指の表面が乳首を撫でさするように動くと、これまで知らなかった感覚がそこから湧き上がり、それに困惑するように頭を左右に振りながらも、乳首を弄る指を動かすのを、止めることができない…。
「うん、少しは気分が乗ってきたみたいだな?じゃあ、もっといやらしいことをさせてやろうか。空いている左手をスカートの中に入れろよ。入れたら、太腿を撫で上げていって、お前の一番恥ずかしい所まで指を差し込んでいきな」
 男が何をさせようとしているのかを瞬時に理解すると、さすがに頭を振ってしまう。いくらなんでも、大切な処を触るなんて……あやしい気分になってきたとはいえ、これまでそういう経験の全くない由香は、麻痺しかけた理性が再び戻ってくるのを感じて、男の言葉に抵抗を示した。
「駄目……駄目です…胸だけならまだ……でも、そっちは…下は駄目なんです!」
「ふうん、さすがにお堅い優等生を堕とすのは、そう簡単にはいかないってわけか。いいね。そう簡単に墜ちるような獲物より、そっちのほうが楽しみが大きいからな。俺の言葉に従わないってことがどういうことか、もっとちゃんとわからせたほうがいいみたいだな、由香?」
 男のねちっこい口調で語られたその言葉に、背筋が冷たくなる思いで、必死に由香は言葉を継いだ。
「だ、だって……お願いです!せめて胸だけなら私、我慢しますから……だから…これ以上は……」
 唐突に接続が切れ、男をなだめる言葉を必死に言おうとしていた由香は、その気勢をそがれるように口を閉じざるを得なかった。ちゃんとわからせる…?男の言葉に言いしれぬ恐怖を感じて、携帯の着信履歴を調べるが、当然のごとく、男からの着信は非通知となっており、逆に由香からかけることは不可能であった。一人部屋に座る由香の口から、嗚咽が漏れ、頬を伝わる涙が、幾筋も流れては落ちた。どうして…どうして私がこんなひどい目に遭わないといけないの……?
かおるからの連絡 ( No.9 )
日時: 2009/07/29 19:19
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

ここまでを小説ページにアップしました。
Re: 染められる… ( No.10 )
日時: 2009/07/30 01:34
名前: 黒鉄

 それから数日、由香は悶々とした日々を過ごしていた。あの男が何を考えているのか、何を自分にさせようとするのか…解答など出るはずのない質問を、昼となく夜となく、延々と自問自答して過ごしていくうちに、気分もふさぎ、両親からも具合が悪いのか、と聞かれる始末だった。せっかくの楽しいはずの夏休みなのに、由香にとっては生き地獄以外の何物でもなかった。自分のあの告白が、そしてあの行為が全て記録されていると思うと、それが暴露された時の恐ろしさに、震えおののくしかなかったのだ。
 そして、とうとう由香の恐れていた日がやってきた。朝、いつものように机に向かって勉強をしようとしていたその時、机の中にしまっておいたあの携帯が振動するのを感じたのだ。引き出しを開けて、その唸っている機械を取り上げてスイッチを押すと、不安でいっぱいの声で応えた。
「も、もしもし…川原ですが……」
「よお、元気にしてたか?これから俺の言う通りにしな。今日は生まれて初めての素敵な体験をさせてやるぜ。いいか、今から俺の言う通りにするんだ……」

 それから1時間後、由香は制服を着て、駅のホームに立っていた。男の指定した時刻にやってきた電車の、一番後ろの車両に乗り込む。車両には人がほとんど乗っていない。暗い表情のまま、由香は一番後ろの誰もいないボックス席の窓側に座った。そして、電車が発車するのを待ちながら、あの男の言葉を陰鬱とした気分で思い出していた。
「あの路線には有名な痴漢がいてな。学生しか狙わない。しかも、痴漢といえば満員電車が相場なんだが、その男は逆にがら空きの車両に一人で座っている女子学生に狙いをつけるんだ。お前はそいつに痴漢されても、決して逆らっちゃ駄目だ。なあに、そいつは結構紳士的でな、手は出しても、絶対に犯したりはしない。獲物の女子学生を自慢の腕で感じさせるのが楽しい、って変わり種でね。そいつの手口は……」
 ガタン…電車が動き出して数分後、扉の横の席に座っていた中年の男性が立ち上がり、由香の座っているボックス席の横に立った。スポーツ新聞を手に持ち、じっと値踏みするように由香を見つめた男は、がら空きの車内でわざわざ由香の横の席に腰を下ろした。
 この男だ…!いつもの由香なら、こんながら空きの車内で、わざわざ自分の横に座ってくる男など、気持ち悪くてすぐに席を立ち、別の席に移動しただろう。しかし、今日はあの男から、絶対に逃げないでその男の好きにさせろ、逃げたらお前のこれまでの全てを世間に晒してやる、と言われていたので、緊張に強ばった体をやや男から離れるようにずらしただけで、そのまま座っていた。
 由香が席を立たないのを見て、男はスポーツ新聞を大きく広げ、わざと卑猥な写真と記事の載っているページを開き、それを由香にも見えるように傾けた。そして、由香の耳元で小さな声で囁いた。
「お嬢ちゃん、中学生だろう?その半袖セーラー服、すごくいいねえ。ほら、この写真見てみなよ。女の人がいやらしい格好してるねえ。おじさんは、こういうのにすごく興味があるんだよ。お嬢ちゃんはどうかな?」
 その妙にざらざらした感じの声に、鳥肌がたつような嫌悪感を覚えながらも、席を立つことを許されない自分…由香にできるのは、唇を堅く結び、俯いて男の質問になんとか首を弱々しく左右に振るのみであった。
「ふうん、お嬢ちゃんは興味ないんだ?でもね、お嬢ちゃんみたいな真面目そうな子だって、エッチなことされたら、案外体は正直に反応したりするんだよね」
 男はそう言うと、スカートに包まれた由香の太腿に手を置いた。ビクッ…と軽く身を震わせる由香。しかし、それでも少女が逃げようとはしないのを見て、男の手はゆっくりと由香の胸元へと伸びてきた。白いセーラー服の生地の上から、その形と大きさを調べるかのように、男の手が何度も由香の胸の膨らみの上を撫で回す。
Re: 染められる… ( No.11 )
日時: 2009/08/01 01:57
名前: 黒鉄

 生まれて初めて、他人に胸をまさぐられる…しかも、性欲の対象として。すぐにでもその手を払いのけたい衝動を必死にこらえながら、由香は聞こえるか聞こえないかの声で、その痴漢に対して懇願した。
「お、お願いです…私は、本当はこんなこと大嫌いなんです。でも…でもどうしても事情があってここにいるんです……ち、痴漢は犯罪行為なんですよ?誰かに見られたら、おじさんは警察につかまるんですよ?だから…止めて下さい…お願い…」
 由香は数ヶ月前に一度、痴漢に遭遇したことがあった。しかし、おしりを撫でた手を感じた途端、すぐに後ろを振り向いて、「痴漢なんて最低な行為ですよ、止めて下さい!」と大きな声で毅然と言ってのけると、後ろにいたサラリーマン風の中年男は、ばつが悪そうにこそこそと逃げ去ってしまった。悪い男には、正しい事をきちんと言った方がいい、いつもそう考えていた由香だからこそ、今こうやって許されざる行為を自分が許してしまっていることに対して、自己嫌悪でいっぱいだった。
「ふうん、そうなんだ。じゃあ、すぐにお嬢ちゃんが警察を呼んだらいいだろう?ほら、今大声を出したら、向こうにいるおじさんが助けに来てくれるんじゃないかな?」
 由香の精一杯の抵抗をせせら笑うように、にやにや笑いながら男は由香の乳房をギュッ!と鷲掴みした。軽い痛みが胸を走り、うっ…と軽い呻きを上げて息を詰める由香。しかし、男が言うように、声をあげるわけにもいかず、顔を真っ赤にして俯くしかなかった。由香が抵抗しないのを見定めると、男はにじり寄って由香の体にぴったりと自分の体を寄り添わせ、可哀想な獲物を本格的に嬲りにかかる。
「大丈夫、おじさんは女の子をいい気持ちにさせてあげるのが好きなんだよ。お嬢ちゃんだって、おじさんの手ですぐに気持ち良くさせてあげるからね。それじゃまず、この邪魔なものをとっぱらっちまおうか」
 男の手が由香のセーラー服の胸当てのスナップを外していく。そして、その清楚な制服のV字に切れ込んだ襟元に指をかけると、くいっと前に引っ張った。そして、大きく空いた隙間から、制服の中に守られている由香の胸元をのぞき込むと、タンクトップの下に身につけた白いブラジャーと、その中に盛り上がっている胸肉とをじっと見つめた。由香は胸をいやらしい男に堂々と覗き見られることに、たまらない恥ずかしさを感じて、体が小刻みに震えてくるのを止めることができないでいた。
「おやおや、そんなに震えちゃって。よっぽど恥ずかしいんだね。でも、こんなのまだ序の口だよ、お嬢ちゃん。これからもっともっとエッチでいやらしいことをされるんだからね」
 男が制服の襟の中に手をつっこんでくる。胸を触られる…そう思って体を硬くし、目をギュッと閉じた由香の耳に、パチン、という軽い音が聞こえた。何の音?そう思ってそっと開けた由香の目に、襟元につっこまれた男の手の中の小さなハサミが見え、それがもう左のブラのストラップを断ち切る瞬間、パチン、とまたあの音がした。下着を切られてる?状況が掴めない由香の背中に回された男の手が、制服の上から器用にブラのホックを外してしまうと、それまでブラで締め付けを受けていた胸が解放される。
「な、何をするんですか……まさか…こんな所で下着を……」
 由香がそう言うか言わないかの間に、男の手がブラの前を無造作に掴むと、ずるずるとそれを引きずり出していく。
「い、いやあっ!止めて……止めて下さいっ……そんなことしないで!」
 小声で必死に制止しようとする由香に一切構わず、男はシンプルなデザインの純白のブラを全て引き出し、由香の目の前で広げてみせた。
「へえ、中学生らしいというか、色気がないというか…まあ、これが逆に俺にとっては最高の戦利品なんだけどな。無垢な女子中学生を狙った記念品ってわけだ」
「返して!お願いです、返して下さい!」
 手を伸ばして、自らの下着を取り返そうとする由香だったが、男はすっとそれをかわすように自分の尻の下へ持っていくと、腰を浮かしてその上に座ってしまった。男の尻から由香のブラがはみ出し、そのバンドの一部が通路側へとはみ出してダラリと垂れ下がる。「そ、そんなことしたら…向こうの人から見えてしまいます……」
 焦った由香がそう言って男の足の上に上体を寄りかかるようにしながら手を伸ばすと、その上から男が手を伸ばして、由香の胸を両手で包み込む。男が体重を上からかけてくると、由香がまるで男の膝元に甘えて寄りかかっているような体勢にされてしまった。そして、男の手がセーラー服越しに、ブラのなくなった由香の胸を我が物顔で揉みしだいてくる。
「あっ…いや…っ……放して…手を放して下さい!…いやあっ……」
Re: 染められる… ( No.12 )
日時: 2009/08/01 02:04
名前: 黒鉄

「ほら、あんまり暴れたら、向こうの客がおかしいなと思ってこっちを見てしまうぞ。そうしたら、座席からはみ出しているお嬢ちゃんのブラが丸見えってわけだ。キジも鳴かずば打たれまいってことわざ、知ってるだろう?静かにしていたら、誰もこっちを見やしないって」
 くぐもった声を出して抗議した由香だが、男のその言葉でぎくっと身を強ばらせ、そのまま口を閉じてしまうしかなかった。手の内に収めた獲物が静かになったのを見ると、男の指は更に調子に乗って、由香の胸の先端部をかすめるようにしながらその膨らみを思うがままに玩び出す。男の指先が、薄い夏服の生地の上から、由香の乳首を集中的に引っ掻き出すと、じっと動きを止めていた由香の小柄な体が、ビクッ、ビクッと動く。
「んっ…んっ…んっ……アッ……駄目…くすぐったい……んんっ……」
 男の指に、少しずつ由香の乳首が堅くなってくる感触が確かに伝わってくると、立ち上がったその突起をこれみよがしに指でキュウッ!と摘まれた。その先端部から鋭く走った甘い疼きに、少女の体がビクンッ!と強く跳ねる。
「んあっ!……や、いや…あっ!……あっ!……駄目ぇ!」
 左右の乳首を交互に摘み上げられ、由香が身悶える。乳首から湧き上がる鮮烈な痺れが、女としての快感であることが、由香にもはっきりと自覚され、恥ずかしさと同時に、こんな場所で、見知らぬ男に体を玩ばれているのに、快感を覚える自分の体に、言いしれぬ恥辱を覚えてもいた。
「どうだい、乳首をいじられると、気持ちいいだろう?なあに、恥ずかしがることはないさ。女の子なら当たり前のことなんだからね。ほら、君の乳首がこんなに堅くなって、おじさんにもっと触ってっておねだりしてるよ?自分でも見てご覧」
 男が由香の体を起こすと同時に、セーラー服の脇のファスナーを開いていく。その指が制服の裾を持ち上げ、ゆっくりとめくり上げていくと、タンクトップにノーブラの胸が露わにされていく。薄いタンクトップの生地はくっきりと14歳の乳房の形をくっきりと浮き立たせ、その一番先端部は、ぷっくりと盛り上がって、由香の乳首が立ち上がっている様子をはっきりと見せていた。
「や、やだっ…恥ずかしいです……お願いです……制服を下ろして下さい!」
 由香が泣きそうな声で男にそう哀願すると、男はにやりと笑って、その顔を由香の胸元に近づけ、舌を伸ばしてタンクトップの上から少女の乳首を舐めだした。ねっとりとした唾液をそのタンクトップに吸い込ませると、あっという間に由香の胸の先端部がくっきりと透けて見え出す。淡い桜色の乳輪と、そこから立ち上がった充血した乳首…うなだれた由香の目に、自らの肉体が、由香自身の意志を裏切って、はっきりと女の反応を見せている様子を、いやでも見せつけられる。
「あ、あぁ…こんな……こんなことって……は、恥ずかしい……」
 消え入るような声を上げる由香、そのタンクトップを更にめくり上げる男の指。明るい車内に、スクール水着の形に日焼けの跡がついた由香の上半身が露わにされていく。水着に覆われていた部分では、日焼けをまったくしていない中学2年生の無垢な滑らかで瑞々しい白い素肌がさらけ出され、ふっくらと綺麗な形で盛り上がる胸の隆起と、その先端でツンと突き出した乳首が完全に剥き出しにされる。
「きれいな胸だな。それに、なかなか感度も良さそうだ。こりゃ、これまでで一番の上物だな」
 男が舌なめずりしながら、目の前に剥き出しにされた中学2年生の乳房にむしゃぶりつき、ねっとりと唾液をその乳首に擦り付けながら、舌を絡めて舐め出す。そして時折唇でその桜色の突起をついばみ、チュウーッと強く吸ったかと思うと、短い間隔で間欠的にチュパチュパと吸ったりする。その刺激に耐えきれずに、少女のスリムな体がビクビクと揺れ、由香は頭をシートに押しつけて、軽くのけぞるようにして喘いだ。
「ヒイッ…!あ……ああっ!……止め…んっ……んっ!…んっ!……いやあぁぁ……」
 しばらく女生徒の胸を自在にむさぼった男は、やがてその顔を少女の胸元から放した。由香の乳首は、男に吸われまくったせいで赤みを増しており、乳首はもちろんのこと、青い静脈の浮き出たその白く柔らかいふくらみは、男の唾液でべったりと汚れていた。
「どうだ、男に可愛がられる気分は?気持ち良くて、最高だろう?」
 男が手を由香の顎にあてがい、その俯いた顔をグッと上に、自分の顔へと向けさせた。切れ長の瞳は涙で潤んでおり、最初の時に見せた気丈な雰囲気はもう完全に消え失せ、乱れた息をつきながら、ぐったりとシートにもたれて、男をぼんやりと見返す由香。
「でも、まだこれからなんだぜ。女が一番気持ち良くなれるのは、こっちだからな、お嬢ちゃん」
かおるからの連絡 ( No.13 )
日時: 2009/08/01 11:21
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

ここまでを小説ページにアップしました。
Re: 染められる… ( No.14 )
日時: 2009/08/02 02:18
名前: 黒鉄

 男の手が、スカートの上から由香の下半身をいやらしく撫で回す。丸みを帯びたお尻をひとしきり撫で回すと、濃紺色のスカートを押し込めるようにしながら、男の手が足と足の間に差し込まれ、その手が由香の股間へとぐいぐい押しつけられる。粗っぽくあてがわれたその手が股間にグッ!と押しつけられるたびに、由香はそこからジンジンと痺れるような未知の感覚が生じるのを感じた。
「そこは……駄目……です…お願い、そこだけは…許して下さい……私…まだ一度も…ん……ふうっ……あ…い、いや……」
 この前、あの男にそこを触るよう命じられた時は、怖くてとても触る気にはなれなかった部分…そこを今、見知らぬいやらしい中年男性に好きなように触られ、更にもっといやらしいことをされようとしている。絶対に拒むべき状況なのに、なぜ私は黙っているの…?頭の奥では、いつもの理性的な自分が警笛を鳴らしているが、なぜか別の自分がそれを押しやってしまっている…いやらしい……あの男に言われた言葉が、脳裏に蘇る…隠れマゾ…私が……マゾ?友人との猥談で聞いたことのあるその言葉が、由香の頭をよぎった。違う!私はあの男に脅されていやいやこんなことをやらされているだけなの……そう、これは脅されて無理矢理に…そう自分に言い聞かせる心の声が、抵抗しなければ…という理性の声を押し流していく。
「なにがいやなんだい?もっと気持ち良くなりたいんだろう?ここをいじってもらえば、最高に気持ち良くなれるんだぜ。ほら、もっと気持ち良くなりたいんなら、足を開いてごらん、お嬢ちゃん」
 男が耳元で囁くその言葉に催眠をかけられるかのように、由香は両足に無意識にこめていた力をゆっくりと抜いていった。校則通り、ふくらはぎのあたりまでの長さのスカートに隠された膝頭に男の手が置かれ、じんわりと力を込めると、少女の両脚はゆっくりと左右に大きく割り開かれていく。
「そうそう、いい子だ。そうやって大人しくおじさんの言うことを聞いていれば、さっきより数倍いい気持ちになれるんだよ」
 男の手が、由香のスカートのすそをくぐり抜け、その中へと差し込まれる。じっとりと汗ばんでむっとした熱気をこもらせたその薄暗い空間で、男の指が少女の柔らかい太腿に触れ、滑らかなその表面を撫で上げてくる。太腿をいやらしく撫でさするその指の動きに、むずむずするようなくすぐったさを感じて、少女は無意識に体を少しくねらせながら、小さな吐息を漏らした。
「…ん、…んん……く、くすぐったい……んっ……」
 太腿の内側を撫で上げ、撫で下ろす指先が、少しずつ体の中心へと向かってきていることに気づくと、由香は恥ずかしそうに俯いて、目を閉じた。長い睫毛がフルフル震えて、スカートの上に置かれた少女の手が、緊張と未知の感覚への恐れに、キュッと握りしめられる。
「そう、くすぐったいよね。そのくすぐったさが、感じている証拠なんだよ。お嬢ちゃんの体、本当に敏感だね。きっと、あそこもすごく感じやすいんだろうなあ?」
 スカートの中につっこまれた男の手が、更に深く差し込まれる。男の腕によってスカートの裾がめくれあがり、由香のすらりと伸びた健康的な太腿が少し露わになった。ビクリ、と由香が体を身じろぎした次の瞬間、男の指先が由香の下半身を守るショーツに触れた。木綿でできた柔らかい生地に触れた指は、スリスリとその表面を撫で回し、盛り上がった恥丘のふくらみを確認すると、更にその下の部分へと滑ってくる。そして、その中心に息づくスリットに沿って何度も上に、そして下に撫で回していたかと思うと、やがてその中程で止まった。男の口が由香の耳元で、嬉しそうに囁く。
「ほら、お嬢ちゃんの下着のここ、少し湿ってるね。さっきのおじさんの乳首への愛撫で、気持ち良くなって濡れちゃったみたいだなあ?」
 その囁きを聞いて、由香は耳たぶを真っ赤にしながら必死に首を横に振った。女性が濡れる、というのは話には聞いたことがあるが、まさか自分があんなことで、そんな風になるはずがない……。
「嘘…っ……そんなこと…ありません!……私、そんな……」
 必死にそれを否定しようとする由香に、男がにやついた声で答える。
「ふうん、それじゃ確かめてあげようじゃないか。自分の目で見れば、お嬢ちゃんだって否定できないだろうからね」
 そう言うや、男の手がショーツのゴムをくぐり抜けて下着の中へと入ってきた。腕にかかったスカートは更にめくり上がり、少女の太腿のほとんどの部分が露わにされてしまった。男に手をつっこまれた白い下着もちらちらと見え隠れしている。そしてその中で、男の太い指が由香の恥丘を撫で回し、そこに少し生えている黒毛をかき回した。
「あ、ああ……いや…恥ずかしい…っ……そ、そんな所に手を入れない…で……」
Re: 染められる… ( No.15 )
日時: 2009/08/03 00:10
名前: 黒鉄

 消え入るような少女の声が、逆に男の興奮をより一層高め、更に深く伸びた指が、由香のスリットにあてがわれると、その中指がゆっくりと縦溝にめり込んでいく。由香は、生まれて初めて自分の最も恥ずかしい部分を他人の指に触れられ、体がカッと熱くなるような羞恥心に身を焦がした。
「い…や……指を入れないでっ…!やっ!止めて…止めてえぇ……」
 あまりの恥ずかしさに掠れた声でつぶやくが、他の客に知られたら…と思うと、その声も聞こえるか聞こえないかの程度しか出せない。男の指が自分の体の中心に潜り込み、その熱い部分をまさぐり出すのを感じた。この痴漢の不潔な指が自分の性器をまさぐっている…スリットの中へと潜り込んだ男の指は、その内部を数度かき回すように動いた後、すっと引き抜かれた。もしかして、これで終わってくれるの?ふっとそう思った由香の目の前に、何かがぬっといきなり突き出された。反射的にそれに焦点を合わせる由香。そこには、透明な液体で指先がねっとりと濡れた男の中指があった。男が親指と中指を合わせて数度指先を擦り合わせて開くと、その指と指の間にツーッ…と長く糸を引くように、粘液が長く伸びていく。それが何なのかわかった途端、由香の全身が恥ずかしさでカーッと熱くなり、思わずそれから目を背けた。これ…私の………だ…。
「おやおや、そうやって真っ赤になって目を反らすのを見ると、おじさんの指先についているヌルヌルが何なのかわかったみたいだね?そう、これは今お嬢ちゃんのオマ○コを濡らしているラブジュースさ。女の子が感じた時に出てくるエッチな液体だね。お嬢ちゃんの割れ目の中は、この愛液でヌルヌルになってるよ」
 ラブジュース…愛液…自分の体から出て来た液体を表す卑猥なその言葉を耳にして、由香は耳をふさぎたかった。男の言う通りなのはわかってはいたが、自分がこんな卑劣な男の手によって濡れたという事実を認めたくなかった。
「違う…違います……私、濡れてなんかいません……そんなわけ……ない…」
 事実を認めたくない由香の口から漏れたその言葉を聞いて、男が耳元で囁く。
「そうかい?それじゃもっとたっぷりと濡らしてあげようね。お嬢ちゃんが否定できないくらいたっぷりとね。お嬢ちゃんも立派な女なんだってことを、いやでもわからせてあげるよ」
 そう言うと、男の手がすっとスカートの中に再び滑り込み、今度は前置きなしに、すぐにショーツの中へと突っ込まれる。そして、2本の指が由香のスリットの両側のふっくらとした唇を左右に大きく開き、その中へと差し込まれる。スリットの中の粘膜の襞をなぞる指先が前後に大きく何度も動くと、湿った水音が由香の股間から漏れてきた。ピチャ…クチュ……ヌチャ……
「ああっ!いや……そんないやらしい音を……聞かせないで……ひどい…っ……」
 由香はいやでも耳に入ってくる、自分自身の濡れた音を聞いて、泣きじゃくるような声を上げた。男の指が割れ目の中で我が物顔に、自分自身の女としての全てを弄り回してくる。耐え難い屈辱と恥ずかしさに、涙が頬を伝って流れる。
「恥ずかしいだろう?でも、すぐにその声も歓喜のよがり声に変えてあげるからね」
 男が指を更に滑らせると、まだ包皮をかぶったままの小さな突起へと指先が行き当たった。包皮の上からそこを軽く突かれた瞬間、由香の下半身に、これまで感じたことのない鮮烈な感覚が走り、ウッ!という呻き声を上げながら、由香の全身がビクリ!と大きく震える。
「ああ、ここだね、お嬢ちゃんの一番敏感な部分は。ほら、ここにある小さな皮をかぶった豆をなんというか、知ってるよね?」
 由香の頭に、クリ○リスという単語が閃いた。女の子の体の中で一番過敏な小さな突起…普段シャワーを浴びている時でも、股間に水流が当たると、そこから鈍く甘い感覚がにじみ出してきたりして、そこにそれがあるということは、薄々感づいてはいたが、これほど鮮烈な感覚を生み出す部分だとは知るよしもなかった。一呼吸おいて由香はその男に答えた。
「し、知りません…何が……アアァァッ!だ、駄目っ!そ、そんなに…しない…でっ」
 由香の答えが遅れたのを見透かすように、男の指が由香の肉芽の包皮の上に指をあてがい、小さく円を描くようにその指先を回してくる。下半身から背筋へ熱い電流が走ったかのように由香の体がのけぞり、刺激の強さに思わず大きく甲高い悲鳴をあげてしまった。
Re: 染められる… ( No.16 )
日時: 2009/08/04 00:49
名前: 黒鉄

「嘘つきはいけないなあ。いまおじさんが、この豆が何か知ってるかい?って聞いたのに、知らないふりをしただろう?ほら、本当はこれが何なのか知ってるよね?」
 男が再度質問を繰り返しながら、由香の肉芽をクリクリと指先で転がし続ける。由香は刺激の強さに息を乱しながら、必死に首を縦に振った。
「ご、ごめんなさい…あ、あっ!…知ってます、そこは……そこは…クリ…○リスです!」
 由香の口からその肉芽を表す言葉が出ると、男の指が止まった。しかし、それも束の間のことで、今度は包皮を前に引っ張るように力を加えてくる。襞に包まれた少女の敏感な突起は、男の指が包皮を剥き上げるように引っ張ることで、その本体を露わにされる。そして、男の指が力を緩めると、また元のようにその襞の中へと隠されていく。引っ張り、戻し、また引っ張り…何度も何度も繰り返し男の指がクリ○リスを出し入れさせると、柔らかい包皮と擦れて、敏感な突起がじんわりと刺激を受ける。
「ハァ…ハァ…やっ……そんなに…んっ!……ん…あ、あぁ……駄目ぇ……」
 じんわりと股間からわき出る気持ちよさに、由香は目をつぶり、頭をのけぞらせるようにシートに押しつけて、甘い吐息を漏らした。その腰がゆっくりとうねるように動き、少女が悦楽に浸っていることを告げる。
「ほおら、気持ち良くなってきただろう?素敵な気分だね?さあ、それじゃさっきの嘘をちゃんと訂正しておこうか。お嬢ちゃんのオ○ンコは今、どうなってるのかな?」
 オ○ンコ、という言葉の意味を、由香はわかっていなかった。でも、それが自分の大切な部分を刺す隠語だということは、すぐに理解した。それでも、男の言葉に従うのにはまだ一抹の理性が残っており、それが最後の抵抗を示した。目をつぶったまま、由香はふらふらと頭を左右に振って、それは言えない、というジェスチャーを示した。
「ふふ、そうかい。それじゃ、もっと酔わせてあげないと駄目みたいだね…」
 男が嬉しそうに言うと、包皮を引っ張っていた指を滑らせ、ヌルヌルの愛液を吐き出し続けている少女の秘孔の入り口へと移動させた。
「あっ!!そ、そこは……そこは許して…許して下さい!私…まだ……」
 男の指が膣を穿つ…と思い、本能的に体を竦ませて、処女としての恐怖におののく由香の耳元で、男が囁く。
「だから最初に言っただろう?おじさんは、女の子を気持ち良くさせるのが趣味なんだって。タチの悪い痴漢なら、とっくにお嬢ちゃんをトイレにでも連れ込んで犯しているんだろうけど、おじさんはお嬢ちゃんを傷つけることなんてしないよ」
 男の指は、由香の膣からにじみ出る愛液をたっぷりとその先端に絡ませると、再び膣口から離れていく。由香の体から力が抜け…薄く開いた目が男を見つめた。自分を傷つけることはしない…気持ち良くさせるだけ…その言葉にこっくりと小さく頷くと、ふっくらとした小さな唇を開いて、小さな声を出した。
「わ、私は…私のあそこは……お、おじさんの指で…気持ち良く…なって……ぬ、濡れて……います……あ、あっ…」
 由香のその告白を聞いて、男は嬉しそうに頷きながら、たっぷりと愛液を絡めたその指先で由香の包皮を剥き上げ、剥き出しになったクリ○リスを直に擦りだした。包皮越しの間接的な刺激と違い、直接その敏感な肉芽を責められ、由香の体がビクッ、ビクッと大きく跳ねる。
「ひっ!…あ、す、すごい!……駄目…刺激…あぐっ……強過ぎ…あっ!あっ!…お、おじさんっ……駄目えぇ!」
 由香は口を手で抑えて、恥ずかしい声が少しでも周りに聞こえないように、必死で我慢しようとしたが、男の指が自分の肉芽を擦りあげるたびに、鼻にかかったような甘えた喘ぎ声が漏れてしまうのを、止めようがなかった。テレビの濡れ場のシーンで、女の人がこんな恥ずかしい声を出すのを聞いて、こんなの嘘よ、いやらしい…と眉をひそめていた自分が、今、電車の中で痴漢されて、同じようなエッチな声を抑えられないでいる…。
「ハァ…ハァ…いや……あ…ああ…んぐっ!……き…気持ち…いい……ハアァァ……」
Re: 染められる… ( No.17 )
日時: 2009/08/05 00:42
名前: 黒鉄

 可愛い顔をした制服姿の無垢な女子中学生が、自分の指先の動きでオ○ンコをぐっしょりと濡らしながら、喘いでいる。男は最高の気分を味わいながら、ショーツの中の指の動きを更に強めてやった。このまま続ければ、この女生徒はイクにちがいない、俺のテクニックでイカせてやる、そう思った時、男の目に、席から立ち上がるひとりの男の姿が目に入った。がらがらの車内で、その男はゆっくりとこちらに近づいてくる。
「くそっ、なんでこんな時に…畜生!」
 男は口の中で悪態をつきながら、由香のショーツの中に入れた手を引き抜き、スカートからも抜いた。セーラー服のめくれもさっと下ろしてしまうと、なに食わぬ顔でスポーツ新聞を持った。
「え……?な、何……?」
 いきなり男の指が自分の下半身から撤収し、制服の乱れも直されて、何が起こったのかわからない由香は、目を閉じたままぐったりとシートに身をもたせかけた。スカートのすそはめくれあがって、太腿は半ばまで見えているし、セーラー服の胸当てのスナップは外れたままだ。誰が見ても、制服姿の少女が痴漢されていたというのは一目瞭然の状態だが、男は何食わぬ顔でスポーツ新聞を見ている。なにより、男の尻の下からはみ出した由香の白いブラが、今までここで何がされていたのかを、明らかにしている。しかし、男にはあれほど感じさせられた由香が今更、誰かに助けを求めるなんてことはないのがわかっていたし、この美少女を痴漢してやったんだぜ、と誇らしげに見せつける思いもあった。
 ゆっくりと2人の座るボックス席に近づいて来た男は、2人の様子をじっと見つめながら、そこに立っていた。痴漢をしていた男は、その男がそこから立ち去る様子を見せないので、いらついた視線をその男にちらちらと向けていたが、やがてチッ…と小さく舌打ちすると、尻の下に敷いた由香のブラジャーを引っ張りだし、自分のカバンに丸めて入れると、席を立って隣の車両へと足早に去っていった。
 自分の席でしばらく茫然自失の体であった由香は、隣に座っていた男が唐突に痴漢行為を止め、そして席を立っていったことに対して、なぜ…?という疑問と、そしてそれ以上自分が辱めを受けることはないんだ、という安堵の思いに、少しずつ立ち直っていった。そして、閉じていた目を開いた時、ボックス席のすぐ横で、背の高い30代半ばかと思われる男が立ったまま、じっと自分を見つめているのを知り、乱れた制服姿で座っている自らの状態に思いが至った瞬間、それまで麻痺していた理性が急速に戻り、恥ずかしい!という感情が一気に体全体に広がって、真っ赤になりながら、俯いて自分の制服の乱れを直していった。
 この男の人は、私が痴漢されていたんだ、ということを、わかっている……電車の中でいいように男に弄ばれ、いやらしい快楽に身を委ねてしまった自分…色々な思いが頭の中を錯綜し、唇を嚙んで俯いて座っている由香の近くに立っていた男が、その時、口を開いた。
「どうだ、お前の本性が少しは自分でも見えてきたか、由香?あのいやらしい中年おやじに、こんな電車の中でいいように体を玩ばれて、気持ち良くなってオ○ンコを濡らす女子中学生なんだぜ、お前は。お前の気持ちよさそうな喘ぎ声が、俺の所にも聞こえてたぜ。だから言っただろう、お前は隠れマゾだって。男にいやらしいことをされるのが好きなんだよ、お前は」
 その声…電話でしか聞いたことのなかったあの男の声に間違いない。俯いていた由香はあっと声を上げながら、自分の横に立っている男を凝視した。白いポロシャツに膝までのハーフパンツ、素足にサンダルを履いたラフな格好の男だ。身長は180cmはあるだろう、長身ですらりとした体だが、決して痩せているわけではない。体のラインはむしろがっちりとした筋肉質の締まった体を思わせる。髪は茶髪で、短くスポーツ刈りにまとめてある。そして顔は…由香を見下ろしているその顔は、目の前の女生徒を値踏みするようにじっと見つめるその顔は、優しさなどまるで感じられない、冷たい雰囲気を漂わせていた。由香は、その刺すような視線を浴びて、ぞくっと背筋に冷たいものが走った。
Re: 染められる… ( No.18 )
日時: 2009/08/05 00:44
名前: 黒鉄

「わ、私は…ま、マゾなんかじゃありません!こんなこと…ここにだって別に好きできたわけじゃ……」
 それでも必死に言い返そうとする少女に向かって、馬鹿にしたような笑いを口から漏らすと、男は大きく足を踏み出し、由香のすぐ前に立つや否や、いきなりその手を由香の胸元へと無造作につっこみ、ブラを無くして無防備になったその乳房を鷲掴みした。大きくて太い指が柔らかい膨らみに食い込み、強い力で絞り上げてくる。あまりの痛さに由香は悲鳴をあげて懇願した。
「痛い!痛いです…っ…お、お願い、止めて下さい!ああっ、痛い!…痛いいぃ!」
 由香が涙を流しながら痛みを訴えると、男の指が入ってきた時同様、すっ…と引き抜かれ、どっかりと由香の対面に腰を下ろした男が、逆に由香の腋を抱えるように持ち上げて、自分の前に立たせた。
「さっきの痴漢はな、ありゃへたれな奴だ。せっかくお前をいい所まで追い込んでおきながら、俺が近寄ったらやばいと思ってすぐに手を引きやがっただろう?あいつはそういう奴さ。小心者だ。俺なら、例え誰かが来ようとも関係なくやってたな。これからそれを実証してやろうか?ほら、パンツ脱げよ」
「そ、そんな…いきなりパンツ脱げって言われても……で、できるわけ…」
 理性の戻った由香が、怒ったような口調で言いかけた途端、その言葉が終わる前に、男の手がすっ…と上がり、目の前の少女の胸を平手打ちした。パーン!と大きな音が車内に響き、由香のノーブラの胸が大きく揺れる。痺れるような痛みを胸に感じて、少女は大きなショックを受けた。痛みよりも、自分の女としてのシンボルが、男に打たれる、というその行為が信じられなかった。そして、この男に抵抗することの無意味さをまざまざと見せつけられ、やっぱりこの男には抵抗できない…と絶望的な気分が頭を支配してくる。
「わ…わかり……まし…た……脱ぎます…脱ぎますから…どうか……それ以上ぶたないで下さい!…ひっく…ひっく……うっ、うっ、ううぅ……」
 しゃくり上げながら手をスカートの中に差し込み、白いショーツをゆっくりと下ろしていく。丸まったその下着を太腿から膝へと下ろした由香は、そこで一瞬躊躇したが、やがて観念したようにスカートからそれを出して、片足ずつ引き抜いて、それを受け取ろうと無言で手を出した男に手渡した。
「よし、それじゃそこの座席に手をついて、尻をこっちに向けて突き出してみろ」
「うっ…うっ…わかり…まし…た……」
 言われるままに男に背を向けると、座席に手をついて、腰を男に向けて突き出すようなポーズを取る。男の手が由香のスカートにかかり、それを無造作にバサッと捲りあげると、丸みを帯びたお尻が全て丸見え状態で露わにされる。男の手が由香のお尻にかかり、左右に大きくそれを割るように開くと、さっきの痴漢の余韻をまだ存分に残している、ねっとりと濡れた割れ目に指を差し伸べ、いきなりクリ○リスを直にこね回しだした。
「あっ?い、いやっ…はうっ!駄目…そこは…さっき……すごく敏感に……なって…んっ!…んんんっ!…アッ……アッ…アッ……」
 男の指が尖りだしたその肉芽を擦りあげるたびに、由香が甘えたようなアッ!アッ!という甲高い喘ぎを漏らす。男はもう片方の手で、白い由香のお尻の肉を軽くピシャ!と叩くと、由香のお尻がくねくねと怪しく揺れ動く。
「ふん、さっきの痴漢野郎にいい感じにされてるじゃないか、由香。いきなりこんな風に悶え始めるとはな。お前はな、こうやって男にいたぶられるのが好きなんだろう?ほら、正直に言えよ?私は、いやらしいマゾの女子中学生です、ってな」
 由香は、また麻痺していく自分の理性にすがり、男の言葉にかろうじて首を横に振った。自分からマゾなんて宣言するなんて…絶対にしてはいけない…。
「へえ、なかなかご立派な自制心だ。じゃあ、俺がお前のその尊大な理性を狂わせてやろうか。なあに、簡単なことさ。あの痴漢野郎みたいにチキンじゃねえからな、俺は」
 男が立ち上がると、由香の体に後ろから自分の体を寄せていき、由香の太腿を抱えてその小柄な体を後ろから持ち上げる。丁度赤ん坊におしっこさせるような格好で由香を抱えると、ボックス席を出て、一般客の座っている所へと移動を始めた。由香は、男に抱きすくめられて高く持ち上げられ、恥ずかしさのあまり顔を両手で隠すしかできることはなかった。あっという間に男は他の乗客の前に由香を連れて行くと、大学生風の若い男が参考書を開いて座っている前に仁王立ちになった。
「なあ、そこの大学生の兄ちゃん、いまからすごくいい物を見せてやるから、そんな小難しい本なんか閉じて、前を向いてみな」
かおるからの連絡 ( No.19 )
日時: 2009/08/05 18:51
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

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Re: 染められる… ( No.20 )
日時: 2009/08/05 23:34
名前: 黒鉄

 男が声をかけると、若い男はえっ?というような表情を浮かべた顔を上げるが、そのすぐ目の前に、セーラー服を着た女子中学生が男に抱きかかえられて顔を隠しているのを見て、ドキッとしたように体を一瞬動かした後、固まってしまった。
「ほら、この女は、さっき痴漢されて、パンティがぐしょ濡れになったもんで、今それを脱いでノーパンなんだ。こいつのいやらしい濡れ濡れマ○コを見てやってくれよ?」
 由香を抱きかかえた男がスカートを大きく捲り上げると同時に、由香の両脚を限界近くまで大きく開いていく。無垢な女子中学生の股間が若い男の前で完全にさらけ出されると、若い男はその少女の体の中心をまじまじと見つめてきた。
「ほら、お前のいやらしい所を、見てくれてるぜ?これから俺の言う通りに言うんだ、いいな?」
 男の口がぼそぼそと少女の耳元で囁くと、赤くなって顔を隠していた由香の顔が更に真っ赤になっていき…やがて観念したように、か弱い声で言った。
「わ、私の…痴漢に気持ち良く…されて……ねっとり…あ、愛液で……濡れた…お…お……オ○ンコを…たっぷりと……見て…下さい…ううっ…こ、こんなの……ひどい……」
 由香の大切な部分が丸出しになったのを、大学生風の若者は食い入るように見つめた。まだまだ数の少ない陰毛が少し生えたふっくらとした肉襞が中心のスリットを守っている、その中心に男は指をあてがい、割れ目の内部がよく見えるように大きく広げた。
「い、いやあぁぁぁ!…そんな…中まで……全部見られるなんて…っ……」
 由香が顔を覆ったまま悲痛な叫びを上げるが、それも男達の興奮を高めることにしか繋がらない。他の乗客達も、電車の中で起こっているまだ幼い女子中学生の陵辱劇を、息を凝らして盗み見ている。
 左右の襞を大きく開かれ、サーモンピンク色の割れ目の内部の複雑なつくりが、全て若い男の目に晒された。ひくつきながら愛液を吐き出す膣口、ねっとりと濡れそぼった粘膜の襞、そして、その合わせ目にあたる部分でちょこんと顔を覗かせた小さな突起…女であることの全てが、見知らぬ男に惜しげもなく晒されている。ごくり、と目の前の若者が生唾を飲む音が聞こえ、自分がいかに恥知らずなことをしているかを、いやでも教えてくれる。だが、男の命令は更に過酷な行為を由香に強いた。
「ほら、この兄ちゃんの前で、オナニーしてみろよ。やり方はちゃんと覚えてるよな?」
 できない、と言おうとしたが、この男がそれを許さないだろう…もし断れば、もっともっと酷いことを要求してくるかも…由香の頭に、男に対する果てしない恐怖が湧き起こり、のろのろとその右手が顔から離れ、由香自らの下半身へと伸びていった。
「お願い…見ないで……こんな浅ましいことを……したくないのに……ううっ…ひっく…ひっく……」
 しゃくりあげるように泣きながらも、由香の指先は包皮からちょこんと顔を覗かせているクリ○リスへと向かう。襞にたまった愛液を指先にたっぷりと絡めると、その指は由香自らを犯すように、その肉芽を求めて滑っていき、さっき痴漢にされたように、その側面を擦り出す。
「ほら、台詞が違うだろうが?お前の台詞はこうだよな?」
 男の囁きを聞いた由香は、もうそれに逆らう気力は残っていなかった。うっすらと開けた目で目の前の若い男を見ながら、言われるままに言葉を口に出してしまう。
「あぁ…私の……いやら…しい…マゾ女子中学生の……はしたない…お、オナニーを…どうぞご鑑賞下さい…んっ!…ハァァ……あっ…あ…っ……あっ!…あっ!…あっ!!」
 ほっそりとした白い指先が、自らのクリ○リスを何度も何度も擦りあげる。その度に、由香の口からは、高く甘い喘ぎ声が上がり、それが徐々に大きくなって、よがり声へと変わっていく。まだ異物を受け入れたことのない膣口もヒクヒクと蠢いて、透明な愛液をたっぷりと吐き出し、それがお尻にまで流れて、丸いおしりから何度も糸を引きながら、電車の床へと滴り落ちて、汚れた床に水滴の丸い跡を作っていく。
「す、すげえ…生の女のオナニーなんて、生まれて初めてみた……」
 若い男はぽかんと口を開けて、目の前で繰り広げられる淫猥なショーに夢中になった。その股間はむっくりと盛り上がり、いつでも目の前の女生徒を犯せる状態であることを、物語っている。
『あぁ…私、どうしてこんなにいやらしいことを…こんな場所で……でも…でもアソコが気持ちいい!オナニーが…こんなに気持ちいいなんて……駄目…手が止まらない……』
 顔をかろうじて隠そうとしている左手の下で、由香は自分がもう止まらないのを感じていた。誰に見られようが…もうどうなってもいい……。
Re: 染められる… ( No.21 )
日時: 2009/08/08 00:10
名前: 黒鉄

「よおし、そろそろ駅に着きそうだな。おい、今回のお前のショーはここまでだ。いいな?」
 突然、男が抱えていた由香を下に下ろし、揺れ動く床に立たせる。自らの快楽に溺れかけて、真っ白な頭でオナニーに没頭しかけていた由香は、いきなりその行為を中断させられて、ぼーっとしたままそこに立ち尽くしていた。つい今しがたまで自らの指で熱く潤っていた女の部分が、更なる悦楽を求めて疼いているのが感じられる。頭の隅に残った理性的な自分は、電車の中での屈辱的なショーが終わったことに安堵しているが、一方の違う自分が、いきなり悦楽を絶たれたことに対して、もやもやとした不完全燃焼を感じているのは、否定できない。
 乱れたスカートの裾を直そうともせず、蜜で濡れた指先をだらりと垂らしたまま立ち尽くす少女に、男が下品な笑いをあげながら言った。
「おい、どうした?いきなりオナニーを止めさせられて不服か?もしかして、あのままイクまで続けたかったのかな?」
 その男の言葉を聞いて、はっと我に返った由香は、恥ずかしさと屈辱感が一気に戻ってきて、耳まで真っ赤になりながら、頭を左右に振った。イク、という言葉の意味はわからないが、それがひどく卑猥な感じを帯びているのはわかる。乱れた制服を震える手で直しながら、自分をじっと見つめている正面の若者や、あちこちから見ている他の客の視線を感じ、何も言えずに俯くと、自分の右手の指先にたっぷりと粘液が絡みついているのが見え、慌ててハンカチを出して、それを拭き取った。何もはいていないスカートの中で、股間から溢れた自分の愛液が太腿を伝って落ちてくるのを感じると、恥ずかしさで泣きたい衝動をグッとこらえながら、のろのろとスカートに手を差し込み、屈辱感に押しつぶされそうになりながら、黙ってその粘液をぬぐい取る。
「ほら、お前の未熟なオナニーを鑑賞して下さったお客様達に、感謝の言葉を言わないと駄目だろう?」
 男が後ろから由香の耳元で、また淫猥な台詞を囁く。陰鬱な気持ちで、由香はその台詞をかすれた声で言った。
「わ…私の拙いオナニーを…み、見て頂いて……ありがとう…ございました…うっ…うっ……」
 あどけなの残る綺麗な顔の女子中学生が、涙をこぼしながら言った台詞を聞いて、目の前の若い男が、うっ!と唸りながらビクッと体を震わせた。その様子を見て、何が起きたのか全く理解できない由香の耳元で、男が囁く。
「ほら、このお兄ちゃん、お前のエッチなショーに興奮しすぎて、どうやら我慢できなかったらしいな。ズボンの中で射精しちまったようだぜ。みろよ、ズボンにしみがどんどん広がっているだろう?お前のせいだぜ、可哀想に。女の生オナニーを目の前で見せつけられたら、兄ちゃんだってたまんねえよなあ?」
 そう言われてつい視線は若者の股間へと彷徨い、そこに男が言う通りの、濡れたしみがみるみるうちに広がっていくのを目にすると、たまらなくなって顔を背けた。男が射精する、というのは知識としては知っていたが、それをこんな風に目にすると、それがやけに生々しく感じられた。自分のあの行為を見て、この人は……そう思うと、居ても立ってもいられない気にさせられる。
「まあ、お前にはまだ男というものを体験させてないからな。もうすこし訓練が進めば、ああなる前にちゃんと処理して、男に恥をかかせることもなくなるだろうさ」
 男の言葉を聞いた由香は、目の前が真っ暗になるような絶望感を覚えた。訓練が進む?男を体験?つまり、この男はまだまだ由香を放免する気はない、ということだ…。

かおるからの連絡 ( No.22 )
日時: 2009/08/08 10:06
名前: かおる
参照: http://www.pandora.nu/summer/

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