Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.1 ) |
- 日時: 2013/12/11 00:08
- 名前: 有利書
- チュンチュン・・
大木の枝で、2羽の鳥が鳴いていた。 東の空から、太陽が昇りだした朝1人の少女が夢の世界から現実の世界に戻ってきた。 「あ、朝?」 少女は、眠そうな顔で呟いた。 少女の名は結城茉莉で、16歳の雄撮り頃の少女ではあるのだが、朝には非常に弱いのだ。 その為、学校は何時も予鈴後登校の常習犯であるが 病気による欠席は1度もない。 卒業式の当日には、皆勤賞という賞が貰えるのだが茉莉は、予鈴後登校の常習者なので賞は貰えない。 時刻は、午前5時。 茉莉は、これから境内の掃除を行うの為制服に着替え るや竹箒と塵トリを持って境内へとでた。
昨日の台風の影響で、境内には落ち葉が至る所に落ちており境内は落ち葉のアージンロードらしき道が完成しており、参拝客を待ちわびているようであった。 「そういえば、今日も台風が来るんだった。」 空を見上げながら茉莉が呟いた。 昨日の天気予報では、ちょうど今頃この町に台風が上陸するという話であった。
「今日の掃除・・・サボろうかな。」 茉莉が、ポツリと呟いた。 竹箒を持ち、大月学園の制服を着ていた茉莉は、神社の境内を竹箒で掃いていた。
「カメラ急いで下さい。」 鳥居の方から、男性の声が聞こえてきた。 「ん? カメラ?」 ポツリと茉莉が呟いた。 「それでは、5秒前・・。」 と、男性の声がした後若い女性がマイクを持ってカメラの前に立っていた。 「・・・何? 何かの取材?」 茉莉が呟いた。 「私は、結城神社へ来ています。」 と、女性リポーターがカメラに向かって呟いた。 茉莉は、女性リポーターを見つめながら箒を動かし境内の掃除をこなしていた。 「この結城神社は、1200年の歴史を持つ神社で 結納を司っており、1月に10組の結婚式を取り扱った神社だそうです。」 女性リポーターがリポートしていた。 「あそこに、箒を持った女の子が居るそうですので声を掛けてみようと思います。」 女性リポーターが、茉莉に歩み寄って来た。 「お早うございます。」 女性リポーターが、茉莉に話しかけてきた。 「あ、おはようございます。」 茉莉は、女性リポーターに挨拶をした。 女性リポーターは、茉莉に幾つかの質問をしその質問を茉莉が、答えているシーンを二人のカメラマンがお互いのカメラで二人の会話をカメラに収めていた。 境内には、カメラを持った野次馬がデジタルカメラで女性リポーターをカメラに収めんと集まりだした。 ビューと、突如突風が吹き荒れた。 茉莉と女性リポーターは、捲れ上がったスカートを手で押さえたが既に遅く薄いピンクホワイト色と白色のパンティーがスカートから顔を出し、野次馬のデジタルカメラに収められていた。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.3 ) |
- 日時: 2013/12/12 22:02
- 名前: 有利書
- 「おおっ、白色パンティー!」
1人の男性の野次馬が、女性リポーターのショーツをカメラに収めながら大声で叫んだ。 「そのカメラ、直ちに渡して下さいませんか?」 1人のカメラマンが、男に呟いたのだが 「どうして、わたさないといけないの?」 と拒否された。 「リポーターの汚れのない清楚な純白と美しく若き巫女さんの萌えるようなピンク色のパンティーをgetしたんだ、どうして手渡さなければならねえんだよ。」 と、完全に拒否をした。
技術が発達した現在では、ネット配信と言うのがある為これらの動画を配信することが出来るのだが迂闊には配信させる事は出来ないのだ。 となると、週間誌を発行している会社に売ることも出来るのだが、下手をすれば裁判沙汰にまで発展しそうなのでこれも危険である。 「500万でどうかな?」 男は、茉莉にゆすりを掛けてみたが。 「好きにすれば・・けど、その時は貴方の最後。」 とだけ、呟いた。 「へん、強気だな俺にはこれがあるんだぜ。」 男は、カメラを茉莉にちらつかせた。 男がカメラを手に持っているのなら茉莉が手に持っているのは竹箒だ。
男は、何構わず茉莉をデジタルカメラに収めていた。 「貴方は、先程あちらのリポーターさんに500万で買わないか? そう、いいましたね。」 茉莉は、男に訊ねた。 「まあね、だが500万なんて安いもんだろ。」 とニヤ付きながら茉莉の問いかけに答えた。 「500万・・それで、いいのかしら?」 険しい顔で、茉莉が呟いた。 「お?買ってくれるのかい?」 と、男が茉莉に呟いた瞬間。 「光牙惨殺破斬!」 茉莉が、叫び箒を振り下ろすや竹箒から白き獅子の頭部が男に向けて飛んで行った。 「な、なんだよ・・これ・・ぐわあああっ。」 光り輝く獅子の頭部は、男の顎に命中し男は仰向けで地面に倒れ込んだ。 「映像を消すのは10分後ですよ。」 とだけ、呟くと茉莉は家の中へと入って行った。 10分後、1台のパトカーが結城神社に来た。 警察は、野次馬や女性リポーターに男を一撃で倒した少女の事を話したが、その少女が結城茉莉だと判明するや突如事情徴収を終え男を脅迫未遂の現行犯で所轄の警察署に連行して行った。 証拠は、男性が盗撮した映像であり男が女性リポーターに映像を「500万で買わないか?」といった男の声が脅迫の動かぬ証拠になったのである。 どうして、警察は結城茉莉の名前を聞いたとたん事情徴収を打ち切ったかは不明である。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.4 ) |
- 日時: 2013/12/12 23:59
- 名前: 有利書
- 数時間後、とあるニュース番組で茉莉の事がニュースで取り上げられた。
茉莉が、奥義で盗撮犯を倒した時の映像がカメラマンに撮影されており、ニュースで映像が流された。 番組の途中で、プロデュサーが1枚の紙切れを男性アナウンサーに手私し、その紙切れをアナウンサーが読み上げた。 「先程のニュースの放送時にたくさんのコメントが 等テレビ局のサイトに寄せられましたのでその一部を読み上げたいと思います。 「朝から、良い物を見せてくれて有難う」 「あの、女性リポーターを犯したい。」 「こんどは、俺が捲ってやる。」 「あの、女子高生TUEEEE・・・・」 「などのコメントが、寄せられましたが等番組では、警察のご指導の元で対応したいと思います。」 と、アナウンサーが発言した。
「警察の指導の元で、対応した言って言ってるけれどあのような映像を流してるけれど警察の許可は貰っていりのかしら、それにBPOはどう動くのかしら。」 茉莉は、部屋でテレビを見ながら呟いた。 境内の掃除を終え、朝食まで時間的には余裕があるのでテレビを見て時間をつぶしていたのだ。 時刻は、午前7時45分を過ぎていた。 「そろそろ、学校へ行く時間かな。」 茉莉は、テレビを消し鞄を持って玄関へと向かった。 「いってきまーす。」 茉莉は、呟き境内へと躍り出た。 茉莉の神社から学校までは、役30分前後の距離の為予定では8時15分位には学校に到着するのである。 「お、結城茉莉だ。」 カメラを持った、大勢のリポーターや野次馬が茉莉の姿を見かけるや一斉に駆け寄ってきた。 「結城茉莉さん、一語と宜しいですか」とか 「コメントを頂けないでしょうか」 とか、いろいろ話しかけてきた。 「あ、イケナイ・・忘れものだ。」 と呟き、家へと戻って行った。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.5 ) |
- 日時: 2013/12/15 08:53
- 名前: 有利書
- 「はあ、どうしてこうなったのか・・。」
茉莉は、ため息をついた。 自分がやらかしたこととは言え、茉莉にとってはこれがまた、迷惑な話なのである。 報道陣を突破して、学校へ行っても同じ大騒ぎになりかねないと茉莉は思い込んでいた。 「茉莉ちゃん、一語とお願いしますよ。」 外では、コメントを求める報道陣がいた。 「今日は、学校遅れて行こう。」 呟いた茉莉は、部屋に戻り外から外を見るや外では、あらず報道陣が茉莉を待っていた。
時刻は、8時を回り今からだと遅刻は確定である。 茉莉が通う学校は、とにかく不祥事を嫌っており茉莉がしでかした事が不祥事だとなれば茉莉も到底ぶじでは済まない恐れがある。 良ければ、停学で済むが最悪の場合退学処分になる。 高校は、義務教育ではないため退学になった場合茉莉は他の学校へ行くことは出来なくなるのだ。 「裏口から、抜け出すか。」 茉莉は呟き、部屋を出た。 茉莉は、家族と住んではいるが別の部屋があり本来居る部屋と別部屋とは渡り廊下でつながっておりその渡り廊下を使えば自由に往復が出来るのだ。
別部屋から、抜け出し報道陣を巻くことにせいこうした茉莉は、そのまま学校へと足を運んだ。 「結城さん、お早うござます。」 鳥居をぬけ、歩道を歩いている茉莉に1人の少女が茉莉に声を掛けてきた。 「あ、ファーナさん・・」 茉莉が声を上げた。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.6 ) |
- 日時: 2013/12/14 11:45
- 名前: かおる
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.7 ) |
- 日時: 2013/12/15 23:28
- 名前: 有利書
- ファーナは、制服ではなく私服でいた。
「結城さん、これから学校ですか?」 「え、まあ・・ね。」 ファ^ナが茉莉に訊ねた。 「それより、ファーナさんは?」 今度は、茉莉がファーナに訊ねた。 「今日はサボ・・もとい結城茉莉、今日こそ貴方をす巻きにして差し上げますわ。」 呟いたファーナの手には大きな杖が握られていた。 「あ、あの・・・ファーナさん?」 茉莉は、キョトンとした顔で呟いた。 「お、なんだ、なんだ?」 大勢の野次馬が集まりだした。 突風が吹き、茉莉とファーナの髪がなびいたが2人のスカートは残念ながら捲れなかった。
「あ、あのう・・・ファーナさんこれって・・。」 茉莉は、ファーナに訊ねたが 「問答無用です。」 とだけ、ファーナが呟いた。 「行きます!」 ファーナは、大きくジャンプするや杖を振り上げながら茉莉に向かって振り下ろしたが茉莉はヒラリとファーナの攻撃をかわした。 「流石は、結城の巫女・・噂どうりだわ。」 ファーナが呟いた。 風は、更に強さを増し茉莉とファーナのスカートを捲り上げ白とピンク色のパンティが姿は現していた。 茉莉が白で、ファーナがピンク色である。 当然、二人のパンティーは野次馬によってとうさつされているのだが、二人はそれどころではなかった。 「ていっ。」 茉莉が、木刀を振り上げてはファーナに向かって振り下ろしが、ファーナはあっさりと茉莉の攻撃をかわしてはすぐさま反撃に出た。 二人の戦いは、一進一退でこう着状態になり何の発展もなく繰り広げられた。 案の定ファーナの息が切れ始めていたが、茉莉はまだ少しだけ余裕があるので、茉莉が少し有利なのだ。 「おやおや、もう限界かしら・・。」 茉莉がファーナに向かって呟いた。 茉莉が、木刀を振り上げファーナに向かって振り下ろそうとしたのだったのが 「か、体が・・動かない。」 突然、茉莉が金縛りにあったかのように体が動かなくなり、形勢が逆転した。 「ふふふ・・チャンスだわ。」 ファーナが呟き、杖を茉莉に向かって振り下ろそうとしたがファーナの体も茉莉と同様に金縛りにあい体が動かなくなってしまっていたのだ。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.8 ) |
- 日時: 2013/12/17 22:57
- 名前: 有利書
- 「そ、そんな・・どうして私までもが・。」
呟いた茉莉は、どうにかして体を動かそうとするが結局体を動かすことはファーナも出来ずにいた。 「ごめんなさいね。 けど、こうしないと・・ね。」 少女の声が聞こえた。
その少女は、茉莉達と同じ年齢の少女で白銀色の髪を持ち蒼色の瞳をした少女であった。 「もし遅れました。 私の名前は、ファリナ。」 と、少女は名乗った。 「ファリナ? ファニナ・シンフォニー・・。」 ファーナが、口を開いた。 「オイタが過ぎましたね、ファーナさん。」 ファリナは呟きながら、ファーナが呟いた。 「あなたは、結城神社の結城茉莉さんですね・・ここは、私に免じて引いてはくださいませんか?」 ファリナは、茉莉に掛けた呪縛の魔法を解除した。 「その制服は、セントルイスン学園の制服。」 茉莉が、呟いた。
「どうして、セントルイス学園の生徒がわざわざ隣町まで出来たのか説明願えないかしら?」 茉莉がファーナに訊ねたのだが。 「ごめんなさい、今は話せないのです。」 ファリナが答えた。 「結城茉莉さん、私と付き合っては貰えませんか? ファーナの件で、お詫びをしたいのです。」 と、ファリナが呟いた。 「え? ファリナ、こいつと付き合うの?」 ファーナが、ファリナに訊ねた。 「ええ、結城さんにお願いがありますので。」 ファリナはそう呟いた。 「あ、ファーナさん・・後でゆっくり・・・・ね。」 とだけ、呟いた。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.9 ) |
- 日時: 2013/12/18 23:03
- 名前: 有利書
- 呟いた時、ファリナの目は座っていた。
「苦手なんだよねぇ・・ファリナのあの顔は。」 とファリナ本人に、聞こえないように呟いた。 ファーナは、その後町を徘徊した。
一方その頃、茉莉とファリナは
「ファリナさんは、あのファーナさんをどう思ってるのですか?」 ファリナと茉莉は、駅前にある喫茶店に来ていた。 「あの子は、勝気で明るい子で憎めない子なんだけれどどうしてかほっておけない・・。」 俯きながらファリナが呟いた。 ファーナとファリナは同じ魔術結社に属しており茉莉たち巫女組織とは対立する組織である。 「彼女が、私の監視をする為に私に近づいているのはなんとなく、わかっていたけど公にはしたくない。」 茉莉がファリナに。 「結城さんは、ご存知だったのですか?」 とだけ、ファリナがつぶやいた。 「けれど、監視の件で私はファーナさんには何も言わないつもりでいるつもりよ。」 「結城さん・・。」 ファリナがポツリと。 「けれど、ファーナさんは良い生徒だよ。私が、困っている時でも随分と助けられたしね。」 茉莉がファリナに。 「あの子は、困っている人を見るとほっておけない性格の持ち主なんだけれど一度前を向いたら絶対に後ろには振り向かないので心配です。」 ファリナが呟くも、俯いたままであった。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.10 ) |
- 日時: 2013/12/19 23:23
- 名前: 有利書
- 「ファーナさんって、羨ましいな。」
沈黙を守り続けていた茉莉が呟いた。 「ファーナさんが、羨ましい?」 キョトンとした顔でファリナが呟いた。 「私、ファーナさんみたいに自分の暴走を止めてくれるような友人はいないから・・。」 茉莉がそう呟いた。 「私は、小さいころから一人前の巫女になる為に、厳しい手ほどきを受けていたから。」 とだけ、呟いた。
「巫女さんの終業って、そんなに厳しいんだ。」 ファリナが呟いた。
「お客さん、いかがいたしました?」 店員の1人が、大声を上げた。 「うっせえ! ごちゃごちゃしゃべんな!」 大声をあげ、威嚇するように男性客が大声を上げた。 男は、ナイフを取り出しては店員を人質に取った。 「おらぁ、全員こっちへ来いよ。」 こうなれば、もはや立て篭もりである。 店員を始め、茉莉やファリナも同じ場所に集められては床に座らされていた。
この事は、隣の下着売り場の女性店員から警察に通報されたのだが犯人はおろか茉莉達も知る由はない。 「お腹すいたから、何か食べよう。」 そう呟き、1人の少女が店内に入って来た。 「あ、あれは・・深月さん」 ファリナが呟いた。 「深月さん?」 茉莉も呟くや、深月と言う名前の少女を見た。
「な、なんやてめえは?」 立て篭もり犯は、少女を見るや大声を上げた。 「何って、ただの客。」 とだけ、少女は呟いた。 その少女の右手には、細身の剣が握られていた。 これは、明らかに銃刀法違反である。
「ええ。私と同じ学校に通っていて占い師として名の知れた女子高生なんだけど・・・。」 ファリナがつぶやいた。 「おらぁ1こっちこいや。」 立て篭もり犯は、少女に向かって叫んだ。 「はいはい。」 少女は呟き、茉莉の横にちょこんと座った。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.11 ) |
- 日時: 2013/12/21 18:38
- 名前: かおる
- ここまでを小説ページにアップしました。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.12 ) |
- 日時: 2013/12/24 23:58
- 名前: 有利書
- 深月と呼ばれた少女は、ファリナの横にチョこんと座りさっそくファリナと話しかけた。
「どうして、深月さんがここに?」 ファリナが栞に訊ねてきた。 「え、お腹すいたから、何か食べようかと思って店に入って来たんだけれどまさか、立て篭もり事件が起きていたとは思いませんでした。」 と、ファリナの問いかけに答えた。 「それにしても、立て篭もりとはねえ。」 栞がつぶやいた。 「店長は、どこだ!」 男が大声を上げた。 そうとう、気が立っているのか男はライフルを天井に向けて1発発射し威嚇をしたが店長は姿を見せず何処かに姿を隠して出てはこなかった。 「店長・・いないの?」 茉莉が1人のウェイトレスに訊ねた。 「はい、店長はいい加減な店長でしてこのような事に巻き込まれるのが嫌いですので、おそらくは店長室から出てこないと思います。」 と答えた。 「そう・・では、私の出番かな?」 とだけ、茉莉がつぶやいた。 「出番って、どうされるのです?」 栞が茉莉に向かって呟いた。 茉莉がポケットから取りだしたのは、1枚のタロットカードであった。 「・・・・ファイアボール!」 と呟き、タロットカードを投げた。 「うぎゃああっ」 タロットカードは、男の銃を弾き飛ばした。 「光牙惨殺破斬!」 続いて、茉莉の剣が吠えた。 男は、吹っ飛び壁にぶつけ気絶した。
「流石です、けど厄介な存在です。」 ファリナがポツリと呟いた。 「あの子は、ファリナさんにとって厄介なのですか?」 栞がファリナに訊ねた。 「はい、結城茉莉さんは私達にとって危険分野です。」 ファリナが呟いた。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.13 ) |
- 日時: 2013/12/25 23:14
- 名前: 有利書
- 「どうして、危険分野なのですか?」
栞は、改めて茉莉の事をファリナに訊ねた。 「結城茉莉は、占い師でありながら剣の使い手です。 それに、巫女と来ています。しかも、彼女の占いはほぼ当たって来ています。」 と、呟いた。
「でも、それがどうして危険なのですか?」 栞は、改めてファリナに訊ねた。 「だって、それ以上活躍されたら私達魔導師の出番が無くなってしまうじゃないですか・・。」 と、ファリナが呟いた。 「ファリナさん、あなたって人は・・。」 栞が、やや呆れ顔で呟いたのだが・・・。 「しかも、カメラの前でパンチラと来ているわ。 これじゃ、まるで人気取りではないですか・・・。」 と、涙を流しながら栞に訴えた。 「ようは、あの子が羨ましかっただけじゃ・・。」 頬を掻きながら、栞が呟いた。 「それでは、ファリナさんもパンチラするのですか?」 と栞がファリナに訊ねた。 「え? それは、ちょっと・・ねぇ」 頬を染め、その頬を指で掻きながら呟いた。 男は、数分後駆けつけた所轄の刑事によって署に連行され銃刀法違反及び監禁罪で逮捕された。
第1章終わり
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.14 ) |
- 日時: 2013/12/27 23:33
- 名前: 有利書
- 第2章 妖魔出現
事情徴収を終えファリナ達をと別れた茉莉は、家に戻り境内を箒で掃除をしていた。 この時間帯、特に参拝客はなく巫女としては暇な時間帯なのではあるのだが街では、ある異変が起きていた。 妖魔の出現で、街は恐怖に脅かされていた。
登場人物 この物語の主な登場人物。 結城茉莉 大月学園2年生 結城神社の後取り娘で結城神社の巫女。 学生として、大月学園に通う傍ら巫女のバイトをしている。 年頃の女の子で、巫女としての能力は未知数。 父は、大月町の前町長。 母は、この神社の後取り娘。
如月佐久弥 剣術道場の娘で結城茉莉とは、親友でクラスメイト。 江戸時代から名家で、当時は公家の役職に就いたが幕府が消滅後剣術道場を開門し 子供から大人まで剣術を指導しており、剣道の県大会では優勝26回準優勝2回に続いて全国大会優勝24回、準優勝22回の成績を持つ。
ファーナ・ウィルス・ホワイトスノウ フィンランドからの留学生で茉莉や佐久弥が通う大月学園に通っている。 家は、魔導師の家柄で魔女の血を引く茉莉と佐久弥のクラスメイト。
深月栞 茉莉達とは違う隣町の学校に通う。 家は、代々占い師の家柄で占いの店で占いのバイトをしている。 占い師の傍ら、巫女や魔導師としての力を持っている。
ファリナ・シンフォニー アイルランドからの留学生でファーナと同じく魔女の血を引く。 今は、栞の家に滞在中。
渡辺昭美 テレビ今日の天気予報士。 ヒラヒラのミニスカートをこのんで身につけている為ミニス予報士の異名を持つ。 年齢は、23歳。
前田愛美 渡辺昭美の大学時代の後輩でフレアスカートをこのんで履いているためフレアリポーターの異名を持つリポーター。 年齢は22歳。
アグリス 淫魔で太古の時代、勇者たちによって封印され大聖堂の奥深くに封印されているが 復活する機会を伺っている。
アガレス 淫魔で太古の時代、アガレスと一緒に勇者たちによって封印され大聖堂の奥深くに封印されているが復活する機会を伺っている。
イカ男 下級淫魔で、イカと人間の合成生物。 無数の触手を持ち、その触手で獲物を襲う。
触手人間 下級淫魔。 上半身は人間だが、下半身は無数の触手。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.15 ) |
- 日時: 2013/12/28 12:45
- 名前: かおる
- 参照: http://www.pandora.nu/summer/
- No13までを小説ページにアップしました。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.16 ) |
- 日時: 2013/12/28 23:58
- 名前: 有利書
- 「では、本番行きます。」
いつの時代に、誰が建てられたのか大きな聖堂がありその後ろには、若い女性がマイクを持って立っていた。 「それでは、前田さんどうぞ」 と、男の声と同時に女性リポーターが語りだした。 「はい、私は今聖堂に来ています。」 前田愛美が口を開いた。 「この聖堂は、今から1200年前に建てられたと言う言い伝えがあるのですが、実際のところは解りません。そこで、私はさっそくこの聖堂の中へ入って見ようと思います。」 愛美が、聖堂の中へと入って行き続いてカメラマンらしき男性が3人ほど聖堂の中へと入った。 「当たりは暗く、壁には硫黄が焚かれていますので、この硫黄を頼りに進んで行きたいと思います。」 愛美は、聖堂を奥へと進んで行った。 「大きな広間ですねえ・・」 愛美は、辺りを見渡しながら呟いた。 今居る広間は、灯りがともっており広間全体が光っておりまるで、光に包まれているようだった。
「前田さん、大変です。」 男性カメラマンの1人が大声で呟いた。 「どうしました?」 前田リポーターが男性カメラマンに訊ねた。 「い、入口が消えています。」 と答えた。 「入口が言えたようです。」 と、前田リポーターが回り続けているカメラに向かって実況レポートをしていた。 前田が、後ろを振り向いた瞬間。 突風が吹き上がり、前田レポーターのスカートを捲り上げグレーのパンティを晒していた。 愛美は、きゃあと叫んで慌ててスカートで隠したが一部始終が既にカメラに収められていた。
「ケケケ・・ミ、ミツケタ・・ゾ。」 何処からか、不気味な声が聞こえてきた。 「今の声は、何だったのでしょうか?」 と、前田リポーターが。 「前田さん、前に何かいます。」 これは、愛美のパンティを撮ったカメラマン。 言われた通り、前田が前を見てみると1人の老人が愛美に向かって歩いてきた。 「こちらの管理人でしょうか?」 愛美は、老人に訊ねた。 上半身は、筋肉で出来たような硬さを持ち頭は、80歳位の老人ので、足には無数の触手があった。 そして、その触手が愛美に向かって伸びてきた。 「ちっと、これは・・。」 愛美が呟いた。 触手は、愛美の服の中に侵入するやブラジャーごと引き裂き姿を現した。 「ケケケ・・オイ、カメラマン・・カメラヲマワセ。」 と呟き、男は愛美が凌辱されるところをカメラに収めていた。 裂かれた服から、膨らんだおっぱいが姿を現した。 「や、やだ・・・」 愛美は、悲鳴を上げたが触手は容赦なく前田レポーターを凌辱し始めた。 膨らんだおっぱいに、触手が巻き付きおっぱいを揉み出し次々と快楽を与えて行った。 「ぁああっうう・・。」 愛美は喘ぎ声を上げた。 触手は、スカートごとパンティを引き裂くや、愛美の足に巻き付き股を開かせ膣の中に1本の触手が入り込み、膣内を掻き回した。 抵抗できない、愛美は喘ぎ声を上げひたすら触手攻撃による凌辱に耐えていた。 そして、ついに・・。 「き、きも・・ち・・いい・・も、もっと・・」 虚ろな瞳をした愛美が呟いた。 「ソウカイ・・ソレナラ、コンドコソクレテヤロウゾ。」 そう呟き、愛美の膣内を掻き回していた触手が引き抜かれ、再び愛美の膣内に1本の肉棒押し込まれた。 愛美の体は、持ち上げられるや愛美の体が揺れた。 「ぁあっ、ぁあああっ、き、きも・・ち・・いい。」 凌辱を喜ぶ愛美の声が聖堂内に響き渡った。 愛美のおっぱいは激しく揺れ、愛美に更なる快楽を与え続け愛美は、さらに快楽を喜び味わった。 「ケケケ・・デ、デル・・ゾ・・デルゾ・・」 と、異形の人間が呟くや 「お、おね・・が・・い、は、早く・・中に・・。」 と愛美が呟き、射精を求めた。 そして、ついに愛美の子宮の中に暖かい液体が子宮に注ぎ込まれたが愛美は、更に快楽を求め胎内に妖魔の子供が宿るまで幾度も子種を注ぎ込まれていった。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.17 ) |
- 日時: 2013/12/29 23:07
- 名前: 有利書
- 愛美は、妖魔に凌辱されることを喜び今でも妖魔の子種を注がれ続けられていた。
愛美の瞳は、以前の光は消え虚ろな目をしていた。 「うふふ・・・私は、今とても最高です。」 愛美は、カメラに向かって呟いた。 「必ず、産みますよ・・妖魔様の子供を・・。」 愛美は、そうつぶやいた。 愛美の子宮は、子種で満たされていた。
「ねえ、ここが例の聖堂なのね・・。」 若い女性の3人と男が4人が、聖堂の前に来ていた。 「ねえ、早く入ろうよ。」 と、1人の女性が呟いた。 「え、ああ・・そうだな・・。」 1人の男が呟いた。 「んーでも、その前にこれ飲まなくちゃ。」 鞄から媚薬を取り出した。 「それ飲むと、気持ち良くなるんだよね。」 1人の女性が。 「さて、いこうか。」 そう呟き、聖堂の中へと入って行った。 「随分と広いなあ、おっと、ここだここだ。」 と、カメラを持った男が呟いた。 「おい、ここだって、何がここ何だ?」 もう一人の男が訊ねた。 「あの、レポーターのスカートが捲れた場所。」 と、訊ねられた男が。 「ああ、そういえば・・。」 と、もう一人の男が。 「きゃあ。」 「やん。」 「わわっ。」 と、3人の悲鳴を上げた。 悲鳴を聞いた、男達は 「おおっ。」 と、歓喜の喜びの声を上げた。 男の視線の先には、一緒にこの聖堂を訪れた女3人組みのスカートが捲れ、黒、ピンク、黄色のパンティが姿を現していたので、男はカメラに収めていた。 「やーん。 と、笑いながら呟いた。 この時点で、少しづつだが媚薬の効果が現われはじめて居る事に女性達は気がついてはいない。
「おうおうおう・・いいねいいね・・。」 口を開いた男が、真ん中の女性の背後から抱き付くやお尻を撫ぜ回した。 「あん・・エッチ」 と微笑みながら呟いた。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.18 ) |
- 日時: 2014/01/01 23:03
- 名前: 有利書
- 「へへへ・・でも、嬉しんだろ?」
男は、ニヤ付きながら呟いた。 「いいねえ、このお尻。」 ニヤニヤしながら、お尻を撫ぜていた。 男の手の下には、黒く怪しく光る黒色のパンティが。
「お、いいなあ・・おれも混ぜろよ。」 と、1人の男がつぶやいた。 「えーサトシ君もやるの? これじゃ3Pよ。」 そう呟くも、胸を揉まれていた。 服とスカートを脱がし、ブラを外しパンティのみにするや押したおしてはおっぱいと股間をしゃぶりだした。 「ぁあああっ、そ、そこは・・」 喘ぎ声を上げながら快楽に溺れていた。 「おい、そろそろパンティを脱がせよ。」 サトシがつぶやいた。 「そうか、そろそろ中に入れるのか。」 と呟き、パンティを脱がしてはみずらジッパーを下げては肉棒を出しては、膣の中へ押し込んでは腰を振り睾丸に衝撃を与え始めた。 「ぁあああ・・いいい・・。」 胸を揺らしながら、快楽を喜び続けてはさらなる快楽を求めていた。 「晴美って、案外イク方なんだな。」 サトシつぶやいた。 「そ、そんな・・こと・・な、ない・・わ。」 胸を揺らして、犯され続ける晴美が呟いた。
「ねえ、サトシ・・私の相手をしてよ。」 香澄が、サトシを誘惑した。 サトシは、香澄を押し倒しては、ブラウスのボタンを外しては黒色のブラを晒してはそのまま香澄のおっぱいを揉み出した。 「さあ、宴の始まりよ。」 香澄は、ニコリと微笑んだ。
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Re: 夏休みと淫魔が巣くう聖堂 ( No.19 ) |
- 日時: 2014/01/01 23:37
- 名前: 有利書
- タケシが晴美を犯し。
サトシが香澄を犯すや、茂が遥を御子足始めた。 聖堂に、香澄達の喘ぎ声が響きわたった。 サトシ達は、香澄達の子宮に子種を注ぎ込んでいった。 「あーん・・・もう、イッチャッタの?」 香澄が頬笑みながら呟いた。 「ははは・・気持ち良かっただろ?」 と、サトシが香澄に。 「ねえ、もう一回やろうよ。」 香澄がサトシを誘ったが 「ケケケケ・・・コンドハオレサマがシテヤロウ。」 聖堂の奥から1人の老人が姿を現した。 「うわあ・・妖怪だ。」 香澄が歓喜の声を上げた。 「妖怪様・・私を気持ちよくして下さい。」 遥が、妖怪に向かって叫んだ。
「ケケケ・・イイダロウ。」 妖怪が呟いた。 そして、無数の触手が香澄達を捕え凌辱を始めた。 触手に凌辱される遥達の喘ぎ声が響いた。 その喘ぎ声は、喜びの声であった。 サトシ達に凌辱された時に媚薬が効果を現し始め今では限界点にまで到達していたのだろう。
遥達は、快楽に溺れていた。
その頃、サトシ達は。 「なあ、俺達妖怪以下なのか?」 と思いこんでいた。 「確か、この前レポーターがここでやってたよな。」 とタケシが呟いた。 「ああ。」 サトシが答えた。 「それで、あのレポーターはどうなったんだ?」 今度は、茂がタケシに。 「私なら、ここにいます。」 聖堂の奥から全裸の女性が出てきた。
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