投稿時間：2004/08/29(Sun) 18:33
投稿者名：Gershwin Melody
Ｅメール：
ＵＲＬ ：http://digilander.libero.it/godot61/scandalo.htm
タイトル：もうちょっとで
う〜いいところで…（笑）
ところで今回の展開を読んで私は二つの作品を思い出しました。ちなみにその二つはとても
マイナーな作品なのでパクリとかいうわけではありませんのでお気を悪くされませんように
お願いします。
一つは漫画で現在は「ビジネスジャンプ」にラブコメっぽい作品を連載しているらしい中島史雄と
いう漫画家が以前エロ漫画を主に描いていた時代の短編で、年老いた浮浪者が生きていてもしょうが
ないと自殺をしようとすると仲間の中年男に引き止められ、死ぬ前に若い女とやってからでも遅くは
ないとその夜公園で待ち構えていると部活動で帰宅が遅くなった女子高生が運悪く彼らの前に通りかかる。
二人に取り押さえられ悪戯の限りをつくされる少女に彼らは“トドメ”として拾ってきたじょうごと
賞味期限の過ぎた牛乳を使って彼女の肛門に腐った牛乳を流し入れるのだった。数秒後腹痛を覚えて
脂汗をかきながら必死で手を離すように哀願する彼女を騎乗位の態勢で離さない中年男と老人の前で彼女は…
一夜明けて通勤通学する人々を見ながら老人は「これで思い残す事無く死ねるな」と言うと中年男が
「まだもう一人やってからでも遅くあるまい」と返すと、老人は「今夜はどんな女をものにできるかな」
と呟くのだった…
（セリフは実際の作品とは違います）
オチはスカトロっぽく終わるものの、元々２０ページぐらいの短編なのでさほどグロテスクには
描かれておらず軽い陵辱モノとして印象に残る作品なのです。
もう一本は「スキャンダル」という映画。と言っても最近公開されたペ・ヨンジュン主演のやつ
ではなく、今から２５年ぐらい前に上映された作品で第二次世界大戦の猛威が迫ろうとするフランス
の田舎街が舞台。
薬屋を経営する女性は４０代半ばで夫は大学教授、一人娘は１５歳で最近ますます女性として美しく
成長してきた感のある、いわゆる上流階級の家庭であり平穏に暮してきたのです。
店には店員として男女一人づついて男の方はもう一人の女性が既婚者にもかかわらずいつもセクハラ
まがいのちょっかいを出していたのだが、その日も仕事を終えて帰ろうとする女性を暗がりで待ち構えて
いた男が抱きしめて顔を見るとそれは女主人。その場は何事も無かったかのように済んだものの、それから
男のターゲットは女主人に変わっていく。実は彼女の夫は不能でこの事によって彼女の身体に火が点いて
しまったのだった。昼間の客がいる中でカウンターに立っている女主人の後ろを通る時に彼女の尻を撫で
まわしたり、彼女が夫と電話している背後から彼女の身体を揉みしだいたりして遂には彼女の身体を
手に入れてしまう。
それからは簡単で、ある日の夜遅く彼に抱いてもらおうと閉店した店内の暗がりの中でスリップ１枚
の姿になった女主人に男は俺に抱いて欲しければその格好で店の前に立てと冷たく言い放つ。
彼女は恥じらいながらも言われた通りにしていると数十メートル離れた向いの酒場から酔っぱらった老人が
現れる。慌てて店の中に入ろうとする彼女のスリップを剥ぎ取り男は店の扉を閉めてしまう。
老人がふと薬屋の方に目をやると、そこには全裸で立ちすくむ女の姿が…
後半はさらに男の欲望がエスカレート。“娘を差し出せ”という言葉に今にも狂い出さんばかりの
女主人。しかしその事を知らない娘が男と親しげに話しているのを見ていると嫉妬心が芽生え、不注意で
夫のコレクションを破損してしまった娘を慰めているうちに彼女の中の悪魔の心は娘に男の部屋に行くよう
に勧めるのだった。そして…
女主人を演じるリザ・ガストーニという女優のセクシーさ（決してオバサンではない）と娘役の
クラウディア・マルサーニという女優の可憐さ（彼女はこの作品では脱がないのだが、その後セクシー女優
としてグラビアを飾っている模様）、そして悪辣な男を演じるベテラン俳優フランコ・ネロの名演技と共に
印象に残ります（参考に上のＵＲＬをクリックすると写真が見れます）。
そんな私の心に残る二本を思い出させてくれた今回の展開とかおるさんにありがとうと言いたいと思います。
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