官能小説と言うよりは、一つの目的に向かって完成を目指す為、外れた者や行為には粛清を加える事で規律を維持するグループの恐怖が色濃く出た作品だと思います。 だから早苗が服を脱いでいくシーンも“恥辱”や“羞恥”よりも妙に厳粛なムードが漂い、教師が鞭を振るうシーンは単にサディスティックなだけではない茶道部の生徒らの“痛みの共有”が不気味でした。 とは言え、その異端さがかおるさんの作品とは明らかに差別されている点がドロップアウターさんのオリジナルを証明していると思います。 …さて次は「支配の小屋」を読まなくちゃ(笑)。
感想をいただき、ありがとうございます。 小説を投稿するのは二度目なのですが、感想をいただいたのは今回が初めてです。本当にうれしく思います。>官能小説と言うよりは、一つの目的に向かって完成を目指す為、外れた者や行為には粛清を加える事で規律を維持するグループの恐怖が色濃く出た作品だと思います。 確かに、そのような集団の怖さが出るように意識して描いた面はあります。Gershwin Melodyさんがそのような感想を抱いたということは、その目標はだいたい果たせたということなのでしょうね。 ただ、早苗が服を脱いでいくシーンは、もう少しエロを強調したつもりでした。この辺りは、まだまだ勉強不足ということで、次回への課題にしたいと思います。 「保健室の闇」、「体罰」と性的に未熟な少女が主人公の作品を続けたため、エロを強調するには難しかったことも事実です。次回は、もう少し年齢が上の女性を主人公にして、エロスを全面に出す話も考えてみたいと思っています。