茜・陵辱
オレンジ:作

■ 3

ガタンゴトン………
「さあ!! 全部教えたわよ!! 早く服を返して!」
茜は自分でもあせっていると分かる。
「はいはい…。」
痴漢たちが茜の服やカバンを投げつけてくる。
(と…、とにかく早く着替えなくちゃ!!)
茜は15秒で制服姿に着替えた。こんなに早く着替えたのは生まれて初めてかもしれない。
次の駅につくまで30秒くらい……。
「ふう………」
一息つく茜に痴漢が言う。
「これ、オレらからのプレゼント。パンティーないんじゃかわいそうだから代わりにこれ履きなよ。」
(な………何これ!?)
見ると男が今まで見たこともないものを差し出している。パンティーのような形だが金属でできている。
一番普通のパンティーと異なるところは、本来おま○こにあたるところに少し長めの棒のようなものが突き出ている。
「そ……そんなの履けません!」
茜は当然断る。
「へ〜。君、何か履いてるよりノーパンの方がいいんだ〜。」
痴漢たちは意地悪そうに茜をからかい始める。
「そ……そういう訳じゃ……………」
「どうしても履けないってんならオレらが履かすよ。」
(えっ?)
次の瞬間、茜は転ばされ痴漢たちに足を開かれた。
(や……やめて〜!!)
「ひ………卑怯ですよ! 条件には従ったじゃないですか!!」
必死で抵抗する茜。
「抵抗してるとこの格好のままドアが開くことになるよ? それにこれはオレらの親切だから。」
駅に着くまであと数秒。
(………しょうがない………か…)
「わ………分かりました……。でも次の駅でわたしを解放してくださいね………。」
「ああ、いいよ。」

ドアが開いたのは茜が立ち上がってすぐだった。

ドアが開いて、茜は走って駅のトイレまで行こうとした。が……
瞬間、茜のおま○こに入れられた棒が激しく振動した。
「あんっ…!」
思わず声が出て、しゃがんでしまう。
(な………何よこれ。…パンティー(?)にバイブがくっついてるの……?)
茜がイったときのまま履かされているので気持ちが悪い。
(と、とにかくトイレまで……。トイレに行けばこの変なパンティーも脱げるし………)
茜は歩いてトイレまで行った。幸い歩いた時は振動しないらしい。
茜はトイレの個室に入りドアをしめた…。

(なっ………何よこれ!!)
茜は履かされたパンティーを脱ごうとしたが、びくとも動かない。
見ると、パンティーのすみに鍵穴のようなものがある。
(そ………そんなぁ………!!)
茜は何度も何度も脱ごうとした。しかし相変わらずぴくりとも動かないパンティー。
(ど………どうしよう………。脱げない……。トイレにも行けないじゃない!!)
茜はこれから先に起こるだろう出来事に絶望した…。

茜は家に帰った。
結局学校は行っていない。
(もういや…………わたし………、どうなるの……?)
二階へ上がろうとしたが、母の清美に見つかってしまった。
「あら、学校はどうしたの…?」
「えっと………その…熱があるから帰ってきたの……」
思いついた嘘を言う。
「そういえば………顔色悪いわよ? 大丈夫?」
「う、うん。大丈夫……だから。」
「そう…。部屋で休んでなさいね。」
「うん…。」
心配してくれるのはありがたいが、今は誰とも話したくなかった…。

部屋で今日の出来事を思い出した。涙が出てくる。
(ひどいよ………みんな………)
ベットで横になっているうちに、茜は寝てしまった。

目が覚めたのはもう夕方になってからだった。
(………寝ちゃった……のか。…………トイレ行こ。)
しかし、ベッドから降りようとしたときにバイブ(?)が振動する。
「あっ……あんん!! いやっ!」
(そうだ……。トイレ行けないんだっけ。………これから先、どうしよう……。)
また涙が出てきた………。

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