淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 二人の牝奴隷競演3

 美由紀は、キスを交しながら有紗のブラジャーを押し上げた。仰向けになっても崩れることの無い張りのある乳房が露わになる。
「うう、ううん……、うぐううう……」
 美由紀に唇を奪われ、くぐもった声を上げる有紗の双乳が、身体を揺するたびプルプルと揺れる。その胸を美由紀の掌が包み込んだ。
「有紗ちゃん、ここが弱いのよね……」
 美由紀は、指を有紗の乳房の丸みに沿って這わしていく。
「ううっ、だ……、だめ、美由紀さん、止めて……」
 有紗は、上ずった声を上げた。

 美由紀が、唇を有紗の胸に移し乳首を口に含む。舌で乳頭の周りを円を描くように這わしていく。
「ううっ、ううう……、いやっ、みんなに見られてる……」
 昨日の愛撫で有紗の性感帯を知り尽くしている美由紀は、確実に有紗の弱点と責めていく。男達の視線に晒されながら、美由紀の指が舌が優しく柔肌の上を滑っていく。男達の視線を痛いほど感じながら、美由紀の舌が這う疼きに耐えようとする。羞恥心と官能を同時に刺激され、有紗はもじもじと太股を擦り合わせた。

 美由紀は、有紗の乳首に軽く歯を当てながら柔乳に指を食い込ませていく。舌先で乳頭を転がすことも忘れていない。美由紀の舌が、歯が、そして指が有紗の官能を掘り起こしていく。
「ああん、そこ……、そこは……だめぇ……」
 有紗の声が甘く変わっていくと共に、頬が見る見る朱に染まっていった。

「美由紀、さっさとイかせてやらないか」
「……、はい……」
 美由紀は小さな声で雄一の命令に答え、有紗のパンティーに指を掛けた。
「はあ、はあ、はあ……。だめ、美由紀さん……。ぬ、脱がさないで……」
 興奮の吐息をもらしながら有紗は、顔を横に弱々しく振る。美由紀は、お尻のほうからパンティーを脱がしていった。プリンとしたお尻が露わになり、パンティーは辛うじて恥丘に引っ掛かっている。柔らかな繊毛がパンティーの淵から覗けていた。

 男たちは、有紗の恥かしいところが露わになるのを、今は今かと凝視していた。ゴクリと唾を飲み込む音が、有紗の耳にも届く。
「いやっ、見ないで……。は、恥かしい……」
 有紗は、叶わぬ願いとは知りながらも声にしてしまう。

 美由紀は、パンティーの淵から覗いた有紗の翳りに口づけをする。
「いやっ!」
 有紗は、顔を左右に振った。昨日の快感が、有紗に蘇る。美由紀は、その隙にパンティーを一気に引き下ろした。

 有紗の股間を飾る茂みが露わになった。その繊毛は、下半分が愛蜜に濡れ、ぷっくりとした膨らみに貼り付いている。恥丘に貼り付いた翳りの下には、肉の割れ目がはっきりと見て取れた。

 雄一は有紗の恥辱に慄く顔を覗き込み、男たちの見守る中、言葉で嬲った。
「有紗、昨日と同じように美由紀にイかせてもらいな」
「いやっ、そ、そんな……、だめ……。恥かしい……」
 有紗は、太股をピッタリと閉じ、美由紀の股間から生えた怒張を拒もうとしている。そんな有紗に、雄一が更なる凌辱の言葉を投げた。
「みなさん、有紗の脚を開いてやってください。恥かしがってるだけですから……。昨日も二人は、イきまくった仲ですから。見られてパンティーを濡らす、淫乱女子高生ですから……」
「だめっ、許して……。いやあ、だめっ、だめえ……」
 有紗は、肢体を捩り次に訪れる恥辱から逃れようとするが、頭の上で万歳のカッコウで拘束する手錠がガチャガチャと金属音を立てるだけだ。

「本当か? 本当に淫乱娘なのか? 恥かしそうにしてるけど……」
 客たちは、口では疑問をもっているように聞くが、そんなものは形式だけだ。
「恥かしがるのは形だけですよ。恥かしければ恥かしいほど、感じる女なんですよ」
 雄一の言葉責めが続く。人一倍強い有紗の羞恥心を煽った。
「違います。そんな女じゃあ、ありません」
 否定する有紗を無視し、雄一は美由紀に質問する。
「美由紀、昨日は何回イったんだ? 正直に答えろ!」
「答えないで……。美由紀さん、答えないで……」
 有紗の願いは、無残にも裏切られた。
「……、何回も……、イきました……。ふたり……」
 美由紀は、目を伏せたまま答えた。

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