淫辱通学
木暮香瑠:作

■ 広がる淫辱の輪7

 制服姿の美少女が、目の前でその染み一つ無い柔尻を掲げている。それも上半身の服は乱れ一つ無い美少女が……。嵯峨の肉棒は、すでにズボンの中で雄叫びを上げていた。嵯峨は、いますぐにでも挿入したい気持ちを抑え唾を飲み込んだ。

 雄一に背中を抑えつけられ、机にうつ伏せになった有紗の剥き出しにされ尻を擦りながら嵯峨が言う。
「さあ、思いっきり欲望を発散していいぞ! ほら、淫乱な欲望を出し切りなさい」
 嵯峨の指が、有紗の亀裂に宛がわれる。すでに濡れている亀裂をなぞるように動かし、有紗の恥辱を誘う。
「ひいっ、入れないで……。ううっ、う……」
「何を言ってるんだ! 退学になりたくないんだろ? ふふふ、……本当は入れて欲しいんだろ?」
 嵯峨は、有紗に自ら入れることを望むように仕向ける。有紗は、学園内で一番尊敬しなくてはいけない理事長に陵辱される悔しさに唇を噛みながらも、コクリと肯くしかなかった。

 嵯峨の指が、ブスリッと音を立て秘孔に差し込まれる。
「ううっ、ひいっ……、ううう……」
 中に溜まっていた愛蜜が、嵯峨の指を伝い滴り落ちる。嵯峨は、愛液を掻き出すように指を抜き差しし言う。
「他の生徒は真面目に勉強してるというのに……。学園内でオマ○コをこんなに濡らすなんて……、本当に淫乱な娘だ」
「有紗、良かったな。思いっきり奉仕しなさい。退学を免れた上、こんなに素敵なご褒美まで頂けるなんて……。お礼を言わないか!」
 雄一の言葉に、有紗の眉が屈辱に歪む。学園の中で、他のクラスメートが真面目に授業を受けている中、制服姿のまま嬲られることが恥辱をさらに強く感じさせる。強く瞑った目から悔し涙が落ち、机を濡らした。
「ううっ、り、理事長様……、有紗を教育しなおしてください……」
 無理やり強要されたことであっても、自分が認めたことである。有紗は、頬に涙を伝わせながら嵯峨の指を秘孔に受け入れた。

 嵯峨は、肉の割れ目に入れた指を前後に動かした。
「あっ、あうっ、あうっ、ううっ……」
 有紗の口から洩れる声に合わせ、膣がヒクヒクと嵯峨の指を締め付ける。数日間に及ぶ権堂兄弟の陵辱に、秘孔は女としての機能を十分に開発されていた。
「うおおっ、すごい締め付けだぞ。権堂君の極太の魔羅を咥え込めるオマ○コだからブカブカかと思ったら、俺の指でも締め付けてくるなんて……」
 嵯峨は、満足げに膣内を弄る。
「中学時代まで空手で鍛えた身体でさ。高校になってからは、マ○コまでしっかり鍛えてますぜ」
 雄一と嵯峨に秘められた肢体を値踏みされるみたいで、悔しさと共に羞恥心を掻き混ぜられる。
(ひっ、酷い……。鍛えてなんかいない……、あんなところ……)
「うぐ……、ううっ、うぐぐ……」
 有紗は、涙を流しながらもくぐもった喘ぎ声を漏らした。

 机の上に、有紗の流した涙が溜まる。それも見た雄一が、意地悪く言う。
「有紗、嬉し涙か?」
「そうだろう。机以上にオマ○コは濡れているぞ……。カーペットを濡らすんじゃないぞ、後の掃除が大変だからな」
 嵯峨は、雄一の言葉に答えるように言い指を出し入れする。嵯峨の指を濡らす愛蜜が泡立ち、有紗の太股を伝い落ちていく。
「ううっ、酷い……。くっ、悔しい……」
 鏡のように黒光りする机の上板に、有紗の眉を歪めた顔が映っていた。

 嵯峨は、挿入した指先を上に向け曲げた。直腸の中で振動を続けるプラグに、薄い壁を介して指先を押し付ける。振動が嵯峨の指を伝わり、膣内に広がっていく。
「ひいっ、はあっ、あああ……、いやあ、だめえ……」
 有紗は顔をビクッと反らせ、膣内に伝わる振動のおぞましさから逃れようと腰を振った。
「そんなに気持ちいいのか? 腰を淫らに振って、私を誘ってるのか?」
 嫌味のこもった声で嵯峨が言う。
「ちっ、違います。ううっ、さ、誘ってなんか……いません……」
 嵯峨が、膣孔に埋め込まれた指先でプラグをグリグリを擦る。
「だめっ、だめえ……。ぬ、抜いて……、指を抜いて……、いやあ……」
 得体の知れない感触が、脊髄を駆け上がる。膣内で広がる甘美な刺激が、ゾクゾクと背骨を揺るがした。
(な、なに? この感触……。私もお尻とあそこで感じちゃうの? いやっ……)
 本来は神聖な場所である学園内で、それも理事長室で嬲られる屈辱に、悔しくて涙が溢れてくる。それにも増して、お尻で感じることが恐かった。

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