青い目覚め
横尾茂明:作
■ 幼心6
「ホエー…くすぐったいよー由紀ちゃん!」
「そのうち気持ちが良くなってビックリしたって知らないから!」
由紀は由美の大陰唇を指で開き…クリトリスを探し当て…軽やかに中指の腹で揉み始めた。
(うーん…これが気持いいのかなー)
由美は由紀のやってる行為が本当に気持良くなると俄には信じられなかった。
由紀の左手は由美の体の下をくぐりパジャマの裾から胸に進入し、ブラジャーの隙間から由美の小さな乳首を探り当てた。
左手は乳首をコリコリ揉んで、右手は中指がクリトリスを人差し指と薬指が膣前庭を掻いた。
そのまま5分が過ぎた…由美の体に変化が起こった。
(イヤン…なにヨこれ…変…変だよー)
由美の肩が小刻みに震えだしたのを感じた由紀は、
「由紀ちゃんビックリしちゃダメだよ!」
「もうすぐ由美ちゃんの体に凄い事が起こるから」
「怖がらず私にまかせてね…ちゃんと側に居るからネ」
由紀は言い終えると一気にピッチを上げた。
「あぁぁー変…変なの…由美…変になりそう!」
「くぅぅー…気持いいー…気持いいよー由紀ちゃん気持いいよー」
「由美恐い…由美恐いヨー」
「由美ちゃん怖がらないで肩の力抜いて…由紀後ろから由紀ちゃんを抱いてるから、由美ちゃん安心していいよ!」
「由美…力抜いたら…どっか行っちゃうヨー」
「エーンこわいよー」
由美は体の奥から沸き上がる凄まじい快美感の予感に震えた。
これがオナニーなのか…自分の体に、こんなにも凄まじい快楽が
潜んでいたなんて…由美は頭が狂いそうだった。
「あぁぁー気持いぃーっ」
由美の体はガクガクと大きく波打ち出した…。
由紀は、もうすぐ由美が絶頂を迎えることが分かった。
「由美ちゃん…もうすぐ絶頂がくるから私に任せて」
「くううーっ…由美どっかに行っちゃう…行っちゃうヨー」
「ううーっ…ああーっ…あぁぁぁぁぁぁー」
由美は由紀に抱かれて絶頂を迎えた…この世のものとは思えない強烈な快感に気が遠くなりそうだった。
快感の波は押しては返し…何回も由美を狂喜せた。
由美は次第に消えていく快感に身を任せ、自分から何か大事なものが一つ消えていったような寂しさを感じた。
それは無邪気と言う由美の可愛さの一つだったかもしれない。
「………」
「由美ちゃん…凄かった?」
「………」
「これがオナニーって言うんだよ…今日は私がしてあげたけど…」
「本当は自分でするのがオナニーなんだよ」
「………」
「男の人にオチンチン入れられると初めは痛いだけだけどね…」
「だんだん慣れて…きょう由美ちゃんが気持ちよかった何倍も気持がよくなるんだって…」
由美は夢の中で由紀の話しを聞いた…これより何倍もいいなんて…
由美死んじゃうよー…でも死んじゃいたいくらい気持いいことされたいなー…
男かー…おじさん由美にしてくれるかなー死ぬほど気持いいこと…。
由美は夢の中でおじさんの顔を思い出し…そして眠って行った。
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