新・青い目覚め
横尾茂明:作

■ 挑発6

「ウワーこんなに熱くなってるよー」
「おじさん! 触ってみて」

 絵美は孝夫の手を取って腰を触らせた・・
「ねっ熱いでしょ!」

 孝夫はその均整の取れた半裸を眩しく見つめその肌の滑らかさに震えた。

 絵美の微笑みが目の前に有り・・頬と唇が動いている・・もう耳が聞こえない。心臓の音だけがやけに大きく鳴っている。
(あの唇に触れたい・・舌をあの唇に差し入れたい・・)

「おじさん! 絵美のこと聞いてるの? おじさんボーとしちゃって大丈夫?」

 絵美の声が俄に大きく聞こえ部屋の明るさを眩しく感じた。

「絵美すごく熱いの、シャツ脱いでもいい?」

 孝夫が我に返った時・・絵美は釦をもう外し終わっていた・・。

「絵美ちゃん・・そんな・・シャツ脱いだら」

 絵美は立ち上がるとシャツを落とした・・フーと溜息をついて孝夫の正面に立ちトロンとした目で孝夫を見つめて・・「絵美の躯・・綺麗?」と少しぎこちなく微笑んだ。

 脚が少し震えている、絵美は股間に釘付けのおじさんの眼を追い・・自分の性器を上から見た・・微かな陰毛をすかした丘の膨らみが揺れていた。

 絵美は股間を手で覆った・・中指に濡れを感じ恥ずかしさのあまり後ろを向いて孝夫に尻を見せた。

(あぁーなんという膨らみ・・シミ一つない美しい双臀!)

 ふくよかな尻のはざまの深さ・・尻の膨らみからモモに至る線の艶めかしさ
(・・・これが少女のものなのか・・16才の・・)

 孝夫は夢と現実とがごちゃ混ぜな混乱渦中にあった。つい先程までの清楚な美少女が今は全裸で尻を見せて誘っている。それも今までに見たことのない震い付きたくなるほどの美尻を見せて・・。
(たまらん・・)

「おじさん・・そんなに見つめられたら絵美・・恥ずかしいよー」

 絵美は言ってソファーに座りそのまま倒れるように横になった。

 孝夫の鼓動は頂点に達した・・美少女が事も有ろうに一糸まとわぬ裸となり自分の隣に美尻を見せて横になった・・驚愕で酔いが一度に覚めていく・・夢・・夢なのか?
 美尻の狭間に潰されたうぶ肌の可愛い陰唇の端が覗いている・・なんと綺麗な尻なんだ・・尻から続く真っ白の脇腹・・豊な乳房・・孝夫はゴクリと喉を鳴らした。

 絵美は目を瞑って小刻みに震えた・・自分の大胆さに驚き・・またこれから訪れる羞恥の期待に心がとろけそうで震えたのだった。

 孝夫は自制の限界を感じた・・今度は自分が犯罪を犯す・・この少女は魔女か!・・それとも私の心を弄ぶつもりか! あれほどの酒で酔うはずもなくこの肢体を見ず知らずに近い俺の目に躊躇なく晒す・・マゾヒスト・・あの本に執着した少女の素顔は・・この挑発の形なのか!

 絵美の美尻は小刻みに震え、肩の呼吸動は大きく揺れていた・・挑発している・挑発としか考えようのない絵美の急な変貌!。

(この少女は俺に何を望んでいるんだ!・・俺なんかより歳相応の男は幾らでも居るのに・・これほどの美少女が・・何故・・俺なんだ!)

 孝夫の葛藤はこの美尻の前に脆くも崩れた・・孝夫は震える手で躊躇しながらついに絵美の尻に触れた・・
(あぁぁーなんて肌だ・・吸い付きそうだ)

 柔らかい尻たぶから双臀の狭間に指先が吸い込まれていく・・陰唇にそっと触れてみた・・頭がフッと白くなり目が霞んだ・・後はタガが外れたように両手で美尻を裂いていた・・
(あぁぁー少女の肛門・・何故こんなに綺麗なんだ)

 孝夫はたまらず揃えた少女の片脚を取り持ち上げた・・脚の間から少女顔が現れ一瞬目が合うと少女は両手で顔を覆った、孝夫の目の前に美少女の裂けた陰唇が露わになりその複雑な構造は強烈に孝夫の脳を焼いた。

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