ボヘミアの深い森
横尾茂明:作
■ ボヘミアン1
快感の余韻…ペニスが脈打ちが徐々に緩慢となり満足感で身が包まれた感じ…。
少女は優しい仕草でペニスを吸っていた…そしてペニス全体を再度喉奥まで呑み込み、ゆっくりと引き出し…やがて少女の口から抜け落ちた。
ペニスは腹側に倒れ次第に弛緩していく。
少女は所在なげに龍太を見つめ口を拭う…そしてはにかみながら俯いた…。
(精液…飲んでしまったんだ…)
そう思った刹那…少女への狂おしいほどの愛しさで胸がつまる。
龍太は半身を起こし、少女を引き寄せ強く抱きしめた。
そしてまさぐるように唇を求めて吸った。
少女も強く抱き返してくる…またもやこの少女を強烈に欲しいと龍太は想う。
少女を抱いたまま仰臥に寝かせた…愛しい女の躰の隅々までを目に焼き付けたいと感じたからだ。
まず頬に触れた…唇・顎・喉…そして腕を取って腋から乳房に至る柔らかな線を目で辿る…乳房の膨らみが目を焼き、清潔そうな乳首に魅了される。
そのはじき返す弾力に痺れながら腹部…そしてそけい部に視野は移っていく。
恥丘下の亀裂周辺が濡れていた…愛液がしみ出たのだろう。
その愛しげな膨らみと折り込まれた柔らかな影は性の源泉を象徴するかのよう…。
陰りのない膨らみから太腿に流れる両の股線の狭間は魅惑そのもの…それに続く美脚のラインは高貴なまでに輝いていた。
龍太は少女の腿の内側に手を掛けてゆっくりと開いていく…次第に濡れた性器が露わとなりその構造を龍太の目前に現していく。
つつーと透明な液が零れ…肛門を濡らす。
膣前庭は愛液に満たされ…膣孔も透明な液で溢れていた…。
指先で膣周辺の粘膜に触れる…中指が膣の深みを探り当て自然に落ち込む…愛液が溢れて尻の狭間に吸い込まれていく…。
少女が可愛く呻く…クリトリスが指の刺激を待ってるかのように屹立していた。
指の腹で剥けたクリトリスを揉み込む、その感触はたまらなかった…
少女の口から更に大きく吐息が漏れた…。
龍太は顔を性器に近づけた…クリの半透明の芽は素晴らしく美しかった。
次第にその美しさに引き込まれるように舌が出てしまう。
舌先は柔らかな粘膜を求めるように小陰唇のヒダの間に潜り、次いで唇で挟んでその実態を認識するかのように左右に振られた。
可愛げなそのヒダの感触はたまらなかった。
少女の呻きに連動して膣に差しこまれた中指が淡く締め付けられる…。
気付いたときにはペニスは再び反り上がり腹を叩いていた。
龍太は正座した、そして少女の股前で脚を崩し…柔らかな腿裏を両手で抱える。
「入れてもいい?…」
少女は目を瞑ったまま小さく頷く。
躰を前傾にし亀頭を少女の性器に触れさす…少女はビクと震え一瞬硬直したがすぐに力を抜いていく。
亀頭が膣を探り当てた…その深みに亀頭を少し沈めてみる、亀頭を柔らかく圧迫する刺激に腰奥がツーンと痺れた…。
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