僕の転機
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■ 第1章 堕とされた少女4

 その時、パッシーン!と、またお尻で別の痛みがはじけた。
 元バレー部のエースアタッカーの鋭い一撃が加わり
「ぎゃーぎゃー喚いていないで力を抜きな、それとも、もっと打ち込んで欲しいのかい」
 威圧を込めて美咲を恫喝する。
 恐ろしい痛みと屈辱で顔をぐしゃぐしゃにしながら、
「解りましたから、もう打たないで」
 何を言っても通らない現実に、観念して力を抜くように努力する決意をした美咲。
「あら、初めからそうすれば、こんな痛くはなかったのに、ほら一個目が入った」
 つるっとした感触を残し、身体の中に異物が入って行く。
「ほら2個目入れるよ、今の要領で力を抜いて」
 ゆっくり息を吐いて身体の力を抜く、さっきより圧迫感が増してきている。

 フウ、フウと荒くなりそうな息を、出来るだけゆっくり吐く美咲。
 体中に脂汗が浮いてきて、ビショビショになっている。
「ほら、2個目も入った。でも次はきついよ」
 美咲のお尻の穴は、もう裂けそうなぐらい広がっている、球の3分の1ぐらいでもう限界のようだった。
「初日は、2個が限界みたいだわね」
そう言うと、美由紀と佐知子の力がスウッと弱まっていった。
(助かった)
 思った瞬間。
「甘〜い」
 そう言うと、いきなり強い力が加わり、3個目がお尻の穴を通り抜けた。
「ひぎゃぁぁぁー」
 凄い悲鳴を上げた美咲に、
「ほ〜ら、入った」
 ケラケラ笑いながら美由紀が顔を覗き込んだ。

 涙と鼻水とよだれでぐちゃぐちゃに成った美咲の顔を見て、美由紀がさらに追い打ちを掛ける。
「あらあら、お尻裂けちゃったわね、4個目を入れようと思うんだけど、どうする?ちゃんと言えるなら勘弁して上げても良いんだけどな〜」
 美咲の頭の中では、火花が散っているような痛みが襲う。
 余りの痛みに、何も考えられない美咲は、自らを守るために屈辱の言葉を反射的に考え、口走った。
「美咲は、どうしようもない馬鹿な牝犬ですが、今これ以上お尻の穴を広げられると、ウンチを垂れ流す馬鹿犬になってしまいます。今日の所はお許し下さい美由紀様!」
 咄嗟に口から飛び出す言葉は自分でも驚くほど卑屈だ・・・。
「ん〜っ、そんな言葉じゃ駄目ね美咲のお尻が壊れても栓をするだけで良いんだし、馬鹿犬は、元から馬鹿犬でしょ?じゃぁ、4個目行くね」
 美由紀が手に力を入れようとした時。
「美由紀さん、此処で裂けてしまったら詰まらないわ。それにそろそろ、痛みだけで言うことを聞かせるのも限界みたいだし、これを使って上げなさい」
 歩美の言葉に動きを止めた美由紀は、差し出された緑色の軟膏入れを見た。
 それを受け取った美由紀が、蓋を開けて美咲の目の前に差し出し、中の物を見せる。

 中身は、薄い鶯色をした軟膏だった。
「美咲さんこれを塗ったらもっとスムーズに入ると思うけどどうする?痛みも今よりは無いし気持ちいいかもよ」
 美由紀の言葉に悪意を感じながらも、痛みが少なくなるならと考えた美咲は、塗って下さいとお願いしていた。
「じゃぁ、一旦抜かなきゃね」
 美由紀が、そう言うと尻尾を力一杯、引き抜いた。
「ひゃい〜〜っ」
 美咲は、アナルを裂かれるような痛みと、今まで感じた事のない甘い感覚に、長い鼻に掛かった悲鳴を上げた。
 美咲がピクピクとお尻を振るわせていると、美由紀がお尻の穴に軟膏を塗りだした。
 中にまで指を差し込み何度も念入りにアナルを出し入れする。
 ヌルヌルとした感触が美咲を襲う、しかし、気持ち悪いだけで先程のような痛みは無い。

 尻尾の方にも、たっぷり塗った美由紀は、アナルに尻尾をあてがい、
「ほら、美咲さん何て言うのかな?」
 美咲の服従を計るように、意地悪く聞く。
「美由紀さんお願いします尻尾を付けて下さい」
 美由紀の望む、屈辱の言葉を返す。
「はい、はいこれを付けたら馬鹿犬の出来上がりだからね」
 屈服の言葉に、満足した美由紀は、アナルに尻尾をねじ込み出した。

 一つ、二つスルスルと入って行く。
 三つ少し抵抗を見せたが簡単に飲み込んだ。
 さっき入らなかった四つ目も、息を吐くと割と簡単に入って行き、五つ目を、美由紀がごりごりと力を入れてねじ込みだす。
「い〜っ、痛い、痛い、痛い!入らない、無理です」
 泣き叫ぶ美咲に、
「五月蠅いわね黙ってなさい」
 パシッンとお尻を思い切り打つ、美由紀。
「ひっ」
 短い悲鳴を美咲が上げる。

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