僕の転機
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■ 第9章 新たな日常4

 丁度美咲の股間が、佐知子の目の前に来る。
 美咲の陰毛は、生徒会室の調教で剃り上げられている。
「あの…、美咲様…。むだ毛の処理もお願いできますか…」
 佐知子が、美咲を見上げ呟くと
「当然よ。クリトリスとラビアも処置して上げる」
 妖しく笑い、湯船から出る。
 身体と髪の毛を手早く洗い、佐知子と交代する。

 佐知子は、イソイソと髪の毛を洗い、身体を丁寧に洗う。
「さあ、始めましょうか。足を大きく開いて、持ちなさい。腰を突き出すようにして…そう」
 佐知子の股間を大きく広げ、鋏で長い毛を切って行く。
 概ね切り終えた美咲は、シェービングクリームを股間に塗る。
 T字シェーバーを、丁寧に走らせると、佐知子の姿勢を変えさせる。
「佐知子。這いつくばって、お尻を突き出して広げなさい。お尻の周りも、綺麗にして上げるから」
 美咲の指示に、[はい]と返事をして、言われたとおりの格好になる。
 アナルの付近から、オ○ンコの部分まで丁寧に、剃り上げツルツルにすると、
「出来たわ。ご覧なさい」
 道具を片付けながら、鏡を指差す。

 佐知子の股間は、陵辱生活のため、やや黒ずんでは居たが、逆にそれが、エロティックだった。
 鏡に映る、自分を見てホーと熱い息を吐く佐知子。
「さあ、次よ。お風呂から上がるわよ…」
 片付けを終わらせ、湯を落とし、風呂場から出て行く美咲。
 その後を、慌てて佐知子が追いかける。
 身体の水気を拭い、髪の毛を急ぎ乾かす。
「佐知子。足を開いて…、クリトリスを剥いて上げる」
 美咲のベッドの上に、バスタオルを敷いて、座らせる。
 佐知子は、恐縮していた。
(美咲様のベッドの上でこんな事…。汚してしまったらどうしよう…)
 そんな、佐知子の思いなど、何処吹く風とばかりに、クリトリスの包皮を丁寧に剥いて行き、瞬間接着剤で固定した。
 クリトリスの処置が終わった後、ラビアも接着剤で処置する。

 処置が終わった佐知子を姿見の前に、立たせる美咲。
(あ〜っ、私のオ○ンコあんなに開いてる…クリトリスも赤く充血して嫌らしいわ…)
 佐知子が充分確認したのを見計らって、美咲がレポート用紙とシャーペンを持って立つ。
「佐知子早くいらっしゃい、下書きするわよ」
 美咲の言葉に[えっ]と驚く佐知子。
「当たり前でしょ…。それとも佐知子は、間違えを塗りつぶした様な契約書にしたい?そんな、下品な契約書なんて、私は納得しないわ」
 完全にプロデューサーのような口調になって、佐知子の装飾を考える美咲。
 美咲の勢いに押され、床に正座する。
 美咲は机に座り、項目を書き記す。
「大体この、4点を抑えて書けばいいわ。言葉が上手く出ないようなら、私も考えて上げる」
 美咲は、立場、決まり、覚悟、期間と書いた紙を佐知子に渡す。
 佐知子は、それを見て納得して文を書き出した。
 こうして、佐知子の奴隷契約書が、作られていった。

奴隷契約書

この契約書は、甲[近藤昌聖](以下「昌聖様」)と乙[中川佐知子](以下「奴隷」)との主従関係について、以下の通り奴隷契約書を締結する。
1 昌聖様は奴隷の人権等を含めた全てを所有するものとする。
2 奴隷は自らの意志で人権等を含めた全ての所有権を放棄し、それらを昌聖様に譲渡するものとする。
3 奴隷が昌聖様へ譲渡する内容等細部については、奴隷誓約書によって誓約するものとする。
4 本奴隷契約は法的にも有効で有る事を認め、全ての責任は奴隷に帰結する事を誓約する。
5 奴隷契約書の有効期間はご主人様・奴隷の双方が署名した時点から効力を発する。
6 奴隷契約期間は原則として永久とする。但し、双方もしくはどちらか一方が死去した時点でこの奴隷契約期間は終了とする。

平成○○年○○月○○日
ご主人様 近藤昌聖
奴隷 中川佐知子

 美咲のアドバイスで奴隷契約書を作った、佐知子は書き終えて読んでみる。
「う〜ん…。でもこれじゃぁ、短くないですか?私が何をするかとかも書いていませんし…」
 佐知子の言葉に、美咲が悪戯っぽく笑い
「だから良いのよ。契約は、シンプルにして細かい所は…。ほら、3項目目を読んでみて…」
 再び佐知子に契約書を読ませる。
「…内部詳細については、奴隷誓約書によって誓約する…。奴隷誓約書?ですか」
 佐知子はピンと来ないで、小首を傾げる。
「そう、奴隷誓約書…。表にだけ書くと字が小さくなるでしょ…。だから、2つに分けて裏にも書くの…」
 美咲の言葉に、その意味を理解した佐知子が
「凄い美咲様…!その方が見栄えも良さそうですね…。やっぱり、頭が良いんですね」
 純粋に尊敬の念を抱く佐知子に、照れながら
「そんな事はどうでも良いわ、さあ次を考えて…」
 佐知子に先を促す美咲。

◇◇◇◇◇

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