僕の転機
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■ 第9章 新たな日常11

 昌聖が、佐知子の膝の間に足を滑り込ませ、左右に軽く蹴ると、佐知子が直ぐに反応し、足を開く。
「佐知子。お前は、僕がファーストキスの相手だったな?僕とのキスはどうだ?」
 昌聖が唇を離し、佐知子に質問する。
「はい。とても嬉しくて…、とても心地良くて…、とても感じます…」
 トロンとした目で、恍惚の表情を浮かべ、佐知子がとぎれとぎれに答える。
 昌聖の下で、佐知子が専属奴隷に落ちて行くのを見せつけられた歩美は、知らず知らずうっすらと涙を流していた。

 昌聖の手が股間に伸び、佐知子のオ○ンコの、濡れ具合をチェックする。
 人差し指と薬指で、オ○ンコを開き、中指を軽く押し込む。
 途端に、ダラダラと大量の愛液が溢れ出す。
 充分過ぎる程濡れている、オ○ンコから手を放し、汚れた手を少し開いた、佐知子の口に押し込み。
「綺麗にしろ」
 短く命令する。
 佐知子は、チュパチュパと唇と舌を使い、自分の愛液を舐め取る。
 満足そうに、佐知子を眺めていた、昌聖が
「キスだけで、ここまで濡れるなら、合格だ。これから、美咲とも仲良くやるんだぞ」
 昌聖が、佐知子の頭を撫でる。
 佐知子は、ひれ伏しありがとうございましたを連発した。

 佐知子の奴隷契約を受け入れた昌聖は、立ち上がり歩美からソファーに移る。
「歩美服従のポーズだ」
 突然命令された、歩美は驚きながらも、それに従う。
 昌聖に向かい、大きく足を広げ、外側から腕を回し、股間を開く歩美。
 歩美のポーズを確認した昌聖は、佐知子に声を掛ける。
「佐知子奴隷のポーズは憶えてるか?」
 昌聖の質問に[はい!]としっかり答える佐知子。
「良し、歩美の顔を跨いで奴隷のポーズだ。歩美は、そのポーズのまま、佐知子の奴隷汁を綺麗にしろ」
 2人に命令を下す昌聖。
 佐知子は、躊躇わず従い、歩美も悲しみの表情を浮かべながら従った。
 歩美の顔の上に足をM字に開脚し、腰を落として手を頭の後ろで組む佐知子。
 首を上げ、舌を大きく伸ばして、佐知子のオ○ンコを舐める歩美。
 2人の美少女のこれ以上ない、恥辱の姿態に満足する昌聖。

 2人を見下ろしている昌聖が、携帯を取り出すと、電話を掛けた。
 短いコールで、直ぐに相手が電話に出る。
『お早うございます。昌聖様』
 電話の相手は、美咲だった。
「美咲もう学校に来てるな…?佐知子と一緒だったんだろ。直ぐに生徒会室に来い」
 そう言うと返事も待たずに、携帯を切った。

 1分もせずに、パタパタと廊下を走る音とともに、美咲が生徒会室の扉の前に現れた。
「参りました。入っても宜しいでしょうか」
 美咲の声に、佐知子が立ち上がろうとする。
 それを手で制し、昌聖が立ち上がり、扉まで進む。
 鍵を外し、扉を開くと目の前の美咲の髪の毛を掴み、生徒会室に引き入れ鍵を掛ける。
 そのまま、無言でソファーの位置まで、美咲を引きずる。

 佐知子達の横に、放り投げるように解放すると
「座れ」
 低い声で、命令した。
 美咲は、素早く洋服の乱れを直し、正座して三つ指を付く。
 昌聖は、ソファーに座り軽く足を上げると、美咲が昌聖の足の下に、頭を滑り込ませる。
 そのまま、昌聖は美咲の後頭部に、圧力を掛けて行く。
 昌聖の足の下で、美咲の顔が押しつぶされて行く。

 佐知子は、そんな光景が何故、展開しているのか、解らずオロオロしている。
「お前は僕の何だ?」
 昌聖の言葉に
「はい、奴隷です」
 即座に答える美咲。
 新たに加わった美咲に対しても驚いた歩美だが、その美咲の答えに更に驚く。
(美咲さんが…、奴隷…。佐知子は、今成ったのに…。今の言い方だと…、その前から…)
 混乱する歩美は、必死に状況を整理しようとした。
(じゃぁ…。昌聖さんは…、2人の奴隷を持つ御主人様…。美咲さんを変えたのも…、昌聖さん…)
 流石に情報を分析する能力に長けて、人を陥れていただけの事が有る理解力だった。
「奴隷は、主に黙って行動する事を許されているのか?」
 昌聖の質問に
「一切の行動は、昌聖様の許可無しに行う事を許されておりません」
 美咲が声を震わせながら、答える。

 昌聖が美咲の頭の上から、足を下ろし、髪の毛を掴んで引き上げる。
「じゃぁ。何故僕に黙って、佐知子に入れ知恵した…」
 昌聖が美咲の目を覗き込み、言葉をぶつける。
「出過ぎた真似を致しました。今後此のような事は、二度と致しません…」
 美咲が涙を溜めた瞳で、哀願する。
「質問に答えないつもりか?今は、謝罪を許可した積もりはないぞ…」
 昌聖の冷たい、言葉に美咲どころか、佐知子まで凍り付く。
(私のせい…。私のせいで、美咲様が叱られてしまってるの…。お許し下さい…)
 奴隷のポーズのまま、心の中で詫びるが声に出せない。
 佐知子自体、詫びる事を許可されていないからだった。
「昌聖様を求める同族を放置する事が出来ず。つい勝手な振る舞いを致しました…」
 美咲が涙声で、昌聖に報告する。
「[つい]か…。美咲の契約は…、[つい]で破られる物だったのか…」
 昌聖が美咲の髪の毛を放し、ソファーにもたれ掛かって、顔を手で覆った。
 美咲はボロボロと大粒の涙を流し、口を開いては閉じ、苦悶の表情で身を震わせる。
(お願いします、昌聖様…謝罪を…謝罪をさせてください…)
 奇しくも、2人の奴隷が同じ事を考えていた。

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