出会い
大門:作

■ 4

一駅が過ぎた辺りで、宣子の手は隆一のYシャツを掴んでいた。たまにその手には力が入る。
目的の駅に着くと、宣子はふらふらっと倒れるようにして電車から降りた。
そんな宣子を支えるようにして隆一は電車を降りて、ホテルが林立する場所へと2人は向かった。
「どこが良い? 先輩。」
「どこでも良いけど、もう『先輩』はやめて」と宣子は言った。
そして、ある程度進んだ適当なホテルへと2人は入った。
平凡なラブホテルの一室だったが、宣子は隆一と2人でいることの方が興奮させる材料となった。
宣子の服を脱がした隆一は宣子に自分を脱がせた。
パンツを脱がさせたときに、シャワーを浴びに行こうとする宣子の腕を掴んで、
ベッドに押し倒した。
少しキスを重ねた後、「舐めて」と隆一は宣子に言った。宣子は隆一に逆らえず、隆一が大の字で寝ている足の間に入り、隆一のモノを口に含んだ。
「一度、奥まで入れて」と隆一が言うと、口の先端を伸ばしながら、やっと隆一の根元まで咥え込んだ。
宣子の目は涙目になっていたが、隆一は容赦しなかった。
宣子に自分で少しの間その体勢を維持させたのである。
宣子は口から涎は垂れ、たまに吐き気を催していた。
その様子を見た隆一は「シャワー浴びよ」と宣子の腕をまた掴んだ。
宣子に自分の体を洗わせて、隆一が湯船に浸かっている間、宣子にはシャワーを使ってオナニーをさせていた。
もう宣子は普段会社で隆一に見せている態度とは全く別人になっていた。
だから、余計に隆一は調子に乗ってしまった。
宣子を浴室に寝かせて、足を開かせて、シャワーヘッドを宣子に容赦なく突っ込んだ。
宣子は「いたっ……」と声を上げたが、それでも隆一に逆らおうとはせず、必死に足を広げていた。
そして、隆一はシャワーヘッドがある程度はいったところで、またシャワーを流した。
宣子の股間から大量のお湯が出てくると同時に宣子は悲鳴のような声を上げていた。
宣子には完全に先輩である意識はなくなり、メスとなっていた。隆一はそんな宣子の乳首を抓るように摘むと、「先輩は今夜はおもちゃになるんですよ。」と宣子の顔を見て、言った。
隆一の中でも戸惑いはあった。『まさか宣子先輩に対してここまでしてしまう自分がいるとは……』そう思いながらも、隆一は歯止めが利かなくなっていた。

シャワーを止めて、宣子を起き上がらせると、宣子は隆一に泣きながら抱きついてきた。
言葉は特に発しなかったが、たまに何かを伝えようとしていた。
それが何かは隆一には分からなかった。
隆一は宣子の体を拭いてやり、先にベッドに行かせた。その後、隆一もベッドに行くと、宣子はまた隆一に抱きついてきた。
まだ隆一には戸惑いがあったが、意を決したように宣子にキスをした。
宣子の方が興奮して、舌を絡めてきて、濃厚なキスとなり、その間に隆一が「全身に……」と呟くと宣子が隆一の上にかぶさるようにして、隆一の全身にキスをしながらも、愛撫をした。
宣子は一切言葉を発さず、たまに漏れる吐息だけだった。
「69」と隆一が小声で言うと、宣子は自分から隆一の顔の方に尻を向け、隆一に股間を舐めさせていた。
朝まで隆一の思い通りに宣子は動いて、隆一を満足させた。
ただ、朝方宣子の意識はなくなり、そのまま寝てしまった。
目を覚ました宣子は体がやたらと体が重かった。
今までであんなに激しく凌辱的なHをしたことがなかった宣子は先に目を覚まして、シャワーを浴びている隆一に変な気持ちを持っていた。
一連の記憶も全てある宣子は恥ずかしかったが、どことなく嫌な気持ちはしなかった。
むしろ、隆一に対して愛情に近い感情が生まれていた。
辱められていたにも関わらず、そういう感情が生まれていることに不思議さを感じていた。
実はこれも液体の効能なのだ……。
シャワーから出てきた隆一はいつもの隆一だったが、宣子は違った。
朝食も2人してホテルから出て食べたが、宣子は隆一の隣に座り、まるで恋人のように隆一に接していた。
逆に戸惑ったのは隆一だった。
「ちょっと宣子先輩!!」とたまに逃げるようにする隆一を「『先輩』はやめてって言ったでしょ!!」と笑いながら隆一を追いかけていた。
それから2人は夕方まで買い物などをして過ごした。
帰り際に宣子は寂しくて隆一の胸で泣いてしまったのである。
それに対しても隆一はすごく戸惑った。
仕方ないので、宣子の家まで送った隆一はとぼとぼと一人で帰りながら、『すげぇ……なんだこの薬……』と思っていた。
由美子も宣子も自分の思い通りになった。
いや、それ以上の効果が出た。
そして、家に着くと「次は誰にしようか……」と考えてしまった。

寝ながら小瓶を顔の上に上げて見つめながら、隆一は考えたが、特に思い浮かばなかった。
『当面は由美子と宣子先輩だけにしとくか…』
女友達が少ないわけじゃなかったが、特にやりたいわけでもなかった。

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