怪盗ロマン−さらわれた梨香−
神宮:作

■ 恋をした少女2

ロマンの顔はマスクこそあるものの隠れてる部分は少ないそこから見える顔はクラスの男子では例えられないほどだった。

梨香「あっ! いっけない。啓子が待ってるわ。」

午後9時 橘美術館

梨香「啓子〜」

啓子「梨香おそ〜い!」

梨香「ごめんごめん!」

その時町から明かりが消えた。

刑事「ラストリメンバーは無事か?」

啓子「あっ! ロマン様!」

梨香「本当だ!」

刑事「くそーまんまとやられた! すいません橘さん」

橘「しょうがないですよ。」

刑事「ですが!」

橘「あれはもともと私のではないんですよ。友人が亡くなったときに形見として貰ったものきっと彼のもとに返してくれるんでしょう。」

刑事「はぁ〜」



啓子「何かつまんないな!」

梨香「何が?」

啓子「だってあっけなさすぎ!」

? 「まぁまぁしょうがないですよ!」

啓子「あんた誰?」

? 「私は新聞記者のものです。梨香さんちょっとあちらでお話きかせてもらえますか?」

啓子「何であんた梨香の名前知ってんのよ!」

梨香「まぁまぁいいじゃない。記者さんいいですよ。」

ロマンは変装もうまい梨香はこの記者がロマンだと気付いていたのだろう。

梨香「ロマンさんもういいんじゃないですか?」

ロマン「気付かれたか。」

そういって変装をといた。

梨香「私を盗みに来たんでしょ?」

ロマン「僕ときてくれますかな?」

梨香「はい!」

恥ずかしがりながら梨香がいった。

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