僕の彼女
kyousuke:作
■ 第14話 新しき出会い 3
「あの時から私って放尿癖が付いたと思うんだよね」
飛鳥はそう言うと隆道の一物を手で摩る。
「そうだな……あの晩いきなりシングルマザーである辰子さんとやった事は分かっていたんだね」
「うん、私布団の中で真っ赤になって……」
辰子と隆道は直ぐに肉体関係になった。辰子の夫、つまり飛鳥の父は彼女を孕まして慌てて籍を入れた……ショットガンウェディングと言う結婚で卒業直後と言う慌しい結婚だった。所が双方とも至らないところがあって飛鳥の父親が外で女を作ってしまい離婚となった……相手の女性つまり現在は飛鳥の義理の母親が堕胎出来ない所で分かったもんだから辰子は別れた。
「それより……頂戴っ」
「似てきたな…」
飛鳥を見ると辰子さんの若い頃が容易に想像が出来る。彼はスラックスをトランクスごと脱ぎ飛鳥はいきり立つ肉棒に肉壷に入れた。
「あぅん!」
押し殺した声が色っぽく肉棒の固さが増す。
「先生フリー何だ…」
「恩師が考古学界の変人だったからね……冥土の土産としゃれ込んで大博打して…研究纏めた所で大往生……恋人どころじゃなかったし」
幼い尻を持ち上げて突き上げる隆道に声を押し殺して嬌声を上げる飛鳥………二人は唇を合せて舌を入れた。
「出すぞ……」
「出してぇ!」
飛鳥の肉壷に隆道の精液が流れ込む。社会科室の日差しは傾き始めていた……。
別の日……金曜日の放課後に飛鳥とマリコが将一の家に来た。
「お兄ちゃん! お願い勉強見て!」
「いいよ……中間考査が後だし」
歩が言うには二人とも英語が危険と言う事で将一に泣き付いてきた。将一は歩が通う学校始まって以来の優等生なのだ……少々変わり者であるが…。
「えっ、正弘に真美までいるの?」
小学校時代から腐れ縁である二人を見てマリコが驚く。
「そうだよ……じゃあ勉強しよう」
其々ダイニングテーブルの椅子に座ると勉強し始めた。
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