可憐な蕾
横尾茂明:作

■ 夏の初め4

少女は買い物を済ませ家路を急ぐ、先ほどの通った路地はもう薄暗く…熱気も静まっていた。

(男の子…恋…)
(恋ってどんな感じなんだろう…)

昼休みの同級女子の会話はそんな話しばかりだったと少女は思う。

憧れて…恋をして…愛されて…SEX…。

それが父親にいきなり転がされ、裸に剥かれてペニスを無理矢理挿入…。
泣きながら痛みに耐えた強烈な想い。

男はペニスそのものと少女は思っている。

(先の先輩…私のあそこにおチンチンを入れたいのかな)
(男と女の間って…SEXだけしかないのかしら…)

少女はふと立ち止まり…寂しく微笑みながら夕焼けの空を見上げた。


少女は家に着くとキッチンに買い物袋を置き、お風呂場に行く。

すぐに全裸になり、シャワーを全身にかける。
特に股間は念入りに洗った。

そして全裸に乳液を丹念にすりこみ、髪をポニーテールに結い直しキッチンに向かう。

初夏とはいえ…夕刻の空気は全裸に肌寒さを感じさせた。

素麺を茹でながらミョウガを刻む。
(後はサラダを用意すればいいのね)

少女は考えながらふと下を見る…薄い陰毛が膨らんだ恥丘に印象的に映えていた。

(きれいに洗ったもんね…)

剛史は夕食前に、必ずと言っていいほど少女の性器を舐める。
それも少女をテーブルに浅く座らせ大きく開脚させて執拗に舐めた。

少女はそれを想像し…ブルっと身悶える。


食事の用意が終わり、少女は椅子に腰掛ける。
先ほどの男子の顔が浮かんできた。

(背も高いし…ちょっと格好良かった…)
(でも、あの人…私のこと何も知らないの)
(こんな格好して…今から恥ずかしいところを舐められるのを待つ私なんて…)

(男の人って…どうして私のここを舐めたがるの?)
(お父さんも…今度のお父さんも…)

(あの人も…同じなのかしら…)
(若い人って…どんなふうに舐めるの…)
(オシッコするとこ舐められるなんて…すごく恥ずかしい…)

不意に剛史がキッチンに現れる。

「フーッ…腹が減った、さっ、食べようか」

剛史はいいながら椅子に座った。

少女はあれっと思う。
(今夜は…舐めないの…)

少女の思案顔に剛史は気づいた。

「あっ、そうか…舐めるの忘れてたよ…」
「はーっ…色気忘れるほど忙しいてことだな」
「まっいいや、夜は長いからね…」

「なんだ…舐めて欲しかったのか?」

少女のモジモジする仕草に剛史は声をかけた。

「綺麗に洗ったの…」
「……………」
「オシッコしたくなる前に…」

「そっか、じゃぁ…ここに腰掛けろ」
剛史は自分の前の食器を横によけ、少女の尻のサイズ分をあけた。

少女は剛史の肩に手を置きテーブルに腰掛け、脚を剛史の肩に預けた。

「お前って…本当に綺麗なオ○ンコだよな」
言いながら親指で割れ目をくつろげる。

くすみのない可愛い小陰唇が立ち上がる、剛史は顔を寄せその陰唇をそっと唇で挟む。
性器の匂いが鼻をくすぐり…爛れた性の渇望に灯をともしていく。

唇を離し、舌先を両の陰唇の狭間にくぐらせ上に舐め上げる。
鼻先はクリトリスを上下揉み込む。
尿道周辺のぷっくり膨らむ柔い粘膜を舌先で感じ取る。

「あぁぁぁ…」

「お…お父さん…もう気持ちいいの…」

舌先は膣口に移動する、そこは柔らかな液に満たされていた。
剛史は唇をすぼめその液を吸う…そして舌先を膣にゆっくりと潜らせていく。

少女は膣の入り口に舌のヌメリを感じた、フワっと浮くような性感が少女の腰奥に沸き上がる。

「あぁぁ…お父さん…こんなに気持ちいいなんて…」

執拗に膣に舌先を挿入し鼻先でクリトリスを刺激する。

少女の息づかいは次第に激しくなり…手は自然と剛史の頭部を抱いていた。


「うっ…うぅぅぅぅ……」
「はっ…いぃぃぃぃ…」
「……………………」

「あっ…あぁぁん…あぁぁぁ…」

「お父さん…沙也加…もういちゃう」
「…いってもいいぃの? …」

「あぁぁぁ…気持ちいいぃぃぃぃ…いっちゃうよー」

少女の腹が前後に揺れ、頭が後ろに反った。
次いで腰が上下に振れテーブルがガタガタと鳴った。

長く糸を引くような可愛い悲鳴のあと…ビクンビクンと可愛くシャックリのように腰を震わせる少女…。

剛史はたまらなくこの少女を愛しいと感じ、顔全体を濡れそぼる可愛げな性器に埋めこんでいった。

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