家畜な日々
非現実:作
■ 1
私はもう、戻れない。
現実の世界には……もう戻れない。
そうさせたのは貴方……いえ、ご主人様。
ご主人様は言った。
遊び道具を弄びながら……。
それに私は身を捩りながら応える。
服の下の乳首の大型ピアスと両乳首のピアスに繋がれたシルバーネックのチェーンを引っ張られる。
「んぁああっ」
たまらず声が出る。
感度は最高潮…… ……。
もう、たまらない。
畳み掛けるように、ご主人様が脳を溶かす言葉を投げかけて来た。
「お前は人間じゃなくなった、今をもってして既に家畜と成り下がった」
私は答えた。
「はい、雌奴隷由紀は、今をもってして変態家畜の雌豚由紀と成り下がりました」
「顔を上げろ」
ジャララッ、赤い首輪に繋がる鎖が音を立てた。
赤い大型兼用首輪は今の私に、相応なアクセサリ。
足枷手首にも鎖の付いた枷具。
そして、3週間前のままの服のまま。
ブラとショーツは剥ぎ取られたままだ。
既に白かった筈のブラウスは汗と精液で黄ばみが目立ち、異臭さえ放っているらしい。
黒のフレアスカートは、股下10cmまでハサミで切り込まれている。
そして、いつでもどこでも挿入できるように、正面と真後ろに腰の部分までスリットをいれられた。
「どうした、挨拶は?」
「ハァ」と吐息が漏れる。
既にもう、ここまで調教が脳を犯しているのかすら危機に感じない私。
私は無言のまま……いえ、生唾をリアルに飲み込んで次の作業へと移る。
欲しい……ただただ欲した。
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