狂牙
MIN:作

■ 第2章 ゲーム22

 曲が8曲目に入った辺りで、啓一の太股がガクガクと揺れ始める。
 まあ、そりゃそうよね。
 晶子の体重を支えながら、中腰でピストン運動をしてるんだから当然だわ。
 でも、この程度で震えが来るようじゃ、使い物にならないわね。
 この家族は、SEXアンドロイドにする予定だから、早めに啓一だけでも手を打たなきゃね。
 劉(りゅう)の爺さんに連絡しとこっと。

 私は携帯を取り出して、昔馴染みの天才形成外科医に連絡を入れた。
「あっ、もしもし〜」
 直ぐに携帯がつながり、爺さんが電話口に出ると
『おいおい、一体どうなっとるんじゃ! 儂に予約を入れておいて、どれだけ待たせるんじゃ!』
 のっけからいきなり捲し立てられた。
 私は携帯電話を耳から離し、暫く爺さんの文句を聞き流す。
『ったく、儂の時間は安くは無いんじゃぞ! 昔馴染みじゃ無かったら、あんたの依頼なんぞ受けやせん!』
 30秒程放置して、スピーカーからハアハアと呼吸音だけになると、私は携帯電話を元に戻し
「気が済んだ? こっちも事情が有るんだから、ヤイヤイ言わないの。所で、筋力改造ってどれくらいで出来た?」
 私の問い掛けに、爺さんは荒い呼吸を整え
『レベルと場所で違うから…、一概には言えんが…、全身で2〜3日は必要じゃ…』
 息を切らせながら説明する。

 私は、頭の中で軽くスケジュールを調整しながら
「んじゃ、そっち系統で準備しててよ。近日中に連絡して、1体送るから」
 爺さんに一方的に告げると、返事も待たずに通話を切った。
 劉爺さんは腕が良くて、嗜好も私好みだけど、愚痴と説教が長いから嫌なのよ。
 爺さんじゃ無いけど、昔馴染みじゃ無かったら、私も依頼何かしないわよ。
 携帯電話に一睨み入れて、ポケットに落とし込むと、最後の曲が始まったわ。
 毬恵は全身汗まみれに成って、お尻の下には直径60pぐらいの水溜まりが出来てた。
 毬恵はこの時点で、完全に私の出した条件をクリアしたみたい。
 今は、逝きっぱなしの状態ね。
 オ○ンコから噴水みたいに、愛液を飛ばしてるわ。

 毬恵に愛液を上げてる晶子も、そろそろ限界ね。
 息が上がりだした。
 啓一は射精を止められてるのか、痛みでバイトギャグを噛み潰しそう。
「おにいちゃん…おにいちゃん…。かかえて…、かかえてつきあげて…」
 晶子が啓一に命令すると、一旦晶子が離れて向き合うと、啓一が晶子を軽々と抱え上げ、再び晶子を貫いた。
「あきゅ〜〜〜ん…、おくに…おくにあたる〜〜〜っ…、もっと…もっとグリグリしなさい〜〜〜っ…」
 晶子が両足を啓一の腰に巻き付けて、両手で首にしがみ付き、啓一の首筋に歯を立てながら命令する。
 啓一は晶子の命令に、直ぐに応えて、子宮を突き上げてた。
 毬恵は夢うつつのような顔で、2人の交わりを眺めている。
 晶子のオ○ンコから滴り落ちる愛液を、必死に飲みながらね。

 最後の曲もサビに入ってテンポアップすると、3人もクライマックスに向かう。
 ボーカルのシャウトの声と同時に、3人が絶頂を迎えそれぞれ果てた。
 余韻を楽しんでいた晶子が、両足を啓一から離すと、啓一は恭しく晶子を床に下ろす。
 啓一は晶子に従属する事が、本当に板に付いてきたわね。
 床に降り立った晶子は、そのまま毬恵の顔の上に腰を下ろし
「ママ、私のオ○ンコ綺麗にして」
 毬恵の口をオ○ンコで塞いで、命令する。
 晶子のお尻の下から、[ピチャピチャ]と水を舐めるような音がして[ズ、ズゾゾッ]強く吸い上げる音が響く。
 毬恵は、子供達の交わりの後始末を、恍惚な表情を浮かべてやっている。

 晶子が毬恵の顔から立ち上がると、私は毬恵に問い掛けた。
「どう? 美味しかった」
 私の問い掛けに、毬恵はウットリとした声で
「はい…、たいへんおいしゅうございました…晶子さまのあいえきも…、啓一さまのせいえきも…わたくしには…もったいないほどの…おあじがしました…」
 謳うように答えたわ。
 私は晶子に顔を向け
「この屑は何回逝ったの?」
 毬恵が逝った回数を確かめる。
「はい、お姉様。ママは27回潮を吹いたので、それが絶頂の回数だと思います」
 晶子の報告で、私は満足げに頷くと
「そう、じゃぁ言いつけを守った、最低の屑にご褒美を上げようかしら。何が良い?」
 毬恵に、微笑みながら問い掛けて上げた。

 毬恵は驚きを浮かべ、直ぐに苦しそうな表情で
「あぁ〜〜〜…、おそれ多い事ですが…、わたくしの[精液処理穴]に、啓一様のおチ○ポ様をお恵み頂だけないでしょうか…。最低の屑の[精液処理穴]で、お楽しみ頂けるように、どのような事でも致します…。何卒…何卒お恵み下さい…」
 縋り付くように懇願してきたわ。
 その表情は、真剣その物で嘘偽りのない懇願だと判った。
 毬恵は、私の決めた身分制度を受け入れ、自分の立場を理解して礼儀を尽くした言動を取る。

 私はニンマリと微笑み
「物には、避妊何かさせてないわよ。あんなのが入るスキンも無いから、当然だけどね…。それとも、屑は息子に孕まされたいの?」
[息子]を強調して、毬恵に問い掛けると、毬恵は躊躇う事無く
「屑はどなたの精液でも受け入れ、孕む事など全く気にしておりません。どうか、屑にお恵み下さい」
 身悶えしながら懇願を続けた。

 私はポケットの中から、強力排卵剤を取り出し、毬恵に見せると
「これ、覚えてる? そう、今朝お前に飲ませたサプリメント…。でも、それは嘘なの…これは、強力排卵剤と言ってね、孕む確率を上げる物なのよ…。その確率は8割程度かしら…、それでも、お前は恵んで欲しいと言うのね?」
 毬恵に酷薄な笑顔で問い掛ける。
「は、孕ませて下さい…。啓一様のおチ○ポ様で、屑を孕ませて下さい! お願いします…」
 毬恵は、とうとう言ってしまった。
 実の息子に孕むと判っていて、チ○ポをねだるようなヤツは、最早母親では無い。

 自分で言うにように、最低の屑だわ。
 まぁ、そう成るようにお薬を処方して、思考を誘導したんだけどね。
 私は毬恵の良い仕上がり方に、ニヤリと微笑んで
「良いわ。親子3人で楽しませて上げる。啓一、恵んで上げなさい。晶子、お前はこれで相手をするのよ」
 私は晶子に命じながら、双頭のペニスバンドと騎乗鞭を与えた。
 晶子は私から道具を受け取って、直ぐに私の意図を理解し、行動に移したわ。

 啓一が毬恵に覆い被さり、一気に巨根を突き刺した。
「うぉほぅあぁ〜〜〜〜っ…」
 毬恵は眉根に深い皺を寄せ、あまりにも強い圧迫感を感じながら、ピアスが擦り上げる快感に驚く。
「あひゅふぉ〜〜…んひゅぅ〜〜〜っ…ふごい…ふごいれす…あぁ〜〜〜〜っ…、啓一はま〜…ふごいの〜〜〜っ…」
 毬恵は啓一が侵入しただけで、ビクビクと痙攣して、呂律が回らなくなったわ。
 啓一は啓一で、自分も試されている事に気付いて、身体に針が突き刺さっても、眉一つ動かさない。
 そらそうよね、毬恵に課せられた試練を見て[針鼠に成ってる母親に抱きつく]って事が[どう言う意味か判らない]なんて教育は、してないもの。
 啓一も痛みを快楽に変えられるように、早く成らなきゃね。

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