狂牙
MIN:作
■ 第2章 ゲーム26
路地に入った俺を女は待っていた。
両手を前で組み、俯きがちに視線を下げ、微かに震えている。
俺が声を掛けようとすると、女が顔を上げ
「ご使用頂けるのでしょうか…」
かなり高い声で、俺に問い掛けて来た。
俺が呆気に取られていると、女はタンクトップの裾をスカートの中から出し、両手でスカートを捲り上げ
「どうぞ、ご自由にお使い下さい…」
俺にスカートの中身を見せた。
女のオ○ンコには極太のバイブがグネグネと動き、大きめのクリ○リスの下に有る、尿道口には鈴が付いた栓がされている。
女がそのままクルリと身体を回しケツを向けると、ファッションと思っていた尻尾は、アナルから生えて居た。
俺の目の前で大きなケツを揺さぶると、尻尾がクネクネと揺れ、アナルが変形する。
いや、女がケツを揺らしたんじゃ無く、尻尾自体が大きく揺れて、女のケツを振らせたんだった。
(SM…プレー…。んじゃ、この女は…奴隷…? 羞恥プレーか…?)
俺の頭の中を幾つもの単語が飛び交い、俺は思わず辺りに視線を向けた。
だが、路地の中には俺と女しか居ないし、建物の影に誰かが隠れている気配も感じない。
入り口も曲がりくねった路地だから、直線上には無く視界の中には、誰1人居なかった。
俺はゴクリと生唾を呑み込み、女に一歩近付いて、オ○ンコのバイブに触れると
「[精液処理穴]をご使用頂けるんですね? 栓は[掃除穴]に差し込んで下さいませ…」
女が俺に伝えて来た。
俺は女の言った[精液処理穴]と[掃除穴]の意味が分から無かったが、バイブに触れたのはオ○ンコで、空いている穴は口だけだったから、オ○ンコと口の名前だと判った。
俺は女の言う通り、バイブを口に差し込もうと、引き抜いた。
そして、引き抜いたバイブを手にした俺は、完全に固まってしまう。
女の中から出て来たバイブは、直径6p長さ17pも有る大きな物だったし、形も凶悪その物だったが、それ以上に驚いたのはその重さだった。
(んだっ! このバイブ…。こりゃ、3kgは有るぞ…。この女、これをズッと落とさず歩いてたのか…)
呆気に取られる俺を尻目に、女は軽く振り返って口を大きく開く。
俺は呆気に取られたまま、バイブを女の希望通り、口の中にねじ込んでやった。
バイブを口に咥えた女は、両手を建物の壁について、ケツを突き出して来る。
もう限界だった。
誘蛾灯にまとわり付く蛾のように、俺はフラフラと女の身体に手を添えた。
俺は女の身体に触れ、マジで驚いた。
スベスベの肌はどう見ても30代前半、いや20代で十分通用する。
だが、肌奧の肉の手触りは、脂の乗った40代の柔らかさだった。
吸い付くような肌の張りと、熟れた肉の感触が堪らない。
俺は理性を粉みじんに打ち砕かれ、カチャカチャと焦りながら、ズボンのベルトを外し、一気にパンツと一緒にずり下げた。
ギンギンに勃った分身を女の中に突っ込もうとすると、女の反応に気が付く。
女は恐怖心に怯えながら、身体を小刻みに震わせている。
無理!。
この反応で、自分を抑えられるなら、俺は男を辞める。
俺の根っこに有った、加虐性が一挙に爆発して、チ○ポを女に突き刺した。
ヌメリと俺のチ○ポを呑み込んだ女のオ○ンコは、存在を確認するみたいにヤワヤワとまとわりつき、その後一気に締め上げる。
俺のチ○ポは、まるで手に握られたかのように、締め上げられ、奧に奧に引き込まれた。
「おわぁ!」
俺は思わず声を上げ、女のケツに手を添えて、抵抗しようとした。
しかし、俺の抵抗は脆くも崩れ去る。
女のケツの感触は、反則だった。
肌の感触は腕や腹と同じだが、その奥に有る引き締まった筋肉が、俺の指を弾き返す。
まさに[男の理想]その物の尻だった。
夢中で腰を振る俺を、我に返したのは、これまた女の身体だった。
女の身体が揺れる度、チリンチリンと鈴が鳴っている。
始め俺はそれが、尿道に嵌められた栓に付いている、鈴の音だと思っていたが、明らかに数が多い。
俺は直ぐにその音のする場所に気付き、女を突き上げながら、タンクトップの脇から女のオッパイに手を伸ばして確かめた。
やっぱり、有った。
俺は指の感触で、それがクリップに付いた鈴だと直ぐ判り、指先で弄び始める。
女は俺が鈴を引っ張ってやると、バイブの奧からくぐもった声を上げ、オ○ンコを締め上げた。
俺は堪らず、女の中に出してしまった。
いわゆる、[暴発]と言うヤツだ。
行為としては、最悪の行為だ。
俺は思わず[やっちまった!]心の中で叫び、女に謝罪しようと顔を覗き込んだ。
だが、俺は女の顔を見て、その日何度目かの驚きを浮かべる。
女は何の反応も見せず、プルプルと余韻に浸っていた。
(な、何だ? こいつ、射精に気付いてないのか? い、いや…そんな事有り得ない…。現にこいつは余韻に浸ってる…)
呆気に取られる俺を尻目に、女は硬度を失わない俺のチ○ポを再び刺激し始めた。
(な、中出しOKなのか! へへへっ、避妊も完璧って訳か…。こいつは良いや)
俺はそのまま、久しぶりに抜かずの2発目に挑み始める。
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