売られた少女
横尾茂明:作
■ 羞恥3
「・・・・・・・・」
美由紀は恐怖で声も出ず・・反射的に手で性器を覆った。
「コラ美由紀・・手をどけんか!」
美由紀はお乳と性器を隠し、声を殺して嗚咽するばかりで久三はイラだった。
「このアマー・・それほど俺を怒らせたいのか・・」
久三は拳を握り立ち上がろうとした。
美由紀は後ずさりながら
「ごめんなさい! おじさん堪忍して下さい」
「何でもしますから・・もー叩かないで!」
美由紀は観念したように項垂れ・・恥部を覆う手をどけ・・、
震える全裸を久三の目の前に晒した。
「・・・・・」
「ムムー、こりゃーエエー!」
そこには中学生とは思えぬ、素晴らしく均整の取れた裸像が浮かび上がった。
久三は光子が
「あの子・・いい体になったよ! もう売れどきかもしれないね」
とは聞いたときは・・まだガキじゃねえかと鼻で笑ったが・・・。
日頃のセーラー服と幼い顔立ちからは想像も出来ない素晴らしい目の前の裸像は・・久三には美由紀が別人にさえ映った。
久三も光子を知る前は大阪で女たらしを自負し、幾多の女をこましたが・・これほどの美形は経験が無かった・・。
混血は親の優性部分を多く受け継ぐとは聞いていたが・・
これほどの躯だとは・・・ただ幼さの証として残るのは、ふっくらと盛り上がった恥丘には恥毛が殆どなく、幼さなのか・・上付なのか・・柔らかそうな陰毛の下の亀裂は鼠頚下の正面に見えた。
ふっくらとまろやかな恥丘に穿たれた深い切れ込みは久三の脳を溶かした。
また体の細さに比して、お乳の見事さに久三は唖然とし見惚れた・・。
「いい!・・実にいい!」
久三は舐めるように美由紀の裸体を下から上へと凝視した。
今まで美由紀のことを子供とばかり思っていた久三であったが・・
今・・目の前の裸体は目映いばかりの柔らかな性器そのものに映った。
久三は、この時・・美由紀を若旦那に売るのは惜しいと痛烈に感じたのだ・・。
最近は女房の弛んだ腹を見るに付け・・チンポの萎える思いであり、女房の求めに応じる・・形ばかりのSEXには飽きが来ていたのだ。
いま美由紀の輝くばかりの美しい裸を前にして・・久三のチンポは痛いばかりに怒張していた。
(あーやりてーなー・・あの亀裂にこのマラを突っ込んだら・・
どんなに気持エエか!)
(しかし・・売り物と決めた以上・・手は出せんし・・あー、参った!)
(チクショー・・このままじゃ今夜は寝られんぜ!)
(そうだ!・・膜を傷つけなきゃ・・若旦那にゃーバレるこたーねーか)
「美由紀・・こっちに来い!」
美由紀は腰を震えさせながらおずおずと久三の目の前に進んだ。
久三は震える美由紀の腰を掴み鼻につくほど美由紀を引き寄せ、美由紀の性器に鼻を付け、その匂いを嗅いだ・・。
(あー・・チキショーなんていい匂いをしてやがんだ・・ちびりそうだぜ全く!)
久三はしばし美由紀の剥きだしの性器を眺めた・・。
そしておもむろにふっくらと盛り上がった陰裂の両側に指をかけそっと押し開いた・・。
(アー・・なんて色をしてやがんだ!)
美由紀の性器の造形の淫らさと淡い桜色の清潔そうな粘膜はキラキラと輝き、久三はただ呆然と見惚れた。
久三はさすがにたまらず、舌を延ばして美由紀の陰裂を下から舐め上げた。
「あっ!・・おじさん・・や・やめて!」
腰を引こうとする美由紀を強く押さえ
「うるせーじっとしとれ!」
久三の舌は容赦無く美由紀の恥ずかしい狭間の隅々までを舐めはじめた。
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