Mの系図
一二三:作

■ 第1章6

8、覗きの代償。

フミと両親が正座して深々とお辞儀をしました。
「宜しい、昨日からの体験で判ったと思うが、SMのMで有るマゾヒストの受ける調教は、痛くて、辛くて、惨め、である事に悦びを感じる体を持つのがM奴隷だ、御主人様が厳しい調教をして頂く事に感謝しなくてはならない。Sで有るサディストの御主人様が与えられる、痛み、苦痛、屈辱に耐え、心から御主人様に悦んで頂かなければならないのだ。そう成れば其の後には普通のセックスでは味わえない快感が煩悩を虜にする、其れに依ってサディストの男性と、マゾヒストの女性が最高の悦びを共有する事が出来る、此れを最大に活用するのが此の会の主旨だから、フミも早く其の1員になってくれ」
 会長の厳しい言葉が有り、続いて吉野氏が、
「お前は、世界で一番信頼していた母親が、父親を含めた多数の男と淫らなセックスをしている所を覗いたばかりに、生まれて初めて知らない男や実の父に犯され、然も普通のセックスで無くSMで、オマ〇コと口の両方に珍棒を咥えさせられ、3人の精液を飲まされ、陰毛を剃られ、快感責めを延々とされ、否応なしに性快感の虜になり、M奴隷に生る気になったのだから、フミの今後の調教と改造計画を立てましょう」
 フミは、包皮を?がれた痛さと、ガーゼに擦れるクリトリスの刺激で、自分を左右する会長達の話を聞き漏らすまいとするのですが何も頭に這入りません。
「フミは会長と俺で明日の晩までに、乳房とヘコに注射針刺しと肛門拡張調教を行い、乳首とアウターラビアにリングピアスを着ける、幸子と貞子は予定通りで遣って下さい」
 腰を掛ける部分に、40mmφ、長さ20cmの男根型バイブが貼り付けられた椅子が床に据えられ、フミは其の男根の上に肛門を当て腰を下ろします、昨夜始めて珍棒が這入った肛門に今度は一回り大きくて硬いのが這入るのです、
「アウー、イタイー、アウー・・、イタイー、サケルー・・・・」
「大丈夫だ、裂けはしない、大きく息を吐いて体重を掛けなさい、雁首部が這入ったら後は楽だからね、其れもう少しだ」
 会長がフミの両肩に手を当て押さえます、フミの肛門は、メリ、メリ、と音がする感じで固いバイブを飲込みました。
「ダハハァ、ダハイー」
 フミの目からは涙が、鼻からは鼻水が垂れています、
「此れから此の注射針を此の乳房に刺す、痛いのが好いか、痛く無いのが好いか、好きな方にしてやるよ」
「アハァー、痛くないのをお願いしますぅ」
 吉野氏が持ち出した注射針は静脈注射に使う物で、21G(0.8mm)、長さ40mm、の針です、
「宜しい、痛くない様に刺すからよーく見ていなさい、目を逸らせては駄目だよ」
 吉野氏は外包キャップから針を抜き取り左乳房真上中程を指で少し強く30秒位摘み、其処にプツッと1cm程指しました。
「如何だ、痛かったかい」
「ウッソー、少しも痛くなかったわぁ、如何してぇ、今までの注射は何時も痛かったのに」
「少しも痛くなかったでしょう、今は1cm程刺しただけ、こうやって押し込んだらどんな感じだ、オッパイの中を何かの虫が這う感じで痛くないだろう」
「ホンとだ、ズー、ズー、と何かが乳房の中を這ってる感じだわぁ、変な気分」
「今度は乳首に刺すよ」
「乳首は痛いでしょうね」
 左乳首を30秒ほど撮んで置いて、プツ、ズー、プツ、針は乳首を真横に貫通しました。
「如何してぇ、全然痛くないわぁ、針が違うのですか」
「針は同じだよ、刺し方が違うのだよ、今迄のは無痛刺しだ、今度は普通に刺すよ」
 キャップから抜いた注射針を其のまま右乳房に、プツ、
「イタッ、普通の注射だわ」
「痛いと云っても辛抱出来ない程では無いだろう、こうやって乳首に刺して、こう遣ればどんな感じだ」
 普通刺しで乳首を貫通させ、針を指の腹で軽く擦ると、
「イタイ、タハァー・・・・・・、アイー、イイー、アハ、アハ、アイー」
「乳首を直接撫でるより針を撫でた方が数段良いだろう、乳首やクリトリスにピアスを入れるのは其の為だよ」
「ジン、ジン、と頭に響きます、ピアスは痛くないですか」
「普通刺しと同じ位だよ、入れる時痛いだけで後は素晴らしく好くなるからな、此れから両乳房にヒマワリの花を咲かせるよ」
 フミは、針ですっかり忘れていた肛門のバイブにスイッチが入れられ、バイブは腹の中で、ブーン、と唸りを上げます、フミの子宮は裏側から刺激され、今迄と誓う快感が襲います、バイブで好い気持ちになった処で、乳房に無数の針を刺されます。
 会長が右乳房、吉野が左乳房を受け持ち、片方に100本ずつの 注射針でヒマワリの花を咲かせます、各50本を刺す頃までは刺す度に、イタイ、イタイ、と云っていたフミが50本を過ぎた頃から、快感の呟きに変わり、股間からは善がり汁が湧き出して椅子を濡らしています。
「大分気持ち良さそうだな、観て診ろ、花が綺麗に咲いたぞ、乳首に蜜蜂をとまらせてやろうな」
 両乳首に、赤、青、黄、3色の待針が乳首先端から奥に向かって刺され完成です。
「如何だ、フミ、針の味が解ったか、痛いから嫌か、幸子を見なさい、あの大きな串を刺しているだろう、今は痛がっているが3本目を刺す頃は好い声で鳴き出すから」

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