桃香
木漏れ日:作
■ 14
桃香のスカートは肩の紐で調節が出来る。
「短くした?」
「うん!」
「じゃあ行こうか?」
「はぁい♪」
私達は店を出た。
駅に戻る。
駅前からバスに乗った。
ハイキングコースを散歩しようと思った。
バスは空いていた。
二人掛けの席に座る。
スカートがずり上がって太腿が露わになっている。
ちょっと捲ればワレメが剥きだしだ。
この時の桃香はピンク色のスカートだった。
小柄なので幼く見える。
「股下何cm?」
「さあ?」
桃香にも分からないらしい。
「見えちゃうんじゃない?」
「いいよ見えても…知ってる人居ないもん!」
桃香は平気な顔をしている。
「ねぇ、それよりさぁ…。」
「ん?」
湖にボートあるかなぁ?」
「ある筈だよ…。」
「そっかー楽しみ…。」
「そう?」
「だって乗ってないもん! 最近…。」
「じゃあ絶対乗ろう!」
「うん!」
「見て! 湖!」
桃香が叫んだ。
青い水をたたえた湖面が見える。
暫くして私と桃香はバスを降りた。
バス停からすぐの所にボート乗り場がある。
私は早速ボートを借りた。
手漕ぎボートだ。
二人で乗り込み漕ぎ出した。
桃香は私の真正面に座っている。
丁度M字開脚になっていた。
ノーパンなのでワレメが丸見えだ。
「桃、丸見えだぞ、恥ずかしくないか?」
「修、見たくないの!」
桃香の顔に怒りが走る。
「そりゃ見たいよ!」
とたんに桃香が微笑む。
「やっぱり♪」
「なぁ、桃…。」
「なぁに?」
「寒いか?」
「寒くないよ、なんで?」
私は黙って片目を閉じた。
桃香はカンのいい娘だ。
私の意図が読めたらしい。
「脱ぐのはいいけどみつかちゃうよ!」
「仰向けに寝ればいいんじゃないか?」
「いいかも♪」
「脱ぐか?」
「うん! 回り見ててね!」
「わかった…。」
桃香は仰向けになった。
私に足を向ける。
「回り大丈夫?」
「ああ…。」
「ほんと?」
「ああ…。」
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