桃香
木漏れ日:作

■ 20

私達は門を出て広い道路に向かって歩いた。
さすがにこの時間だと人通りはない。
私達の足音だけが響いていた。
前方に白い灯りが見えた。
「なに、あれ?」
「自販機かな?」

近づいて見るとやはり自販機だった。
私は桃香に聞いた。
「何かのむ?」
「ココアがいい…。」
そう言うので缶のココアを二つ買った。
ベンチがあるのでそこに座った。

ココアは暖かく喉に染み渡る。
「ねぇ?」
「ん?」
「お尻冷たい…。」
「ごめん! うっかりした…。」
私は立ち上がって服を敷こうとした。

「鈍感…。」
そう言い軽く私を睨む。
「じゃあ、どうする?」
「分からないの?」
「うん…。」
「鈍感ね!」

桃香はじれったそうに言った。
「修、座って!」
私は言われるままに座った。
「これ持って…。」
桃香はココアの缶を私に差し出した。
受け取ると桃香はイキナリ私に抱きついた。

そして私の膝の上に自分の尻を載せてくる。
更に自分の唇で私の唇を塞いだ。
桃香の口はココアの味がした。
唇を離すと桃香が言った。
「興奮しちゃってる…。」
その声は少しかすれていた。

桃香はココアの缶を私から取ると飲み干した。
そして、
「ねぇ触ってくれないの?」
と私に言った。
私が黙って手を股間に伸ばすと股を広げた。
中心が濡れている。

「まさかお漏らし?」
「馬鹿!」
桃香はぶつまねをした。
私は桃香のクリをいじった。
「あああん…。」
桃香の口から声が漏れた。

「気持ちいい?」
「うん…。」
私は更にいじった。
「桃のスケベ…。」
「あん、言わないで…。」
「誰か見てるかも知れないぞ…。」

その時桃香の体が小刻みに震えた。
桃香はハァハァ荒い息をしている。
私は黙って抱きしめた。
暫くして桃香が、
「いっちゃった…。」
と囁いた。

更に、
「歩くのヤだ…おんぶ…。」
と甘える。
「子供だなぁ…。」
と言うと、
「あれ? 知らないの? 子供だよ、あたし!」

「子供はスケベな事しないの!」
にっこり笑って桃香が答える。
「スケベな子好きなくせに!」
「こいつ!」
私は言い桃香に背を向ける。
桃香が背に載った。

歩きながら思った。
少し冷えて来たなと。
「寒くないか?」
桃香に聞いた。
「ううん…。」
「お風呂はいろうな…。」

「うん♪」
まもなく宿の横の扉を開けて中に入る。
そのまま風呂に向かう。
脱衣所を見ると誰も居ない。
早速入る事にした。
桃香は風呂場のガラス戸を開けて中を見る。

「誰も居ないよ!」
私と桃香は湯を浴び湯に浸かる。
「寒かったろ?」
「ううん…。」
その時桃香が私のチ〇チ〇を握った。
「何するんだ…。」

「出してあげる…。」
「いいよ…。」
「遠慮しなくていいの!」
桃香はゆっくり扱き出した。
「こんなとこで出したら大変だ…。」
「出そうになったら言ってね…。」

私のチ〇ポが硬くなった。
桃香は両方の太股でそれを挟んだ。
そして前後に擦り始める。
いわゆる『素股』だ。
「ねぇ、気持ちいい?」
「うん…。」

「出そう?」
「まだ…。」
「ねぇ?」
「ん?」
「おっぱい吸って!」
桃香は私の首に手を回して乳房を近づけた。

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