夢魔
MIN:作

■ 第30章 圧制11

 学校は混乱冷めやらぬ、2学期3日目の朝を迎える。
 朝7時のチャイムで、風紀委員長室のソファーベッドで寝ていた、悦子が目を覚ます。
「う、うぅ〜むにゅ〜〜〜ん…。あふぅ〜…、よく寝た〜〜〜っ、さてと…」
 大きく伸びをして、パジャマを着た悦子は、目を擦りながら、委員長室を出る。
 委員長室を出ると、そこには薫、桜、純子の3年生風紀委員が控えていた。
「お早う御座います、悦子様」
 3人は悦子に深々と頭を下げて、挨拶をすると
「ん、お早う…、シャワーを浴びてくるわ」
 軽く挨拶を返して、行き先を告げる。

 悦子がシャワー室に入るまで、頭を下げていた3人は、扉の閉まる音と共に行動を起こす。
 薫と桜は直ぐに委員長室に入り、純子は扉を出て行く。
 薫は悦子のロッカーを開けると、直ぐに下着と制服を取り出し、ハンドアイロンで制服の皺を伸ばして、汚れをチェックする。
 桜はソファーベッドを畳み上げ、シーツを丸め、掛け布団を畳み収納庫に片づけ、掃除機を掛けた。
 純子は調理室に行き、トーストを焼いて、サラダを作り、コーヒー豆をひいて、カフェオレを作る。
 悦子の朝の身支度を手早く用意した3人は、風紀委員専用シャワールームの前で自分達の主人の戻りを待つ。

 シャワーを浴び終えた悦子が、全裸でバスルームから出てくると、薫が素早くバスタオルで全身の水気を拭い、桜がバスローブを掛け、髪の毛にタオルを巻き、純子がバスルームに入って、後片づけをする。
 まさに、女王の様に振る舞う悦子。
 しかし、バスローブから覗く悦子の裸身は、誰がどう見ても女子高生には見えない。
 それも、卒業間近の3年生の身体とは、とても思えなかった。
 ぷっくらと微かに膨らむ胸、縊れの無い肋が浮き出た寸胴、薄く小さなお尻、少しX脚のプニプニとした足。
 ロリーターコンプレックスなら、生唾物だが色気で言えば皆無で有る。

 だが、それは首から下だけの評価であった。
 嫌、正確に言うなら、シルエットと言うのが適切かも知れない。
 何故なら、悦子の顔立ちはポッチャリとした丸顔だが、それぞれのパーツは鼻筋が通り、薄い唇には酷薄な笑みが張り付き、切れ長の双眸には異様な迫力が込められている。
 その様は、まるで歴戦の女王様が、無理矢理少女の身体に変えられた様な、ちぐはぐを通り越して、コミカルとさえ思えるアンバランスさを醸し出していた。

 悦子が委員長室に入ると薫だけが同行し、桜と純子は2つ有る入り口に向かい
「良いわよ、お入りなさい」
 入り口を開け登校して居た風紀委員に声を掛ける。
 1・2年の風紀委員は、悦子の入浴を風紀委員室の外で待っていたのだ。
 朝の挨拶をしながら、男子生徒達が風紀委員室に入ると、桜と純子は委員長室の前で立ち番をする。

 委員長室の中では、バスローブ姿で朝食を食べながら、薫から様々な報告を受ける。
 それに指示を出し、頷きながら朝食を取り終えると、薫は用意した下着と制服を着せた。
 制服に着替え終わった悦子は
「私は個室に久美を取りに行ってくるわ。貴女達は、キサラ様の仰った様に、全校生徒を校庭に集める手配をしなさい」
 薫に指示を出して、席を立ち上がる。
 薫は深々と頭を下げて、悦子が部屋を出て行くのを見送ると、直ぐに後を追い各風紀委員に指示を飛ばす。
 風紀委員は薫の指示に従い、直ぐに風紀委員室を出て行く。
 残った薫と桜と純子は、それぞれの分担で、悦子の登校準備に戻った。

◆◆◆◆◆

 悦子が地下2階の調教室の扉を開けると、鼻を突くアンモニア臭と力無い淫声が届いてきた。
「あ〜〜〜…うふぅ〜〜…あ、あ、あひゅ〜〜〜…うくっ、うひぃ〜〜〜…」
 悦子はニヤリと酷薄な笑みを顔に貼り付けて、久美の元へと向かい
「おはよう。よく眠れた?」
 久美の顔を覗き込み問いかけると、久美は朦朧とした視線を、ユックリ悦子に合わせ
「も…う…、ゆ…る…ヒック…し…て…ウクッ…く…だ…さ…い…」
 涙で濡れる瞳で、悦子に懇願する。
「あら、良い子ね〜…。これだけされて、狂わないなんて、相当耐久力があるのね…。この調子なら、教育のしがいがあるわ」
 悦子はニンマリと笑って、久美を絶望の淵に落とす。

 悦子は時計を確認し
「今、7時45分だから、9時まではまだ時間があるわ…。少し、遊んで上げようかしら」
 久美に告げると、真っ赤に腫れ上がり、ヒクヒクと震えているクリ○リスを、人差し指と中指の腹で、クリクリと撫で上げる。
「あきゅん、あひゅ、ひいぃ〜〜〜〜っ!」
 久美の喉から掠れた淫声が上がり、ビクビクと腰を痙攣させ、愛液がオ○ンコから噴き出す。
「あはははは、イッちゃったの? 処女のくせに、指だけでイケる様に成ったんだ。流石マゾ牝ね…じゃ、これはどう?」
 悦子はそう言いながら、親指と人差し指の爪を立てながら、クリ○リスを摘み捻り上げる。
「あぎゃ〜〜〜〜! くふぅ〜、うひぃ〜〜、あか、あか、うくぅ〜〜〜〜ん」
 久美は腰をガクガクと揺さぶり、更に大量の愛液をオ○ンコから吐き出す。

 久美の反応を見た悦子の表情に、驚きが走り、それが直ぐに酷薄な笑みに変わる。
(あら、あら、この子もう目覚めたのね…。キサラ様が、私達以外は全員マゾだって言ったけど、本当だったのね…。普通だったら痛みで飛び上がる筈なのに、イッちゃうなんて…ふふふっ)
 悦子は絶頂を迎えた久美の頬を優しく撫で
「あら、あら…。気持ち良かったの? 私の言う事をちゃんと聞けば、もっと気持ち良くして上げるわよ…」
 久美に告げる。
 久美の美貌は涙でクシャクシャになり、口からは大量の涎が流れ、鼻からは鼻水が垂れ下がり、見るも無惨な状態だった。
 その顔を覗き込む、悦子の背中にはゾクゾクと甘い快感が走り抜けている。

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