夢魔
MIN:作

■ 第31章 農場24

 志保理は上半身が大きく動かせるようになると、貪るように激しいフェラチオを始める。
 その動きをコントロールするように、京本は志保理のオ○ンコ、アナル、クリ○リスを指で嬲り、舌で愛撫し、お尻や太ももを平手で打ち付けた。
 志保理は野生の獣のように、京本のチ○ポをしゃぶり、その手綱を京本が性感を刺激して操作する。
 志保理の視線がトロリと蕩け、一匹の凄艶な淫獣に成り掛けると、京本がパシパシとお尻を2つ、強く打つ。
 すると、志保理の目の奥に、スッと意志の光が戻り、ユックリと身体を入れ替え、顔を京本に向けた。

 京本は志保理の蕩けた目を覗き込み
「今日はどうした? みんなに見られて興奮しているのか…」
 静かに囁き掛けると
「い、いえ…それだけじゃ有りません…。私、ドキドキしています…、凄く、嬉しくて、ワクワクして…それをみんなに見て貰えると思ったら、もう…おかしく成りそうです…」
 志保理は艶然とした雰囲気を出しながらも、切なそうに眉を歪め、自分の心の中で起きている事を、最愛の管理者に伝える。

 その表情を見、声音を聞き、言葉を理解した京本は、思わず志保理に口吻したく成ったが、グッと押し留まり
「そろそろ、良いだろう…、咥え込みなさい…」
 静かに最愛の奴隷に命令した。
「はい…」
 志保理の瞳の色が濃くなり、頬に朱がサッと走る。
 志保理は四つん這いでスッと京本の脚の間に移動すると、三つ指を付いて頭を下げ
「京本様、この未熟な奴隷を教育して頂き、誠に有り難う御座います。何も持たない、奴隷の感謝の気持ちとして、この処女を捧げ、一生涯心の忠誠を誓わせて下さい。私の身体が誰の持ち物になろうと、この心の主は終生、京本様です…」
 京本に誓いの言葉を告げた。

 京本は上体を起こして、志保理の終生の忠誠を受け取る意志として、ゴロリと仰向けに寝転がり、志保理に身体を任せる。
 志保理はスッと顔を上げると、神妙な表情で京本のチ○ポを見詰め、擦り寄って身体を跨ぐと、両手で捧げ持ちながら、自分のオ○ンコの入り口に押し当てる。
 志保理はグッと自分の膣口に京本のチ○ポを当てると、ユックリと腰を下ろす。
 志保理は出来るだけ滑らかに、出来るだけ力を抜いて、出来るだけ痛みを与えないように、細心の注意を払いユックリと腰を落とした。

 志保理の眉根は深い縦皺が入り、気の強さを漂わす瞳は切なく震え、痛みに歯を食い縛りながらも、京本に苦痛を与えないように、下半身の力を抜く。
 ユックリと飲み込まれる京本のチ○ポには、ツゥー、ツツゥーと赤い鮮血が、一筋二筋と絡み合い、太い流れに変わって行く。
 全ては主人の為。
 自分にどんな痛みが襲おうと、それにより自分の主に不快感を与えない。
 志保理の心の中は、その事でいっぱいに成って居た。
 また、それを見守る京本の心にも、志保理の思いは深く強く届いている。

 志保理の尻タブが、京本の骨盤を感じた。
 それを感じた瞬間、志保理の心は有る感情でいっぱいに成った。
 志保理の尻タブが更に強く、京本の骨盤に押しつけられる。
 もうこれ以上、下がらない。
 そう感じた時、志保理の両の瞳から、ボロボロと大粒の涙が溢れ落ち、志保理の心を満たす感情は、身体全体に拡がって行った。
 それは、甘く甘美な陶酔感であった。
 それは、自分の心を満たす充足感であった。
 それは、自分の全てを委ねられる幸福感であった。
 志保理は自分が思い描いていた、それ以上の多幸感の中で、処女を捧げた。

 京本は志保理を仰向けのまま見上げながら、志保理の涙を見て
「痛いのか…?」
 静かに問い掛けていた。
 だが、京本は解っていた。
 志保理が泣いているのが、痛いからではない事を。
 京本は、感じていた。
 志保理が得も言われぬ感動に似た何かを感じている事を。

 京本は処女を相手にしたのは、初めてでは無いし、その反応も熟知している。
 だが、志保理の見せる反応は、そのどれでも無かったが、そのどれより理解出来た。
 何故なら、志保理の感じている物に近い、多幸感を京本自身感じているからだった。
 愛おしい。
 京本の中に、その言葉が大きく強く響き、抱き締めたい衝動に駆られる。
 だが、自分は管理者で有り、今は多くの雛鳥達が、そのつぶらな瞳を皿のようにして見守っていた。
 京本は志保理の瞳を見詰め[示して導きなさい]と、目で語ると志保理はコクリと頷き、ユックリと腰を持ち上げる。

 今の2人に言葉は要らなかった、京本の身体の動きに、志保理が応え甘く啜り泣き、あえぎ声を漏らす。
 志保理は真っ赤な鮮血を流しながら、京本の股間で舞い、妖しい視線で官能を伝える。
 女生徒達はその淫らで美しく、狂おしくて切ない、女教師の舞いに見入っていた。
 やがてその舞いは、激しさを増し終演の近さを教えると、京本の上体が起きあがり、志保理の身体を抱き締める。
 京本は、抱き締めた志保理に口吻をすると
「これは、言うべきでは無いかも知れない…。だが、言わずには居れ無い。志保理、お前は私の宝だ。心の底から愛している…」
 京本は志保理の口の中に、言葉を送り込んだ。
 志保理は京本の言葉を聞いて、大きく目を開き涙を溢れさせると
「今は、ご主人様と呼ばせて下さい…。私も愛しています、ご主人様…」
 両手を頬に添えながら、舌を深く京本の口に差し込み、貪るように応え京本に告げる。

 志保理の妖しくくねる腰が、ピクピクと痙攣し始めると、志保理の絶頂が近づく。
 京本はその動きに合わせて、志保理を快楽の頂点に押し上げて行く。
「あっ、あっ、あぁ〜っ…、きます…あがってきます…、だ、だめ…とまらない…とめられません…」
 志保理の表情が切羽詰まった物に変わると、京本は優しく微笑み
「我慢せずにイケ…私も直ぐだ、一緒に逝こう…」
 志保理の目を見詰め、静かに答えた。
 その微笑みを見て、声を聞いた瞬間、志保理の子宮がキューンと痙攣し、志保理の背骨を稲妻が駆け上った。
「うきゅ〜〜〜〜〜〜ん!」
 志保理が絶頂を迎えた瞬間の締め付けで
「うっ、くぅ〜っ」
 京本も志保理の子宮に、射精する。

 絶頂を迎え意識の飛んだ志保理は、京本の射精の熱さに意識を取り戻し、その感触に全身が震え上がる。
(こ、これが…SEX…。オ○ンコの…SEXなの…。わたし…もう…なにもいらない…ごしゅじんさまと…これだけで…い…い…)
 全身と心を満たされた志保理は、京本に身体を預け、意識を飛ばした。
 京本も志保理とのSEXの快感に驚きながら、優しくその背中を撫でる。
 ジッと見守る100人を超える女生徒達は、その光景を無言で見詰めていた。
 そのSEXを見詰め、誰1人ピクリとも動かない。
(このままで終われば…う〜ん…80点ね…。やっぱり、ちゃんと礼儀は示さないとねぇ〜…)
 そんな中、キサラは冷静に、その点数を付けていた。
 すると、キサラの視線を感じたのか、志保理は頭を持ち上げ、行動を起こす。
 その行動を見てキサラは志保理に120点の評価を付けた。

■つづき

■目次4

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊