息子、有貴は私だけのモノ
riko:作

■ 3

翌朝、何事もなかったように有貴は元気に登校した。

由美は何をどうすれば良いのか? 計りかねていた。

有貴が帰ってくるまで、悶々と過ごした。

4時前に有貴は帰ってきた。

「ママーただいまー」と。
「有君に座りなさい」と、自分の前のソファーを指差す由美。
「その前におっぱい」と、有貴は襟ぐりから手を差し込もうとした。
「やめなさい!!」
由美は有貴の手を振り払った。
「ママ、何をそんなに怒ってるの?」

「有君今から聞くことに正直に答えてね。いい?」
「うん」
「リビングのDVD見たでしょ?」
「見てないよ。そんなの知らないよ」
「ウソ仰い!」
滅多に起こることのない由美に慄く有貴。

「どうなの? 見たの? 見てないの?」
「見た……」
「やっぱり…」
「でもね、知らなかったんだよ。そんなのが入ってるなんて。ママがお買い物行ってる間に何か見ようと思ったら入ってたんだもん」
「それは分かるわ。で、見てどう思ったの?」
「ママにもね」
「何?」
「ママにも気持ちよくしてあげたいって思った」
「あぁーなんてこと言うの?」
「見てたら、おちんちんが大きくなったんだ」
「それで、昨日おっぱいにあんなことしたの?」
「そう。ごめんなさい」

「もう、これから有君は自分の部屋で寝なさい」
「イヤだよ! ママがそんなこと言うんなら、僕パパに言うからね! ずっとママのおっぱい吸いながら寝てたこと。言ってもいいんだね」
「有君ママを脅すの?」
「脅してなんかいないや。本当のことをパパに話すだけだもん」

「あぁーお願いそれだけは止めて」
「ママはパパに言えない悪いことを僕にさせてたんだね!」
「…… 」

「そうなんだね! パパに電話するから」と、有貴はリビングのハンディホンを手にした。
「有止めなさい!」と、取り上げる由美。
「ママがもう僕と一緒に寝ないって言うからじゃないか! 返してよ!」
「分かったわ。これからも一緒に寝るから、パパには言わないで」
「それだけじゃダメだよ! おっぱいも今までどおりチュチュさせてくれないと!」
「あぁーもう、分かったから」

由美は暗い気持ちで夕飯を作り、有貴に食べさせた。



お風呂から上がると、有貴は目をキラキラと輝かせてベッドで横になっていた。
有貴の横に滑り込む由美。

「ママぁ〜待ってたよ。おっぱい頂戴」と、ネグリジェのボタンを外しぷりんとした乳房を取り出し口に含む有貴。
「有君お願いだからそんな吸い方しないで」
気持ち良さに、思わず声が漏れそうになる由美。
「ママが許したんだから、どうやって吸ったって僕の勝手でしょ? あぁ〜ママのおっぱい美味しい。ママ、気持ちいいの? あのビデオの女の人みたいに声出していいよ」
「何言ってるの?!」
「こうするとね、あのお姉さん気持ちよさそうだったよ」と、ペロペロと乳首を舐め上げる。
歯を食いしばって耐える由美。
有貴が早く寝ますように、と。。


有貴が早く寝ますようにとの由美の思いも空しく、この日の有貴はなかなか眠りに落ちることはなく、乳首を攻め立てる。
「有君もういいでしょ? 寝ましょうね」
「まだダメ。明日は土曜だから学校はお休みだもん」
曜日まで恨めしく思う由美。

擦り寄ってくる有貴。
由美の太股に違和感が。
硬いモノを有貴が押し付けてくる。

「有君何やってるの?」
「こうすると気持ち良いんだもん」と、更に有貴は自分のペニスを由美の太股に押し付け腰を動かせた。
「あぁ〜ママ気持ち良い〜」
熱に浮かされたかのような有貴。
そんな有貴をどうすることもできない由美。

「あぁ〜ママなんか僕変。おちんちんから何かが出そう。昨日見たビデオの男の人のおちんちんから出てた白い液が僕にも出るのかなぁ? ママぁ〜」と、激しく由美の太股でおちんちんを摩擦する。

「ママぁ〜出るぅぅぅ〜」と、体を震わせガックリと力が抜けた有貴。
精通を果たしたのだ。

途方に暮れる由美。

「パンツとパジャマ汚れちゃった」
「シャワーして着替えてらっしゃい」
「うん」

混乱した由美の頭は何も考えることができはしなかった。

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