縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第2章「ゲーム・サークル アトランティス倶楽部」11

−チャットえっち!−

「ねね? あづみさん。 今、貴女のオマ○コ、濡れてるでしょ!?」と浩二(masterkoji)が平然と聞いた。

ドキッとして、鼓動が早くなる・・・

今まで、あづみに対して直接的な性表現をしてこなかった浩二に、いきなりあづみの心の奥に踏み込まれた感じだ・・・。
事実、身に起こった恥ずかしい出来事を、思い出しながらキーを叩く時のあづみは、秘奥からしとどに蜜を漏らし、チャットが終わるといつも一人で慰めているのだった。
今も、ショーツが重くなるほど蜜を滴らせている。
一番思い出したくないはずだった、地獄の淫夢を回想し、キーボードを叩きながら、何度も乳首を抓ったり、敏感な肉芽をショーツの上からなぞりあげたりしていたのだ。

「はい・・・」

浩二に素直に答えて打った文字に、あづみ自身が驚くほど興奮を覚え、クチュと音が出たと思えるほど蜜壷から愛液をこぼした。

「パンティ、ベチャベチャで気持ち悪いねぇ〜。  脱ぎましょうか?!」
―見透かされてる…
「・・・ハイ」

あづみは回線の向こうにいる浩二に見えるわけでもないのに、コクリと頷き『はい』の文字を送信した。

未来の寝息を確認した。

あどけない顔をしてよく眠っている未来に、申し訳ない気持ちがする・・・。
未来が眠るすぐ傍で、スカートに手を潜り込ませ、ショーツを引き下げた。
想像通り、2重になったクロッチ部分にはあづみの淫汁がベットリ付着していた。

あづみはチェアに浅く腰をかけなおし、浩二の次の言葉を待った。

「あづみはね、今の幸せな生活を壊したくはないけど、“恥ずかしい自分”を見て欲しいんだね^^」
―そう! 見て欲しいの…
「・・・・」

「これから俺とチャットする時は、ショーツを脱いでログインするんだよ!」

「いいかい!?」

「・・・ハイ。」

「今、おこちゃまは良く寝てますか?」

「はい」

「そっか^^ じゃ着てるもの、全部脱いじゃいましょう!^^」

「全部・・・ですか?」
「そっ! 全部だ!^^」

「・・・・・・ハイ・・・」
脱いだ振りをしようかとも思った。
どうせわからないんだから・・・。

―でも、この人が私の身体の奥底の悪魔の炎を鎮めてくれるんだわ。
素直に言われるまま従ってみようと思った。
音を立てぬように全裸になった。

時計は1:00になろうとしていた。
昼間は、異様に暖かい日が続いていたが、さすがに深夜になると夜は冷え込む。

しかし身体は火照り、素肌の尻に触れる椅子の冷たさが心地よく感じる。
脱ぎ終わったと浩二に伝え、大きく息をついた・・・

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