縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第5章「魔手」8

「せ、せんせい!」
と叫ぶと同時に、陽子の体が踊り、があづみのピンクのスカートを大きまくりあげた。
上半身から繋がる赤い縄が、秘裂を割り裂き、あづみの白い大腿が淫汁で濡れ光っているのが目に入った。
あづみの股間から数センチ飛び出ているバイブの根元が、押さえつけている赤い縄を突き破ろうとしているかのように、モーター音を響かせながら小さな円を描いて蠢いている。
−なんて卑猥な光景なの…

「いやぁ〜〜〜〜お願い、陽子ちゃん…やめて・・お願いだから…許して…」
あづみがうろたえ、スカートを引き下げようと必死で許しを請うほどに、ゾクゾクする感覚が陽子のなかで大きくなってくる。

「先生って変態だったんですね!」
妙に醒めた冷たい言葉を吐いた事に陽子自身が驚いてしまった。

「いっ、言わないで…陽子ちゃん…」

「せんせい^^ 股に何を挟んでるんですか?」
「……  あああぁぁぁ…」
「バイブでしょ! いい加減止めてくださいよ! そのいやらしいもの!」
「何故だかわからないけど、止まらないの…」
「何ていやらしいんでしょう!」
「…いやぁぁ… 言わないで…」
「せんせい^^ 誰かに無理に挿れられたんですか?」
「……」
「ね! せんせい^^」
「…いいえ…」
「じゃ、自分で挿れてここまできたんですか?」
「…ええ…」
「まぁ! 先生ったらこんな趣味をおもちだったんですねぇ!^^ビックリしちゃった^^」
「……」
陽子は明らかに興奮していた。
−わたしは、あづみ先生を言葉で弄って悦んでいる…

目の前の、バイブに翻弄され恥かしくて消え入りそうな風情のあづみを見下ろすことで興奮している自分に驚いている。
ジュクジュクと、淫らな淫汁が湧き起こっているのを実感し、さらにあづみを恥かしい目にあわせたい衝動が突き上げてきた。

「じゃこんなことされるの、好きなんでしょ!? あづみせんせい!」
陽子はあづみの乳房を力いっぱい握りしめ、乳首を抓った。

「ぎぃやああああぁぁぁ〜〜〜〜! ・・・(;´Д`)ウウッ… ぁあああ… 許して…」
あづみは身体をガクガク震わせ、椅子の上で仰け反りながら、逝ってしまった…
−えっ、ウソ…

暫くして、息が整いかけたあづみの髪を指で撫ぜながら
「せんせい^^ こっちへ来て^^」と陽子は、あづみを抱きかかえるようにして、立たせた。
奥の部屋のベットまでゆっくりと運び、あづみを横たえた。

「先生、綺麗ですね^^ さっきは酷い事をしてごめんなさい。」
あづみの頬に、キスをしながら陽子が囁いた。

「ああぁぁ…陽子ちゃん…」

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