縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作

■ 第6章「大阪出張」2

「許しだなんて^^ でも、貴方達、お似合いのカップルだと思うわ。
幸せにしてあげてね!って言うのはまだ早いかしら?! ウフフッ^^」
「はい^^ それはまだまだ先の話ですよ、先生!^^」

「そう^^ 最近、陽子ちゃんが色っぽくなったのは、貴方のせいだったのね?! うふっ^^」
意地悪のつもりで、横田の顔を覗き込んだ。

「そ、そうですか?! そんなの関係ないですよ^^;」
ドギマギする横田の仕草が、妙に可愛い感じがして、この子なら陽子にピッタリだとあづみは思う。
最近の陽子の態度に、あづみは少しだけ合点がいった。

帰る間際、木島への業務連絡の電話の最後に、『貴女! そろそろ二回目の手入れをするタイミングなんじゃないの?』と言われた。
脱毛施術後の写真を無断で撮り、勝手にパンフレットに使用された憤りは、まだ収まっていない。
しかしもう、そんなことはしないだろうし、それに今度は東京へ行かずとも博多で出来る。
先週、あづみの店にもレーザー脱毛機が設置されていた。
確かに、ちらほら生え始めた恥毛が、とても気になっていた。
レーザーが、反応しなくなるので、抜くのはダメですよと、スタッフにいわれていたので、投稿する画像に無精髭のように写ってしまい、とても嫌だった。
手帳帳をめくり、明後日、営業が終わってからに、スケジュールを決めた。
また、ツルツルの秘丘を手に入れられる事が、何となく楽しみになる。

---------------

マンションに戻ってホームページを見た。
♪マリコ♪、麻耶♪それぞれの陰りの無い綺麗な秘丘が、とても羨ましかった。
もうすぐ、あづみも再び手に入れられると思うと嬉しくなってくる。
それに明日は、「★調教氏」の命令を実行するよう言われていたのだった。
大阪からの帰りの新幹線で、あのリモコンバイブ装着を言われている。
秘書の横田が一緒なら出来ない事を伝えてあったが、別の用事で同行できなくなったので、一人新幹線で帰ってくるスケジュールになった。
その事を、★調教氏にメールを送ってからベッドに潜り込み、あづみは眠りについた。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊