縄奴隷 あづみ
羽佐間 修:作
■ 第7章「姦計」2
裸で処置台に横たわった。
無毛の秘丘も、乳房もすべてさらしている。
周りには、スタッフが4、5人立ってあづみを眺めている。
エステカタログで、既にあづみのこの陰りのない秘丘の事は皆が知っているはずだ。
提携病院の高瀬クリニックの医師が、あずみに施術の説明をしていたが、やはり恥かしくて、上の空で聞いていた。
「じゃ、麻酔をしますよ。麻木先生」
「え? ま・す・い?」
「ええ〜、いやですね^^ 今、説明したじゃないですか。
無痛全身脱毛で、お客様のチョイスで、全身麻酔が選択できるって〜^^」
「え、えぇ、そうだったわね…」
隣に立つ陽子と目が合った。
綺麗になった秘丘を今始めて陽子にも見られている。
結局、あれ以来、陽子と肌を合わすことはないままだった。
横田という恋人が出来たことだし、今後二度とないだろう。
今日は、認定脱毛士資格を勉強中の陽子が、施術してくれるという。
こんな形で陽子に、無毛の恥丘を見られることになるなんて…
−陽子ちゃんにも、みんなにも裸を見られるのは恥かしいし、寝ている間に済んでしまうならそれもいいかな?!
「じゃ、お願いするわ」
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