堕ちる貞女
一二三:作

■ 第3章14

「あの人達、私達の事知ってるのかしら、気持ち悪いわ」
「何か余所余所しいわね、好いじゃないの、近い内に私達と同じ事に成るらしいよ、舎監と義男君が話していたから」
 軽蔑の視線を全身に浴びている感じで食事を済ませ教室に這入りました、敏子は授業に出ても昨夜の事が頭の中を駆け巡り、無意識の内に指が股間に忍び込みます、股間はグッショリと濡れています、ウットリとなって勉強なんか手に着きません、早く時間が経つのを待つばかりでした。
 午後3時、授業が終わり舎監室に這入ると。
「お帰り、奥に来て」
 今朝までSEX漬けに成って居た寝室です、壁に貼り付けられていた写真は有りませんでした。
「如何ですか、落ち着きましたか、チンチンが恋しいでしょう、今日からは気兼ね無く腹一杯出来るのよ、此れタクシーチケットと携帯電話とコンドーム、先ず此のピルを飲みなさい、で、敏子ちゃんは是、智子ちゃんは是、書いてあるホテルの部屋に行きなさい、終わったら携帯電話で1に電話して其の指示に従いなさい、泊りの時はホテルと部屋番号を連絡しなさい、朝は7時までに絶対帰って来なさい、若し、帰して貰えない様だったら携帯電話で0を押しなさい、何も言わなくても係が掛け付けますからね、分りましたか、何か質問は有りますか」
「危険を感じた時も0で良いのですか」
「其の通りですよ、GPSが這入ってますから、居場所は直ぐ判りますからね、其れでは私服に着替えて直ぐに出かけなさい、遅れない様に帰って来るのよ」
「ハイ、行ってきます」
 平日の多い時は1日5人、少ない時でも1日2人とSEXし、土日は朝から10人以上を相手する日も有りました、管理された組織の中で、性処理用牝に改化される日々が続きます、ドップリとSEX漬けになりザーメン中毒になった敏子達でした。
 約1か月経った月曜日、舎監室には別の人が居てあのオバさんは居ませんですた、朝帰りの敏子達が舎監室に這入ると理事長以下、学園の幹部が詰めていました、体育部長に腕を掴まれた敏子は、何も分からず奥の寝室に這入ると其処には既に30人程が押し込まれていました。
 敏子は此の雰囲気で咄嗟に重大な事だと察しました、舎監室は狭過ぎると云う事で反省室に移動しました、全員で56人居ました、中には中学部の生徒も2人居ました。
 理事長の説明によると、此の売春組織を遣って居たのは、暴力団○×組、組長長男真一と舎監が立ち上げた売春組織で、真一が高校部の頃、同級生の女生徒を部屋に連込んで輪姦したのが元で舎監から注意された時、逆に舎監を脅して組が経営しているSMクラブに連込み、地下の拷問部屋で舎監を裸にした時舎監の正体が判ったのです。
 乳首には縦横にピアスを入れ、乳房の谷間から臍に掛けて男根の刺青が有り、恥丘には【奴隷NORA】の刺青があり、ラビアには4G、40mm、のリングピアスが4個着けられていて、此れを観た組の若頭が。
「コラ、ババァ、我マゾか、面白い、きついのを受けてみるか」
「ハイ、頂きます」
「鞭か、蝋燭か、針か、電気か、其れとも拳か、何でも遣るぞ」
「アハイ、お任せします」
「飼い主は誰だ」
「元は校長でしたが、今は居ません」
「其れでウチの若を垂らし込んでこんな事遣ったのか、フテー野郎だ」
「其れは違います、私は注意しただけです」
「ジャー、何で此処に来たんだ、若を困らせたんだろう」
「そんなー、私は職務柄注意しただけです」
「オイ、お前ら、分る様に示し付けて遣れや」
 全身刺青の暴力団の若衆3人に徹底的に責めぬかれ、毎月1千万円の上納金を支払う事で話が着き、売春組織設立となったようです。
舎監は即刻組の計らいで国外逃亡したとの事でした、関係していた男子学生は全員退学で、後の事は父兄と話し合って処置するとの事でした。
 其れから1か月後が今の敏子です、セックスの味を知って3か月、二十歳にしてノーマルSEXでは身が持たない、被虐嗜好の身体に生ったのです。
 母と姉妹が、此れから辿るM牝奴隷の道には、どのような試練と運命が潜んでいるのでしょう、只管多くの御主人様の寵愛を受け、御主人様好みの身体に成長させて頂き、至福の10年後20年後を報告出来る日をご期待下さいませ。

【完】

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊