桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作
■ 23
「やだっ……こっち見てる……」
プールでの補習は桜怜が女性教師とマンツーマン、男子たちは向こうで男性教師の指導を受けている。
それなりに距離がおかれているとはいえ、男子たちは教師の話などそっちのけで桜怜のスクール水着姿を見ている。
実際、桜怜のスク水姿は見るなというほうが無理なほどセクシーなものだった。
ビキニほど露出がないと言っても、Mサイズの水着は桜怜のお尻に食い込み、豊満なお尻はほぼ見えている。
さらにどんな男でも釘付けにするだろう、17歳の美少女のJカップというありえないバスト。
水着の中にバスケットボールを二つ仕込んでいるようにしか見えない大きすぎる胸。
その大きすぎる胸が今にも水着の生地をはちきりそうだ。
「恥ずかしい……! 見ないでぇ……!」
桜怜はひたすら羞恥に耐え、教師が話している間は体操座りで体を丸め、胸を目立たないようにした。
それでもひとたびプールに入れば薄い生地で覆っただけの爆乳を披露してしまうことになる。
「いや……早く終わって……!」
桜怜は心から願った。
男子たちは少し離れてプールに入っているクラス唯一の女子から目が離せなくなっていた。
制服姿でもセクシーすぎる超グラマラスボディが、今はスク水一枚だ。
男子たちはもう言葉も出さず、桜怜のありえない胸を見ながらビンビンの自分の勃起を海パンの上から刺激していた。
「あ……ありえねぇ……グラビアでもあんな胸見たことねぇ……」
男子の一人が言う。
「制服でもヤバいくらいデカく見えたのに……さすが桜怜ちゃん……」
「いったい何センチあるんだよ……」
男子はもう下卑た笑いも浮かべず、桜怜のボディにただ驚嘆していた。
「今すぐにでも触りてぇ……」
「三人がかりでも手に収まらなさそうだな……」
「太ってもねぇのに……デカすぎだろ……」
適当に泳ぎつつ、男子たちが言葉を交わす。補習ももうすぐ終わりだ。
「はい、小川さん、今日はここまでにしましょう」
25メートルを何本か泳ぎ、プールサイドに上がってきた桜怜に教師が言う。
「は、はい、ありがとうございました……」
桜怜が答え、教師がプールから出て行く。
男子の補習はまだ終わっていない。
「戻ってくる前に……着替えちゃわないと……」
桜怜が呟き、足早に更衣室へ入る。
「ちっ……! 桜怜ちゃんの補習終わっちまったぜ……」
「俺らが終わる前に出て行く気だな……」
「くそっ……早く終われ! 着替え見れねぇだろ!」
男子たちが言う。
「よーし、あと一本泳いだら終わりだ」
教師が言う。
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