親子三代の軌跡。
sadoken:作

■ 鹿鳴会会員証

局長が奥の部屋からノートPCを持って来て奴隷誓約書を作成し、
「之から此処の決まりを教えて置く、よく覚えて置きなさい、此の会は財団組織に成っていて名称を【鹿鳴会】と云う。奴隷の入会は、奴隷誓約書に署名押印した時点から会員となる。
1、会員には会員証として指輪が与えられる、御主人様はこの様に口型で、中に大文字のイ
ニシャル頭文字が彫られている、奴隷は紀子が嵌めて居る様にハート型の中に小文字のイニシャル頭文字が彫られ、1度指に嵌めたら外す事は出来ない。奴隷は、何時何処でも、此の指輪を着けて居る御主人様から、声を掛けられたら拒む事は出来ない、どの様な場所でも、例えば街中、公衆の面前でも、裸に生れと言われれば素直に裸に成らなくてはならない、日本では無いが外国では日常だ。世界中には此の指輪を着けた御主人様が、現在約600人、日本では約40人居られるから其の積りで居なさい、其の御主人様から解放されたら、直ぐに専属御主人様に、詳細を報告しなければならない。
2、奴隷は原則全裸で行動し、許された、時、所、に限り着衣を許される、但し下着を着け
てはならない。着衣、手回り品は全てブランド品を着用しなければならない。
3、奴隷には生きて行く為の衣食住、全ての諸経費が無償で与えられる。職業は自由に選択
出来、其の報酬は奴隷個人の物となる。
4、奴隷の日常。AM6.00起床。6.50聖水拝受、身体検査。7.00朝食。其の後御主人様の指示が無い限り、原則AM7.00〜PM6.00の間は各自が自由に使用出来る時間で有るが、向こう1ヶ月のスケジュール表を月末に提出して、御主人様の了承を得なければならない。尚、土日祝祭日はイベントや特別調教が予定されるので是が優先する。PM6.00以降自分の仕事が無い者は、御主人様の指示に従い、全員終業後既定の調教を受ける事。
5、日常の雑経費。交通費、交際費、嗜好品等諸雑費は各自に与えられている携帯電話機によって支払い、クレジット不可の場合は現金で支払い、個人名で領収書を貰い鹿鳴会に提出して現金を受領する事。友人等との交際費は割勘等にしないで、極力自分で全額支払うよう努める事。依って自分の財布には常に10万円以上の現金を持っている事。
6、身体の手入れ。起床したら剃毛、浣腸をして、各自が指示されている物を着けて状態を維持し、何時でも御主人様を受け入れる事が出来る身体にして置く事。
7、奴隷の資産。奴隷の資産は御主人様が認可しない限り、自分の金銭、資産でも、何人にも貸与貸借してはならない、例え会員同士でも之を禁じる。奴隷が死亡した時の遺産は法律によって相続される。但し遺言書が有る場合は遺言書が優先する。
以上はお前が此処に居る限り守らなければならない規則だ、此の規則を守って居れば何不自由無く最高の悦楽を与えられ、唯一お前達の日常の付き合いで、親族友人知人に優越感を味わえるのです。其れでは此の誓約書に署名して拇印を押しなさい」
博美は奴隷誓約書に署名捺印して鹿鳴会淫奴隷としての道を歩む事に成りました。

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