隷属姉妹
MIN:作

■ 第4章 突き付けられる選択2-3

 笠原の鞭が、ピシパシと両方の乳房を叩き、恵美の身体が逃げるように動く。
 その動きで、思わぬ場所がチ○ポで擦られ
「あはぁぁぁっ!」
 恵美が大きな声で喘ぐ。
 次第に笠原の鞭は、身体中に降り注ぎ、恵美の動きをコントロールし始め、恵美は虚ろな目でハァハァと荒い息を吐きながら、グネグネと淫らなダンスを踊り、大きく開いた股間から、ボトボトと愛液を滴らせていた。

 やがて、恵美の太股がガクガクと震え始め、限界を知らせると、笠原は鞭を置き、恵美の首輪のリードを掴んで引っ張る。
 足腰に疲労が溜まった恵美は、耐える事もできずに前のめりに笠原の身体に倒れ込むと、笠原は恵美の身体を抱き留め
「今度は、そのでかいオッパイで愉しませろ」
 恵美に命じると、恵美はコクリと頷き、笠原の胸に乳房を押し付け、腰をグラインドさせる。
 M字騎乗位依り、遙かに身体の負担が減った恵美は、笠原の胸板に乳房を押し付けこね回し、チ○ポを擦り上げた。
 体位が変わって、直腸に対する刺激が変わり、恵美は再び快感点を探す。

 すると、直腸内の笠原のチ○ポが、ハッキリと知覚できる事に気付き、内心で驚きながら、身体をくねらせる。
(さっきの体勢より、こっちの方が良いかも…)
 恵美が、白濁する意識の中で、そう思った時、笠原の手が肩を押し、恵美の上体を起こさせた。
 恵美は、笠原の行動に何の抵抗もせず上体を起こすと、笠原も上体を起こしながら
「おい、そいつを両手で持ち上げろ」
 恵美の乳房を顎で示し命じる。
 恵美が言われるままに、両手で乳房を掬い上げて捧げ持つと、笠原が右の乳房を握り、左の乳房にかぶりついた。
 恵美は、一瞬驚いたが、それ以上に左の乳房から流れ込んだ、電流のような刺激に驚く。
 笠原が口に含んだ恵美の左乳首を、吸い上げながら舌で転がしたのだ。
「あはぁぁぁぁぁっ」
 大きな声を上げ、天井を見上げた瞬間、恵美の中に有る笠原のチ○ポの形が、依りハッキリと恵美に感じられる。
 乳首が受けた快感に、直腸が収縮して締め上げたのだ。
 その瞬間、恵美の身体が強い力で引き上げられ、ズルリと数p笠原のチ○ポが吐き出される。

 この動きで、笠原のチ○ポを締め上げた腸壁が、今迄に無い強さで擦り上げられ
「あひぃぃぃぃぃぃっ!」
 恵美が一際高い声で鳴いた。
 そして、間髪入れずに、笠原が左の乳首を甘噛みし、右の乳首を爪を立てて抓り上げる。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁっ!」
 恵美の上げる声が、更に一段高く成って、引き攣るような声を上げ、ビクビクと全身を痙攣させると
「逝く時は、何て言うんだ!」
 笠原が左乳房から口を離し、恵美に言い放つ
「あくぅんっ!イクっ!イッちゃうのぉぉぉぉっ!」
 恵美は、固く目を閉じて天井に顔を向けたまま、ビクビクと全身を震わせ、絶頂を迎えた。

 恵美の痙攣は、数秒続き、直ぐに全身から力が抜けて、ガクリと崩れ落ちて笠原の身体に覆い被さる。
 笠原は、恵美の身体を受け止めながら、ベッドに身を預けると、右手を振り上げ恵美の尻朶に、強めの平手打ちを打ち付けた。
 パシーンと小気味良い肉を打つ音が響き、悲鳴が上がると思いきや
「あくぅぅぅぅんっ」
 上がったのは、鼻に掛かった甘い嬌声で、恵美の身体は、再び強い痙攣を起こす。
(へっへっへっ…。どうやら、媚薬が本格的に効き始めたな…。さて、本腰入れるか…)
 笠原は、ニンマリと笑みを零し、恵美の頬を張って強引に目覚めさせる。

 蕩けた逝き顔の恵美の目が、ユックリと開き、朦朧とした視線を笠原に向けると
「どうだ、気持ち良かったろうが?」
 恵美に短く問い掛けると、恵美は一瞬ピクリと頬を跳ねさせるも、コクリと力無く頷き
「はひ…、きもちよかった…れす…」
 呂律の回らない口調で答える。
 笠原は、一瞬の恵美の躊躇を見逃さなかったが、恵美の躊躇の際に浮かんだ一瞬の表情は、紛れもなく羞恥だった。
 この恵美の表情に、笠原はゾクリと背筋を震わせる。
(おおっ。こいつは、マジで掘り出し物かも知れ無ぇ…。身体の反応は、マゾっ気タップリな上、相当の好き者だ…。だが、こいつの性格は、真反対。クソ真面目な良識家で、羞恥心が無茶苦茶強い。その上、頑固と来てやがる。こういう奴は、どんだけ恥を晒させても、根っこの所には羞恥心が残る。それが、俺達みたいな奴らを、煽ってるって気付かずにな…。こいつは、好事家に売ったら、相当な値が付く上玉じゃ無ぇか…)
 笠原は、恵美の資質を見抜き、内心でほくそ笑みながら舌舐め擦りした。

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