逆トラップ
Reiji:作

■ 13

「今夜は誰もいないの。」
 聡美は自分の部屋にアキラと二人だけでいた。
 ベッドに腰掛けて、アキラは聡美を抱き寄せてキスをした。アキラの○ニスはもう勃起をしていた。聡美の乳首は尖ってブラの内側にこすれていた。

「眼鏡かわいいね。それに今日のヘア・スタイルも好きだよ。」
 聡美はカールさせた髪をストレートにしてセンター分けにして、後ろで束ねていた。

 アキラに髪の間から出した耳を触られ、聡美は身体がピクっとした。クレバスが膨らみ、花弁が開いて湿り気が溢れた。

 アキラは聡美の白のポロシャツを脱がせ、アンダースコートの附いたピンクのチェックのマイクロ・ミニを足首まで下ろした。

 胸の谷間がくっきりと見える薄いピンクの花柄ブラに、クレバスだけに布があてがってあるネイビーのレースのスキャンティーだけの格好に聡美をすると、アキラも服を脱いだ。○ニスは青筋がたつほどに勃起して下腹に張り付きそうだった。ザーメンタンクは生殖液でパンパンだった。

 ブラをはずすと、Dカップの胸は自分の重みで垂れてゆれた。スキャンティーの紐を解き脱がそうとしたが、聡美がピッチリと脚を閉じたままなので股の間にそのままになった。

「聡美、隙間がないからスキャンティーが取れないよ。それに聡美のヘアーがすごいからね。」

「いや、峰子と比べているの。」

「そうだよ。峰子はスレンダーだったから脚閉じても、隙間があったし、ヘアーも薄かったからね。」

「そんな事言うアキラなんていや。」
 聡美はそう言うと、身体をねじってアキラに背を向けた。

「じゃーいいよ。聡美としない。これから峰子と会って、セックスするから。溜まった濃いザーメンを峰子に出してくるから。」
 アキラは勃起したままの○ニスを押し込むようにトランクスをはこうとした。

「いや、いや。」
 聡美は立ち上がってアキラにしがみついた。

「聡美、セックスしたい?」
 聡美は黙ってうなづいた。スキャンティーは落ちて、聡美の性器を覆う物は濃いヘアーだけだった。ヘアーも聡美のクレバスから溢れた愛液で根元がじっとりしていた。

 アキラは聡美に○ニスをしゃぶらせた。聡美は亀頭を全部口の中に入れると、舌で嘗め回した。

 アキラは急速に聡美とセックスをする気がなくなっていた。峰子のスレンダーで敏感な身体を思い出すと、今すぐに峰子とセックスがしたくなった。

 アキラは聡美にフェラチオをやめさせると、机に手をつかせ、バックから犯した。峰子を思い出すとあんなに柔らかく亀頭を包み込んだ聡美の膣も、ゆるゆるの穴に思えた。

 聡美は膣の壁をアキラの亀頭が押し広げながら、壁をこすり付ける快感に背中をそらしてしまった。
アキラが○ニスを激しく前後させると、「あーー、あ、あ、あ、いい、あーーもーーいっちゃうーー。」と絶頂に達しそうになった。

 アキラは聡美が自分だけ感じてるのを見て、ただの淫乱だと思い、もうセックスをやめようと思った。わざと大きく2回突き入れると「あーーいっちゃったよ。」と言って。○ニスを聡美から抜くと、「ごめん、今日は兄貴が帰ってくるから、もう帰らないといけないんだ。」と言って服を着た。

「もう一回だけして。」と聡美は言ったが、アキラは無視した。

「ごめんね、それじゃ。」とアキラは帰ってしまった。

 待ち合わせた場所に峰子が立っているの見て、アキラはほっとした。

「来てくれてうれしいよ。もう会ってくれないかと思っていた。」

 アキラの言葉にも峰子は黙ったままだった。二人とも無言のまま、時間がたった。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊