授乳女教師
Tsuka:作

■ 真知子の回想5

しかし時間が経つに連れてその事にも慣れていった。今の夫と結婚して家庭を持ったのも精神的な安定剤になった。

見合い結婚だが、幸いにも夫は良くしてくれる。ただそんな状況下で、牧野から『鉄の女教師』真知子への思いがけない恋の告白を受けた時は、思わず素の部分を出してしまった。
そのうえ自分の性格を見抜かれた事にも驚いた。
牧野から恋の告白を受けたあの時……真知子がいとおしみ、もの悲しい表情を刹那に浮かべたのは、心からの告白を受けたのが生まれて初めてで本当は非常に嬉しかった事と、それを素直に受け止める事が出来ない状況を憂えたのだった。
元々母性本能が強い真知子は出産して益々母性が強くなり、年下の少年に恋心を打ち明けられた時は思わず胸がキュンとなった。
だが今の環境を壊す勇気は無く、突き放すという辛い選択を選んだ。
真知子にとっても苦渋の選択で心苦しかったのだ。
(でも保健室での搾乳を覗き見たのが牧野君で良かった…)
これが他の生徒だったらどうなったか分からない。まして前田のような輩だったら欲情して襲われたかも知れない。そう考えると恐くなる。
保健室で搾乳を覗き見した事を問い詰めたあの時、真知子は彼が逆上して、てっきり襲われるものだと思った。
牧野の目には強い意思が感じられて、レイプを企てた前田のあの時の目とシンクロしていた。

真知子は正直怯えていた。牧野も不思議に思っただろう。
ただ実際は告白しようか否かを逡巡していただけで襲うなどとは微塵も考えていなかったのだ。

彼は異性、特に年上の女性に興味津々でいたずらっ子な一面を持っているが、案外優しくて純粋なのかもしれない。

(牧野君だったら誰にも言わなそうだし……彼なら信じても安心ね…)
真知子は彼に心を許してしまいそうな感覚になった。彼女の脳裏には冷たく突き放され、うなだれて哀しい顔をする牧野の姿が浮かぶ。
鉄の女教師・真知子の観点からすると当たり前の言動に思えるが、女性・真知子の観点からは胸がチクリチクリと痛む思いだ。
(ちょっと冷たくしすぎたかしら?あの子……本当に私を好きそうだったわね…どうして今の私なんかを…?)
首を捻ってしまう。

真知子は母乳で更にパンパンに大きく張り詰めた自分のJカップ爆乳を見やる。今日も大量に母乳が分泌されて痛くなるまで張ってしまう。学校にいる時だけで4回も搾乳した。
母乳パットも人目に隠れて毎日のように交換している。授業中も母乳が溢れ続ける。母乳パットがグッショリ濡れてブラジャーまで濡らし、ブラウスにぴったり貼り着いてスケスケにならないかと心配する始末だ。
女教師のブラウスが噴き出る母乳で濡れてブラ透けになり、量感あふれる爆乳をクッキリ浮き出たせる…。
ある意味で裸の乳房よりもエロチックで興奮する光景だろう。
とても赤ん坊一人への授乳だけでは到底追いつかない。真知子の母乳量だったら5、6人の赤ん坊くらいはまとめて授乳で楽々賄えてしまいそうだ。
母乳も母性も持て余している真知子は乳母も充分に務まるだろう、まるで母乳のデリヘル状態だった。
出産を経て、タプンタプンの巨乳はさらに肉付きが増してダプンダプンの爆乳になる。ただでさえ大きいHカップの爆乳が母乳を蓄えてJカップになってしまった。

一般的に巨乳と呼ばれるのがEカップからだとすると、それより5サイズも上回る事になる。ホルスタインも顔負けの母乳量を誇る101センチ爆乳だ。
(この胸に惹かれて…?でもそれだけじゃなさそうね……。そう言えば牧野君ってお母さんを早くに亡くしているんだったっけ。私に母親の幻影を重ね合わせているのかしら?)
彼女の中で一層彼に対する母性本能が目覚める。そう思うだけで乳房に母乳がジクジクと沸き上がるのが自覚できた。

真知子は大きく張り詰めた爆乳にブラウスの上からそっと手をやる。美しいフォルムを描いた見事な美爆乳だ。
(少しだけなら……)
真知子は自分が彼に裸の爆乳を晒して、優しく乳房を与える姿を想像する。彼は狂喜して真知子のスイカップバストにすがりつくだろう。
そして綺麗な乳首をくわえて、甘い母乳を美味しそうに飲み込むに違いない。あっという間に羞恥心が沸き上がる。真知子は一人で顔を赤らませた。

(いや、駄目よ駄目。私は先生で彼は生徒だもの。そんな事出来ないわ…)
想像を打ち消すように大きく左右に首をブルブル振る。首の動きに合わせて101センチの柔らかミルク爆乳もプルプル震える。
(大丈夫、大丈夫よ。牧野君ならきっと気持ちを変えてくれるわ)
何の根拠も無いが強引に丸め込む真知子だった

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