授乳女教師
Tsuka:作

■ 苦悩と戸惑い5

蜜液がトクトクとあふれて真知子の股間を汚している。
そして無意識に、もう片方の手が豊かなJカップの乳房を持て余しながらも、柔らかな乳肉に食い込んでいく。
とても手に収まらない爆乳を懸命に揉みこみ、さくらんぼのような乳首を摘みあげる。
乳首に触れただけで声が出た。
「あむ…! んくぅ…」
既に乳首は芯が通ってぽってり膨らんでいた。摘んだ乳首を親指と人差し指で優しくこねてみる。
その瞬間、乳首を起点に快感のハーモニーが全身を駆け巡る。
「あぁん…んくっ」
真知子は白くて豊満な身体を妖しく波打たせる。
(私って…、やっぱりおっぱいが凄く敏感なんだわ……)
脳がピンク色の官能に染まりつつあるなかで改めて自覚する爆乳女教師真知子。
(もうちょっと…もうちょっと強く……)
真知子は乳首を摘んでいる二本の指を、グリグリと強くつねった。
乳首に少し痛みが走った。
しかしそんな痛みなど一瞬にして消し去ってしまう程の強烈な快感が真知子をいっぺんに襲う。
「ああぁっ…! んあっ…!」
真知子は全身をガクガク震わせた。
ブルンッ、ブルルンッと101センチのJカップバストが上下に大きく揺れ動く。
同時に乳首から大量の母乳が上に向かってプシューッと飛沫をあげる。
さながら公園の噴水のように、幾つもの白いミルク液を天に向かって高々と飛ばす。
あまりの母乳の勢いで天井まで飛び散りそうだ。
(ああっ…! ミルクが…ミルクが飛んでいるわ……、牧野君だけにしか飲ませない大切なミルク…)
赤ん坊はそばに寝かせておいて、子供の発育の為にある乳房と乳首を、自分は快楽を追及する為に利用している。
本来は我が子に与えるべき筈の母乳が、自慰によって噴水のように飛び出る。
(私は恥ずべき行為をしているわ…! でも、今日だけ……今だけはこの快感に身を委ねていたいの……)
稚拙なはずの自慰は、もはや快感のスポットを知り尽くした技巧極まる自慰になっていた。
片方の指も継続して蜜壷を掻き分けている。さらに親指で肉の芽を捉えて擦るように愛撫する。
クリトリスを刺激すると身体全体に凄まじい快楽の稲光が走り渡る。
「ああっ! あんんっ…んくあっ!」
思わず腰がビクンビクンと浮き上がる。乳首と蜜壷の両方の快楽スイッチを攻めて、母乳はビュビュッと噴き上げ、ネットリした蜜液もドクドクと湧き出て肉裂を汚す。
中指と薬指がまるで男の肉棒の如く、真知子の膣内を行き来する。
くっちゃくっちゃ…ぐっちゅぐっちゅ…鄙猥な蜜音が聞こえてくる。もう、官能の到達点が直ぐそこに来ている。
(あぁっ…! 私…、イッちゃうの…自分だけでイッちゃう!)
「あああぁ…あんっん〜!」
真知子の身体がガクガクッと震えたかと思うと、ピーンッと全身が突っ張った。
オーガズムに達したのだ。官能の頂点に達した後も真知子は余韻に浸っていた。

暫くの後、自慰による甘美の世界から抜け出した真知子は、今までの自分の行為を思い出して一人で赤面した。
なにしろ自分の指でイッてしまったのだ。誰も見ていなかったのが、せめてもの救いだった。
いや、誰かの目の前では真知子が自慰などする筈がない。
下着は溢れ出た蜜液でグッショリ濡れて、陰毛も秘唇も丸見えになってしまい取り替えなければならなかった。
(まさか、こんな事になってしまうなんてね…、色魔じゃあるまいし…私って馬鹿みたい…)
真面目な真知子は自分を責めて夫や子供に申し訳なく思った。
ただ何年ぶりかの自慰で性的な不満を解消したのも事実だ。
(まぁ…、だけど自分が淫乱じゃないのは私自身が一番分かってるしね……)
その事は自分を納得させられるが、まだ気がかりな事が残っている。
(……………。)
依然として真知子は牧野が気になっていた。彼が真知子を性的な対象にしているのは間違いない。
過去のレイプ未遂という苦い経験もあり、真知子は下心見え見えで性欲丸出しの男達を避けてきた。
街中を歩いていても、彼女の101センチの揺れる特大バストは周りの男性達の目を引いてしまう。欲望が籠った視線をあからさまに向けられたり、中には言い添って来る男もいたが全て無視した。
いやらしい視線やギトギトした雰囲気が肌にまとわりつくようで、たまらない嫌悪感だった。

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