イジメはいけません
二次元世界の調教師:作

■ 4

 でももう1箇所のもっと強烈に疼く部分はどうしようもありません。私は授業中にまさかこんな事を自分がしてしまうとは信じられないと思いながら、超ミニスカの中に手を入れてしまいました。ところが舞華のはかせて来た「貞操帯」が邪魔になって、火を噴きそうにズキズキ疼いている部分には手を触れる事が出来ないのです。私はもうここが授業中の教室である事など頭から消え、必死で丈夫な黒革T字帯の股当て部分を押したり叩いたりしましたが、わずかな刺激しか得られず泣きたくなりました。でもそのわずかな刺激に集中して、ひどい欲情を我慢しようと覚悟したその時でした。

「それでは山崎さん」

 何と先生に当てられてしまいました。隣の子が、当たったよ山崎さん、と机に伏せていた私を起こし、当たった所を教えてくれました。その問題を黒板まで出て解かないといけないようです。当たったのは私だけでなく、他の子達はどんどん前に出て答を書き始めています。私も慌てて黒板に向かうよりありませんでした。

 いざ黒板の前の一段高い教壇に立つと、みんなの視線が嫌らしい超ミニのお尻と大胆に露出した脚に集中するような気がして、私は穴があったら入りたいような羞恥を覚え脚がガクガクと慄えました。しかも見えてしまいそうなミニの下には黒革のT字帯が股間にピッチリと喰い込み、えっちなTバック状態なのです。少しでもスカートの下が覗けたら、ノーパンに見えてしまうかも知れません。

 私はスカートの中がカーッとますます熱く淫らに疼くのを感じ、早く問題を解いてその場を逃げ出したい一心で黒板の問題を見つめます。先生は優しい人で、出来そうな問題しか当てないので、みんなスラスラと解いてホッとしたように、下がって行きます。私の問題も、いつもならすぐに出来る筈でしたが、頭が全然回らずチョークを持つ手も慄えてしまい、なかなか出来ません。ふと見ると最後に残ったのは、落ちこぼれの石田さんと私だけでした。でも数学はからきしの石田さんも何とか問題を解き終え、私の方に(ごめんなさい)とでも言いたげな悲しい視線を送ると、下がってしまいました。

 遂に1人だけになり皆の視線を一身に浴びてしまう羽目になった私は、次第に頭が危険なトリップしているような状態になり、タンタン、とチョークで書いている数字も怪しくなって来ました。もう誰の目にも私が変調を来している事は明らかだったに違いありません。その時恐ろしく甘美な矢に股間を貫かれた私は、チョークをポトリと取り落とすとウウッと下腹部を抑えてしゃがみ込んでしまいました。

「山崎さん!
 大丈夫ですか?」

 先生が心配して掛けてくれた声が異世界からのもののように聞こえました。黒革T字帯の股当て部の刺激イボがジーッとバイブしてくれる凄まじい快感で、私はみんなに見られながら次々に素晴らしいアクメに昇り詰めていたのです。気が付くと感激のあまり私は失禁して、太股が冷たくなり教壇に水たまりを作っていました。

(ああ、こんな……
 もう、死んでしまいたい……)

 舞華達が、私の具合が悪そうだから保健室に連れて行く、とか何とか言って教室から私を連れ出したようですが、よく覚えていないのです。気が付くと私は又3人組にトイレの個室の中に連れ込まれていました。

「リモコンバイブの味はどうだった、変態智子ちゃん。
 もっとイジメて欲しい?」

 フラフラになりながら、コクリとうなずいてしまう私。

「きゃあ、イヤラシイ〜」

「マジで変態だよ、この子……」

 夏記や文に罵倒されても、私は(変態なんだ)と納得してしまっています。

「オッパイもブルブルして欲しいだろ?」

「うん……」

 キャハハ〜と嘲笑った夏記と文が、私のノーブラの乳首に小さな青い円筒型が密着するようにテープで貼って来ました。そしてそれに付いたコードは私の首に掛けられ、2本が繋がったコントローラーは背中に貼られます。

「ほう〜ら、試運転だ」

「うああ〜っっ!!」

 途端に目が眩むような心地良いバイブレーションに襲われた私は大声を張り上げ、思わず胸元に潜らせようとした手を夏記と文に取り押さえられました。

「何がしたいんだ!
 オラ、ハッキリ言ってみな!」

「ああ……
 む、胸を揉みたいんです……」

「きゃあ、えっちい〜」

「学級委員さんはど変態〜」

「なら、こう言いな、エロエロの智子さん……」

 私は舞華に耳元で囁かれた言葉を口にして、自分の中の何かが変わってしまうのを感じていました。

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