セレブ欲情調教
影山有在義:作

■ 夫4

 のり佳は小屋の壁に背を凭せ掛け 立たされていた。
相変わらずバイブが一定の低い音をたて、のり佳を責め続けていた。

「さあ、バイブを抜いてやろうかの」
源蔵は、ロングスカートをたくし上げ、あたまに被る格好になった。
脱落防止バンドを外し、バイブを抜くと、ドロリと愛液が流れ出てきた。

「おおっ、もったいない」
源蔵は、ズルズルと音をたてて、のり佳の体液を啜った。そのまま、舌と指でバギナをいじくりまわし始めた。

「ああ、またぁ、もう、だめえぇ!」
のり佳は、壁につけた背を上下した。

最初は、自分の頭を掻き毟っていた両手は、スカートの中で蠢く源蔵の頭を掴んでいた。
肉欲が高まるにつれ、腰が下りてゆき、ついには、床に寝そべった。

「さあ、いよいよ、本番じゃ。うれしいであろう。どうじゃ、使用人に犯される気分は」
「ああっ、私ったら…。どうなってしまったの」
「この時ばかりは、お前は、使用人の性奴となるのじゃ。源蔵さまと呼ぶのじゃ」
「…源蔵様。私を…。してください…」
「よいであろう。いっぱい泣かしてくれるわ、ひっひっひっ!」

源蔵のいきり立ちが、濡れそぼった肉割れに当てられた。
ゆっくりと押しこまれる肉こん棒を拒否するかのように口をすぼめたヒダ達は、一度咥えると呑みこむようにスムーズに包み込んで行った。

源蔵が、ブラウスの胸のボタンを外すとブラしか付けていない胸があらわれた。ブラを下から引き上げると見事な乳房が、ぶるんと弾み出た。
両手で強く鷲掴みにすると、指の間からコリコリとした乳首が苦しげに飛び出した。
指の跡がつくのではないかと思われるほど強く掴むと、のり佳は、苦しげな表情をした。
差込きった腰をゆっくりと回し下腹部を攪拌し、なじませる。
やがてヒダは、白濁した淫汁を滲ませていった。
乳房が押しつぶされ、掴まれる蹂躙感と肉欲の相乗効果で のり佳はマゾ地獄へ一気に落ちていった。
久しぶりに 入れこまされて意識が遠のいていった。

 気がつくとのり佳は作業台に上半身をついた格好で、尻を突き出す形でいた。
何時の間にか口には、布のような物が詰められ口をタオルで猿轡にされていた。
「あまりに大きなはしたない声を出すので、旦那様に気がつかれては、と思ってな」
のり佳の目の前のこ窓の先には、夫がロッキングチェアで居眠りしていた。

 ぶぶぶっ

低いモーター音がした途端、アヌスに刺激が走り、ビクリ、と飛び上がった。
源蔵の手で尻の肉を掴まれ、こじ開けられたアヌスにローターが捻じ込まれたのだ。

「ここも久しぶりであろう。味わうがよい」
スカートの中で股ぐらに屈みこんだ源蔵の舌が犬の様にバギナ全体を舐め上げはじめた。
暫らくピタピタと舐め、時々鋭く尖らせた舌先でクリを弾いた。
 深い快感に再び覆われ、ああ、と重く声を洩らした。
股間に頭をつけ、源蔵は下から尻を掴ん揉みしだいた。

やがて背後に立った源蔵は後ろから貫いた。
乳房を搾りあげ、尖った乳首を指の腹で転がした。
突き上げる快感に溺れながらのり佳は、夫の方を見る形になった。
さすがに堪えられないのか、のり佳は、下を向いた。それを察して源蔵は強く突き上げながら言った。
「旦那様を見ながら犯される気分はどうじゃ。旦那様をしっかりと見るのじゃ」
 のり佳は、その言葉に従われず、前方を見ずに顔を作業台に擦りつける様にもだえている。
「言うことを聞かねばこうじゃ」
源蔵は、コリコリと固く尖った乳首を強く摘んだ。

 うぐぐっ!

くぐもった声を洩らし、のり佳は、ゆっくりと 前を見た。
正樹は妻が使用人にすぐ近くで犯されているともしたずにうたた寝している。
夫の手がロッキングチェアからだらりと垂れた。

“ごめんなさい、あなた。私こんな、こんな、ああぁっ。あなたのいる前でこんなにされて。ああっ。ふしだらな女にされて。でも、でも、いいっ!”

「源蔵のち*ぽは、たまらんであろう。最初は、あんなに嫌がっていたのにのう。今では、病み付きじゃ。そうであろうが!」

“たまらないわ、あたまがぐちゃぐちゃよ。ああ、もっと、もっと、あああっ!”

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