スイーツ・クラブの密かな楽しみ
RYOU.N:作

■ 1

「りょう様いらっしゃい! ありがとうございます。来てくれて。」
 ゆうちゃん満面の笑みで僕を迎えてくれる。先日成り行きでエッチをしてしまった10以上も年下のかわいい娘。
 今は部署がはなれてしまったが、元同じ職場の後輩。普通だったら僕のようなおじさんなんか相手もしてくれないだろう年頃だが、ゲームや音楽の趣味がなぜかよく合い、職場が離れててからは逆に対等な感じで付き合っていた。
 「りょう様」というのはゲーム上の僕のハンドルネームであるRYOUが由来となっている。「様」と呼ばれるほど偉くはないが、一応先輩なので立ててくれているようだ。ゆうちゃんはとても元気でかわいい子だ。もしかして、ファザコンの気もあるのかもしれない。
『私はブスだから。』
というのが口癖だが、決してそんなことは無い。美人とはいえないのかもしれないが、小柄で笑顔がすてきな娘だ。しかもけっこう巨乳だし……。

「あ、いや。こちらこそありがとう。」
 何かちょっと気恥ずかしく、どぎまぎしてしまうが、ゆうちゃんはあくまでも明るい。
「今日は翔子さんも来ますよ〜 3人でいっぱい楽しんじゃいましょう。」
「えっ、ああ、そうだったね……。でも大丈夫なの翔子さん?3人で楽しもうって言っても、あの人すごく真面目な人だし……。」
 翔子さんという女の子?いや20台後半だから『子』といったら失礼だが、コンタクトの調子が悪いときに時々かけるめがねが似合うスレンダーな知的美人だ。ゆうちゃんと同じく元同僚で、今は別の支社で働いている。ゆうちゃんと同じくマニアックなゲームや音楽の趣味はよく合う。
「大丈夫ですよ〜。一昨日二人でした、チャットのログを見ればわかると思うから……。」
そういいいながらテーブルの上のPCを起動し、チャットのログを表示した。いつも3人でプレイしているオンラインゲームのチャットだ。

≪ああ、彼欲しいな〜≫
≪ゆうちゃんまだ若いものね。私はもう彼はいいや……。≫
≪え〜、翔子さん美人なのにもったいない。≫
≪いいの、もうすぐ三十路だし…。もうひとりで生きていくの…。≫
≪でも、セフレは欲しいですよね^^≫
≪へ? ゆうちゃんなんてこと言うの…。≫
≪でも欲しいでしょ?≫
≪まあ、欲しいといえば欲しい……。≫
≪そうですよね。翔子さん上品な外見に似合わず、変態どMですものね。≫
≪キャー!! 何てこと言うの。まあ、否定はできないけど……。ゆうちゃんだって人の事言えないでしょ。≫
≪はいー。どMじゃ無いけど、ど変態でーす^^≫
≪www≫
≪りょう様とかどうですか?セフレに?≫
≪えええええ!!! 何それ!! それは、まあ、理想的だけど…。りょう様そんなことしそうに無いよね……。≫
≪えへ、実はりょう様に……。してもらっちゃいました〜!≫
≪ええええ〜!!!!! マジ?≫
≪はーい≫
≪何で?何で?≫
≪りょう様スカイプやってるっていうから、ためしにちょっとお話してみましょう。て、ことになって……。≫
≪うんうん……。≫
≪最初は、普通に話してたんだけど……。なんか私のパンツがチラチラ見えちゃってたみたいで……。≫
≪なにー!≫
≪で、それをきっかけになんかエッチな話になっちゃって…。私も調子に乗って…≫
≪ふむふむ≫
≪足広げて、がばっとパンツを見せちゃいました。≫
≪ぅわ〜!≫
≪そしたらりょう様我慢できなくなっちゃったみたいで、そのまま車を飛ばして私の家に来ちゃったんです。≫
≪えっと……。どうだった?≫
≪すごかったです〜。4回も逝かされちゃいました……。≫
≪!!!! 何それー! ゆうちゃん元カレとしてるときも逝ったり、逝かなかったりって言ってたよね。≫
≪はいー。あの人は、チョコチョコっとおっぱいとアソコいじって、やっと濡れてきたかな?と思ったら、そのまま即そーにゅーで、勝手に逝っちゃうから……。それに比べてりょう様は……。≫
≪どうだった??≫
≪後ろから抱っこしてくれて、いっぱいキスしてくれたり、耳たぶかじかじしながら、Tシャツをめくりあげられちゃってノーブラのおっぱいを……。そのときもすぐに掴むんしゃないくて、指先をおっぱい全体にすべらすようにしてくれて……。でも、なかなか乳首触ってくれなくて、でも時々手のひらが、シュンて乳首をかすめていくとすごい感じちゃって……。自分から『乳首触って〜』ってお願いしちゃいました。≫

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