闇サイト
ならず者:作

■ 2

『本当に誘拐を… とすると…』と頭の中に…

その時 メールが……

『お客さま 今 拉致に成功致しました 指定の場所は下記の通りです 時間厳守です
黒色のナンバー99−99の車をご用意しております。
鍵も付けてますのでナビゲーション通り監禁場所までおいで下さい。
なお監禁期間は二日間です。その期間 存分にお楽しみ下さい お待ち致しております』と書き込まれてる

男はもう自我の欲望だけが頭を駆け巡り 制御出来なくなっていた。
何の迷いも無く 指定された場所に足を運ぶ。
確かに黒塗りの車99−99の車が……鍵も付いている。
すかさず乗り込みナビゲーションに従い車を走らす。
胸の高まりと股間の興奮を抑えつつ…
ある田舎町の山里の別荘らしき場所に到着した。 そこで携帯電話が鳴る……車に備え付けてあったのだ。
着信表示は『お客さまへ』だ… 恐る恐る電話に出る。

『もしもし…』

初めて聞く女の声で……

『お客さま ご利用頂きありがとうございます。ご注文の品 この別荘の中にご用意致しました。
期間内で有れば何をなさっても構いません プレイに必要な道具は総て揃っていますので ご自由にお使い下さい。
では二日後の夜の七時に元の待ち合わせ場所まで車でお帰りください』と淡々と…

男は一言……

『大丈夫ですか?捕まりは?』と…

『ご心配ありません後は責任をもって私どもが対処致します』

『え? 対処って?』

『対処とは後のケアーでございます。当運営において沢山の政治家や警察上層部の方々が関係致しております。
告訴などの行動をとられた場合には即座に対応出来る手はずになっています。
なお当スタッフの調査により徳子さまの弱みも握ってますのでご心配なく。』

『え…?? 政治家?? お忍びで…こんな事してるんかよ…』と心の中で……

その言葉を聞いて安心した…… 
すると…女が付け加えるように……

『必ず覆面はして下さい顔がわれると保障しかねますので』

『ハイ』と一言伝えると電話を切った……


車を下り別荘の中に……玄関に入った足元に……手紙が……

『(商品)…藤田 徳子 42歳 (プレイ内容)…強姦・緊縛 (期間)…2日間
(絶対事項)…ビデオ撮影 (無料オプション)…医薬会社による新型母乳促進剤の臨床実験。
上記の項目の内容で間違いなければ 署名お願いいたします。』

徳子の車の中で横たわる写真も添えてあった…
契約書ってやつだ……

『無料の……促進剤?? へへへ…面白そうだな…』

高まる気持ちを抑え…サインする……
広い玄関ホール奥すぐの部屋の中には色々な責め道具が…
何処に徳子が? と思いつつ片手に縄を持ち覆面をし部屋の扉をひとつまたひとつと開けて行く作業に…
ある部屋の扉を開けた……
そこは……うす暗く……部屋の真ん中に60センチ角ほどの柱が見えた……

『なんだ?? 変な部屋だな??』

と思いつつ部屋の灯りのスイッチを入れる
その瞬間……俺の視野にはハッキリと徳子の姿が映った。
その姿とは想像していた以上の淫らな姿 柱に両手を上に綺麗に無駄毛処理された両ワキも現わに高手小手に縛られている。
衣服は既に脱がされ下着姿 薄ブルーのブラジャーにパンティーそして薄グレーのパンスト姿。
口にはガムテープ 左足は膝と足首を柱に縛られ右足は膝から縄が掛けられ釣り上げられたうえに柱にきつく固定されている。
腹のあたりから柱に縄が掛けられ 両腕のヒジ辺りからも縄が柱に向けて掛けられている。
完全に動きを封じている……当然……徳子の意識は無い…………
いい匂いの香水を漂わせた徳子………今……男の目の前に哀れな姿で………
平凡に幸せに暮らして来ただろうと誰もが思う程の…綺麗な……徳子が……
淫らな姿で目の前に…………

心の中で……

『さぁ〜 徳子……タップリと楽しもうぜ……2日間……』と叫ぶ……

鬼畜に満ちた……祭典の始まりである………

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊